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2009年12月 8日

平成21年第4回定例会 (第5号12月 8日)

 先輩議員の厳しい指摘の後なので、私の質問が優しく感じるかもしれませんけれども、私も眠気を起こさせないようにしっかりと質問をしていきたいというふうに思っているところでございますので、よろしくお願いします。
 今議会でもイズミ問題に関しましては、先輩議員河野議員さんから厳しい御指摘がございました。重複する部分は、避けたいというふうに思っております。
 まず、ゆめタウンがオープンをいたしまして、丸2年が今経過をしております。2年を経過しての売り上げとその売り上げの見込みですね、それから雇用面については、目標というか、これぐらいの正規職員、パート、アルバイトというような数値も具体的に出されておりましたが、このパート、アルバイト、正規雇用ということに関しまして、若干私が聞いたのは、ちょっと余り働かせてくれない、1日行っても二、三時間で帰れと言われるので、なかなか家計の助けにならないのだというようなことも、若干お聞きをしたものですから、そのパート、アルバイトの方を中心とした雇用の面、この2点、売り上げと雇用の面について、今どのように推移をしているか、まず御答弁ください。

○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。
まず、売り上げでございます。当初目標でございますが、120億に対しまして、オープン1年目95億円ということになってございます。今期は、約3%の減で92億円程度になるのではないかというふうに、ゆめタウン別府店の方から聞き取りをいたしてございます。
また、雇用面では、オープン当初は正規社員52名、株式会社イズミの雇用のパート、アルバイト238名、テナント従業員706名、合計で996名の皆さんでしたけれども、本年11月末、先月末現在で正規社員が36名、イズミ直接雇用のパート、アルバイトさんが154名、テナント従業員が834名、計1,024名、こういうふうに推移をしているということでございます。
今、議員さんが、二、三時間しか働けないという事態ということで、実際、ちょっと前になると思うのですが、かなり売り上げが落ち込んだときに、イズミ側は雇用を確保したいということで、要するに離職させずに時間を少し制限をした時期がございました。現在は、平均として1日当たりお一人でパート、アルバイトが5.5時間というふうに別府店の店長の方からはお聞きしてございます。

○7番(長野恭紘君) 今期の売り上げが3%さらに減ということで92億円ということで、当初120億という数値を出していたところから比べたら約30億円減ということで、これは非常に厳しい経営を強いられているなというふうに思っております。これは、今言
われた数字は別にして、周りのいわゆるスーパーとかデパートの方から、これはうわさでしかないのですけれども、話を伺うところによると、「うちのところがこれぐらい食われているので、70億から80億ぐらいしかないと思うけれどもな」というようなことも聞
いておりますが、それはそれとして、数値上は92億ということでございます。
それで、ちょっと驚いたのは、30億売り上げが減っている中で、正規職員が52名から36名と16名減っている。これは本当に厳しい数字だなというふうに思っておりますけれども、イズミ雇用の直接雇用のパート、アルバイトさんが238名から154名、8
4名減。そのかわりテナントの雇用のパート、アルバイトさんが706名から834名ということで128名ふえて、トータルで28名雇用がふえているということなので、どういうふうに理解をすればいいのか。売り上げは30億円減って、パート、アルバイトはふ
えた。二、三時間しか働かずにワークシェアリングをしながらやってきたのが、今5.5時間ずつ働けているという、何かこう矛盾したようなことが数字で出ているので、これは当然まだ今期が終わってないというか、ことしが終わっていませんので、また来年3月になったら、詳しくは聞かなくても、ちょっといろいろとまた質疑もしてみないと、ちょっと数字的におかしいのかなというようなところもございますけれども、それはさて置いて、続きましては来店客数について。
当初800万人ということで予定をしておりました。オープン1年目では13%の減ということで700万人というふうにお聞きをいたしました。問題は商圏、いわゆるどこからお客さんが来たかというところなのでありますけれども、当初は大分それから日出、湯
布院、日田、玖珠地域からもお客さんが相当数見えるということで800万人という数値があったように思っておりましたけれども、イズミ側は、市内と市外の大体の割合というか、どの程度の割合で来ているのかというその把握はしているのでしょうか。当局もその把握ができているのかどうか、御答弁ください。

○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。
市外、市内の区分につきましては、ゆめカードというカードを発行していまして、その利用状況で登録住所から区分がされてございます。イズミ側にお聞きしますと、消費者の構成ですが、別府市内が72.4%、別府市外が27.6%となってございます。市外の構成でございます。大分市が9.0%、日出町が5.2%、杵築市・国東が6.4%、由布市が1.3%、そのほか県北地域で2.9%、また日田市、それから県南地域で2.8%となっているというふうにお聞きします。これを見ますと、県内全域にわたってございまして、当初計画に近い数値なのかなというふうには認識をしております。

○7番(長野恭紘君) 700万人の内訳のうちで市内が72.4%、残りの27.6%が市外からということだと思います。この数値は、あり得る数値かなというふうに思っておりますので、これはこの数値を置いて次にいきたいと思いますが、この誘致による経済効果についてお尋ねをしたいと思います。
6月の議会で泉議員さん、先輩議員さんが、日本総合研究所に市が委託をして積算をしました、企業誘致による経済波及効果報告書というものの予測数値をもとに質問をされました。そこで建設と施設運営の経済波及効果の簡易予測について答弁をいただいたものというふうに私も理解をしておりますけれども、それに伴うほかの地元商店街等にも非常に経済効果があるのだというふうに、当初イズミ側は言っていたと思っておりますし、今議会でも歩道橋ですかね、あの件も出ましたけれども、いわゆる地元の商店街、地元の零細企業に対しての経済波及効果というものが、その後一体どうなっているのかということの把握はいかがでしょうか。

○商工課長(永井正之君) お答えをさせていただきます。
6月議会では26番議員さんの厳しい指摘を受けながら答弁をさせていただきましたけれども、あくまでもこれは簡易予測の推計値でございます。正式には今後の各統計等を見ないと、なかなか正式な経済効果というのは出せませんけれども、建設の地元への経済波及効果ということで19億4,000万円、それから施設運営費の波及効果として年間26億円程度が、経済波及効果として推計されるものというふうに答弁をさせていただいています。また、消費の増加・減少、これはいろいろあろうかなということで、現在いろいろな方法で何とか取得をしたいな、数字的な取得をしたいなというふうに努めておりますけれども、やはりどうしても大分県の買物動向調査また商業統計、こういうものが出ないと正式な数字はつかめないのかなというふうに思ってございます。

○7番(長野恭紘君) 目に見えるものとしては、別府市に直接入る賃貸料、それから固定資産というものが、年間合わせて1億5,000万円ということで、これは当初から変わっていないというふうに思います。それで、今、課長が言われた年間26億円の施設運営費での波及効果があるということですけれども、数値的にはこうなるのかなというふうに思っておりますけれども、では具体的にどういう業種のどういう方が、この26億円の経済波及効果を受けているのかということになると、私はちょっとこれでうちのところは潤ったのだというようなところを、正直聞いたことがありません。ということで、非常にこの数値を、数値上は出るのだけれども、では一体本当に数値が事実その地域に落ちているかということになると、これはまた本当のところの数字というのは、恐らく違うものになるのだろうというふうに思っています。
というのも、私は今ここに商工会議所が毎年行っている、上と下に分けて行っている企業景況調査報告書、これが、市長、ここにあるのですけれども、これによると、別府市内の商工会議所会員企業2,243社に回答を求めて、回収は535社、回収率としては23.9%。非常に低いのですけれども、ただ低いといっても、前回、前々回に比べて回収率は上がっております。この中でDI値というのがありまして、このDI値というのは、増加好転などの回答から、いわゆる減少悪化と答えたところを差し引いた、いわゆるいいところから悪いところを差し引いたときに出る値、これをDI値というのですけれども、これを見てみますと、19年度の上期、いわゆるイズミがまだオープンをしてないときですね、その年の1月から6月までの景況調査、DI値を見たときにマイナス7.6%というのが、これが総合です。非製造業でいいますと、製造業でマイナス27.8%というかポイントですね。非製造業ではマイナス5ポイント。それが、ことしの上期1月から6月になりますと、何と何と総合でマイナス58.1ポイント。ちょうど先ほど言った2年前の上期と比べて50.5ポイントのマイナス、つまり景気はより悪くなったという人が50.5ポイントもふえているという、これが現状です。製造業では、19年の上期マイナス27.8ポイントに比較してマイナス59.2ポイント、31.4ポイントのマイナス。
それから非製造業では、19年上期マイナス5ポイント、それに比べて21年上期ではマイナス58ポイント、比較してマイナス53ポイントということになっております。
加えて、これで中心市街地だけの統計も出ておりまして、21年の上期、今期では総合でDI値でマイナス61.9ポイントということで、非常に厳しいこの市内、それから中心市街地の現状というものが、私は見えるのだというふうに思っておりますが、本当にこの現状を考えたときに、イズミ誘致というものが一体何をもたらしているか。先ほど課長が言われたように、イズミ誘致だけではなくて当然いろいろな要因もあるでしょう。これだけ景気が冷え込んでいろいろな経済危機というものがありましたので、一概には言えませんけれども、このイズミ効果は一体、現状としてどういう効果をもたらしているかということを、担当課としてはどのように把握をしておられるのか。

○商工課長(永井正之君) お答えいたします。
今るる御説明がございましたように、景況調査では大変厳しい現実というのが浮き彫りになってございます。すべての業種で、大幅に厳しさがあらわれてございます。その要因はいろいろあるのかなと思いますが、一番大きな要因としては、100年に1度と言われるこの景気の低迷。それから市内、これはイズミ誘致だけではないのですが、市内に大型店がどんどん進出をしてございます。また、これは経済産業省の方は、大型店の売り上げというのは、今どんどん落ち込んでいるのですけれども、一つは上がっている分がある。
これはコンビニなのですね。コンビニというのは、かなり既存の商店に影響が出ているということで、コンビニの数々の進出が現在ございます。そういったもろもろが原因ではないかなというふうに推測されます。特に中心市街地の小売店について、議員さんからも御説明がありましたけれども、私も時間の許す範囲で調査を、聞き取り調査を行ってございます。大変厳しいという状況は感じてございます。この不景気、中心市街地活性化を一方で図らなくてはいけないこの時期に、大変不景気というのは、大きな影響が出ているのかなというふうに、直接肌で感じているのが現状でございます。

○7番(長野恭紘君) 先ほども私が数値でお示しをいたしましたように、この別府市全体の景況も非常に落ちている。中心市街地はもとより非常に厳しい状況にあるということは、これはもう担当課としても把握をされていることと思います。
私は、担当課は違いますけれども、都市政策課で都市計画審議会の委員を務めたこともありますので、イズミ誘致は、これは市長の政治決断で行われてやったことですから、これは、私はもう言う気はありませんけれども、その後に課長が言われたように、中山別荘の跡にああやって大型の複合商業施設ができ、それからダイレックスが鉄輪にできましたですね。それからトライアル。私は、このトライアルが別府市の経済というか、小売業の方々を一番苦しめているという、結果としてですよ、悪というわけではありませんが、結果として苦しめている現状になっているのかなというふうに思っておりますし、それからスーパードラッグ、そして課長が言われたようにコンビニ。コンビニというのは、ものすごく今出店ラッシュですね。私の知り合いにコンビニ経営者がおりますけれども、ただコンビニの経営もやっぱり決して楽ではない。伸びてはいますけれども、進出してくるけれども、閉店していくところも実は結構目にするのですね。だから、コンビニの業界も全体としてはふえているけれども、出店と閉店を繰り返しながら徐々に伸びていっているというような状況なのかなというふうに思っています。
別府市全体を網かけするような、これは主に景観ですけれども、景観条例ができました。
それで、それに合わせて鉄輪が今度地区指定で、今建物の規制というものがかけられておりますね。そういった予測をされるような、ある程度建てられそうな場所に、あらかじめ別府市は、これからそういった規制を都市計画法上でかけていくべきではないかなというふうに、ずっと過去の議会でも私は質問をしてまいりました。弱肉強食、強いものが生き残る競争原理というものは、これはある程度までは許されるのだと思います。ただ、ここに来たら、やはり今まで一生懸命頑張って働いて別府市で頑張っていただいた企業の方々、零細企業の方々を守ってあげないといけないのだと私は思っているのです。というのも、やっぱり競争原理、弱肉強食のなれの果てが、今のこの別府市の現状なのですね。いろいろな要因はあるにしても、大型店の進出というものがもう何というか、どんどん進んでいったということの原因というのは、私は大分県にも当然あるかと思いますが、この別府市にもやっぱり原因はあるのかなというふうに思っておりますので、今後ぜひ都市政策課と協議の上でこういった規制、何らかの規制、緩やかな規制が今かかっていますが、地区指定をするなり何なり、そういった規制というものもまた考えていっていただかなくてはいけないのかなというふうに思っておりますので、これは答弁いただきませんが、ぜひ考えていただきたいなというふうに思っております。

○議長(野口哲男君) 休憩いたします。
午後3時01分休憩
午後3時17分再開
○議長(野口哲男君) 再開いたします。

○7番(長野恭紘君) それでは、先ほどの続きから。その前に、先ほどの乙咩議員の質問の中で、市長にスマイルバッジがないということだったのですけれども、名札の中に入っているようで、名誉のために申し上げておきたいと思います。先ほど私もちょっと触れましたけれども、シネコンや美術館、それから歩道橋について、これはもうあえて、先輩議員さんからのお答えで先日ございましたので、私は触れることはいたしませんが、ただ、これは努力目標ではなく約束事項ということは、もうこれは今さら言う必要もないことだと思います。当初、私も市長選挙のもう一人の候補者でありましたので、一番こたえたなというのは、やっぱり会長の奥様のふるさとなのですかね、別府が。だから採算度外視でやる、どんなマイナスを打ってでも地域貢献のためにやるのだ
ということで、この2期計画を会長、社長ともに言われていたという記憶がございます。
100年に1度のこの不況の中で非常に経営が、会社全体として収益がマイナスに転じるというような状況が起こっているのかもしれませんけれども、一番初めは、やはり心意気はマイナスでもやるのだ、地域貢献のつもりでやるのだと言っていたその気持ちからすると、随分後退をしたなというふうに言わざるを得ません。
しかしながら、私は、浜田市長が、どんなことがあってもやるのだ、これは約束を守ってもらうのだということをお聞きして、少し安心をいたしました。というのも、本当は今ごろできていなければ、市長、これはいけないのですけれども、先輩議員さんの言葉が私は悪いというわけではありませんが、やっぱりあの市長選挙の重みを考えたときに、では、これができないからかわりのものをつくってくれというようなものではないというふうに、私は思っています。シネコンや歩道橋や美術館ができないのならば、ではかわりにこれをくれというのは、これは仮に市長がもう任期を終えられて市長という職を全うされた後に、その次の市長さんがもしかしたらする言葉なのかもしれませんが、市長さんが、浜田市長が市長でいるうちは、これは絶対に言ってはいけないということだと私は思っています。
ですから、市長、これは簡単に乗っていい話、乗って悪い話というのが、私自身も当事者として思いがありますので、絶対に任期中には必ず、もうここまで来ておくれてしまっておりますけれども、つくる、つくらせるという思いを強く持っていただきたい。今のと
ころは市長は持っていただいているように私は思っておりますので、これ以上言いませんけれども、その思いだけは絶対に捨てないようにしていただきたいということを、もうこれは御答弁をいただく予定ではありませんでしたが、市長、もしそのことで何かありましたら、一言いただきたいと思いますが、どうでしょうか。
○市長(浜田博君) お答えいたします。

当時の戦いがよみがえってまいりました。私の思いは、今あなたが言われたとおりに、会長の奥さんのふるさと別府のために採算を度外視してでも約束を守りますという、本当にその言葉を信じてきました。それだけにここ、できないという今の状況については、本当に市民の皆さんに対して御迷惑をかけているなという部分は感じております。
しかし、さきの25番議員にもお答えをいたしましたが、現状においては、今あなたが指摘したとおり、私の方からもうつくらんでいいですよという言葉を投げかけることはできない。そういう思いで、今イズミとしてはずっと交渉する中で、歩道橋とシネコンにつ
いては、その方針には変わりがないという現状の確認もしっかりいただいております。
ただ、経済情勢がこういう状況にあれば、イズミも株式会社でございます。その中で会長、社長の思いがそのまま通らない。大きな投資については、やはり株主のいわゆる了解といいますか、ゴーサインがどうしても出ないということをずっと聞いております。そういう思いもよくわかりますし、こういう100年に1度という不景気の中では、こういう経済情勢の中ではいたし方ない部分もあるのかなという思いは、私も持っております。
しかし、昨年の6月には、それは変わってないのだよという気持ちをあらわすためにも、イズミ側において商工会館跡地にちゃんとシネコン、そして歩道橋をつくる構想図、基本構想図もきちっと別府市にいただいております。それを中心にずっと交渉してきたわけでございますが、今、経済情勢がこのように変化したことによって遅延をしているという状況でございますので、ただ、年明けに大きな決断をといったのは、一応約束をしていただいたことを守ってないということについては、私なりにその猶予を与えるかどうかという、この決断なのですね。もう私がやめた後でもいいからつくりなさいという、突っ張っていくのか、それとも市民が今期待しているものは何なのか。そういったものをしっかり向こう側の出方を見たい。その中で政治決断の時期が来るだろうというふうに思っております。

○7番(長野恭紘君) もうこれ以上は、私も何も申し上げません。もう市長の言葉を信じて、私もバックアップをしていきたいと思いますので、任期中にぜひつくっていただきたい。つくる努力を最大限、当然ですが、していただきたいということを申し上げて、次
の質問に入ります。
続きまして、高校再編計画について質問をしていきたいというふうに思っておりますが、これは私もさきの議会で昨年、ちょうど1年前の議会でございますけれども、取り上げさせていただきました。それで、その後、高校再編計画について県との協議はどのようになっているのか、まず御答弁ください。

○別府商業高校事務長(廣石喜伴君) お答えいたします。
別府商業高校の県立移管要請書は、平成20年7月11日に市長より県知事に、また同年7月15日に別府市教育長より県教育長に提出して、これまで8回の協議をしてまいりました。その中で、県より県立学校後期再編計画詳細について説明を受け、別府商業高校の県立移管に対する県が示す条件に対して市が示した修正案を提示し、協議継続中でございます。

○7番(長野恭紘君) 協議中ということで具体的な中身が、その中身を聞きたかったのですけれども、それではちょっとなかなか、今どういうふうな話し合いが持たれているかということがよくわかりませんが、私も県との話し合いを何回か経験がございますけれども、今は言えないこともあるでしょうし、なかなか話が進まないということもあるのだと思います。ことに別府商業の問題がありますから、別府市としては非常に弱い立場なのだということも理解をさせていただいております。
内容の話はまた後に置いておきまして、先般の議会で御手洗学校教育課参事、今、課長が、1年でも2年でもいいから県立別府商業高校にしたいというようなことをおっしゃったという記憶があるのですが、その1年でも2年でも県立別府商業高校として県にもらってもらいたいという意図は、どのようなものなのでしょうか。その点についてお答えください。

○別府商業高校事務長(廣石喜伴君) お答えいたします。
県教委は、後期再編整備計画の中で別府地区の県立青山高校、県立羽室台高校、市立別府商業高校の3校を統合し、新設校を段階的に進めることから、市立別府商業高校は平成27年度、新1年生の募集を停止し、平成29年3月までの間、別府市立の高校として存続するような計画です。この計画では、平成27年度から現在の県立2校と市立1校と新設校が同居することになり、現存地に別府商業高校の2年、3年生、県立青山高校2、3年生とが混在する状況が生まれ、生徒の不安など混乱が生じたり煩雑な学校運営を余儀なくされたりすることが考えられます。
そこで、市教委としましては、別府商業高校を段階的でなく一括して県立移管して、統合校へ移行していくことをお願いしているところでございます。

○7番(長野恭紘君) 別商を含めて3校を統合した場合に、例えば羽室台高校、青山高校、別商という、それぞれの3校を残した上で、新設校が青山高校に一応できるという形になるのですよね。その中で別府商業の件でいうと、新1年生は新しい学校の1年生として別商の中に入るけれども、2年生、3年生は市立別府商業のままで残るから、その2年生、3年生も一度県立に、県立の生徒として受け取って、県立の卒業生として送り出したいという、こういう解釈でよろしいのでしょうか。

○別府商業高校事務長(廣石喜伴君) お答えいたします。
そのとおりでございます。

○7番(長野恭紘君) はい。私もそういうことなのかなと思いながら御答弁を聞いておりましたけれども、根本的にはやはり3校統合という案が軸に進められているのだろうなというふうな状況、これもまた、内容については後で述べたいと思っております。
それでは、市内の直近の平成21年3月における中学校3年生の市内及び市外へのいわゆる進学先の現状、これはどうなっておりますか。

○別府商業高校事務長(廣石喜伴君) お答えいたします。
平成21年3月の別府市内中学校卒業後の進路状況ですが、高等学校進学者が971名、専修学校など進学者が2名、就職者が6名、その他6名でございます。
次に、高等学校等進学者の進学先の状況ですけれども、市内公立・市立への進学者は971名中739名で、全体の約75%です。約25%が市外へ進学している状況でございます。別府市内の内訳ですけれども、公立高校へは進学者の約60%、市内の私立への進学者の約15%でございます。

○7番(長野恭紘君) 971名が高等学校に進む。その中で739名、全体の75%が市内の公立・私立への進学者、それから約25%、232名ということになるのですかね、残りの232名が市外へ進学している状況ということになろうかと思います。
私の把握をしているところによりますと、別府市内の上位50人の、いわゆる成績順ですよ、成績順の上位50人の生徒たちは、ほぼ市外の方、例えば、例えばというか、ほぼ大分の方に通っていっている、進学先が大分になっているというふうに、私は自分の調査の中でそういうふうな数字を見ているわけでありますけれども、言い方は悪いのですけれども、やっぱりできればそういう上位の子どもたちが、市内の高校が受け皿になって市内で過ごしてもらいたいなというふうな私は思いがあります。
それで、教育委員会の何というか、受け持ちというか所管というのでしょうか、小・中学校は別府市、県になると別府商業を除いて県ということになるわけですが、やっぱり別府市内の小・中学校を卒業した生徒たちですから、高校についても私は同じような目でぜひとも見守ってあげていただきたいなと。どうしても政治的なものが入ってくるとか、いや、ここはうちの所管ではないから、ここはうちの所管だからということで線を引きがちなのですけれども、私はぜひそういったところの線を取っ払っていただいて、別府市の子どもたちができるならば進学校でいえば鶴見丘というのが拠点校で決まっているわけですから、鶴見丘が受け皿になるというような形でいけたらいいなというふうなことも考えておりますけれども、それでは、今後の別府商業高校について、青山高校、羽室台高校、3校の枠組みの中で、方向性としてあと幾つの、何パターンのいわゆる選択肢というものが残されているのか、御答弁ください。

○別府商業高校事務長(廣石喜伴君) お答えいたします。一つは県教委の後期再編計画どおり、別府地区の3校を統合して新設校を設置する計画が進められております。二つ目は、市立別府商業が県立移管されない場合が考えられます。
市教委としましては、別府商業高校の将来のあり方について、別府商業高校改革検討委員会が答申した県立移管を粛々と進めているところでございます。

○7番(長野恭紘君) 粛々と進んでいるようでございますけれども、私は、粛々ではなくて、さっき言ったみたいにちょっとウェットになって、自分たちの子どもはどうするのだろうと。私は、これから子どもを育て上げて市内の小学校、中学校、高校に通わせなけ
ればいけない一人の親として、自分の世代の親の気持ちというのは非常によくわかります。これから学校に行かせる親は、どうなるのだろうという不安を非常に持っております。というのも、昔はそうだったと言われるかもしれませんが、例えば私の子どもが次に高校に行くときになったときには、公立であれば進学校の鶴見丘か単位制の3校統合校か、二つしか選択肢がないのですよね。それが嫌なら大分なり、どこか好きなところに行きなさいという、これが県教委の別府市における、いわゆる利便性とか交通の便とかいうことを考えたときの方向性なのだというふうに思います。ただ生活が、別府から出て大分とかほかの地域になりますと、友だちもやっぱりそこでできますし、生活もそこでしていくということは、必然的に卒業した後の進路も、別府市内にその受け皿がないと言われたらそれまでかもしれませんけれども、どうしても大分市を中心とした生活圏にやっぱりなるのですよね。
だから、そういったところも考えていただくと、この12万都市には6から8クラスということにこだわるから、やっぱり2校ということになるのですけれども、中津や日田を見てみますと、4クラスとか5クラスが現状ありますですよね。これからも統合していく場合にはそういうパターンというのが示されております。地域にはやっぱり地域の実情があるのだというふうに思っておりますので、ぜひとも別府市の別府商業をどうするかという、別府市の検討委員会の中でも示されたように、県立3校、公立3校という枠組みを残さないと将来の、さきの議会でも私は言いましたけれども、これは仮の話ですけれども、日出町との合併がこれからあるかもしれない、ほかの地域との合併があるかもしれないと考えたときには、羽室台の校地というのが一つの大きな拠点、真ん中に位置するわけですから、こういったことも私は考えていくべきかなというふうに思っておりますけれども、ただ今言われたように、現状であれば恐らく別府商業を移管するか移管しないかという、この本当に二つの選択肢しか残されていないのかなというふうに思っております。
ただ、私は悪あがきをしまして、これからもなぜ必要なのか、なぜ私がこれにこだわるか。おまえが羽室の同窓会長だからと言われるかもしれませんけれども、私は、羽室の名前がなくなっても、やっぱり今ある羽室の校地には高校が1校必要だというふうに思っておりますので、これからもその運動を続けていきたいというふうに思っておりますが、新しく教育長になられた寺岡先生に一言、この高校統合、学校統合についての所見をお伺いして、この項は終わりたいと思います。

○教育長(寺岡悌二君) お答えをいたします。
別府商業高等学校は、創立52周年を迎えまして、これまでの卒業生は1万3,000名を超えております。その多くの方は、各界各層において多大な貢献をしており、別府市民が誇れる市立高等学校であると思います。
昨年の7月に、別府商業高等学校改革検討委員会から県立移管を目指すべきであるとの答申がございました。市長部局と協議をした結果、県立移管の方向が最善策であるという結論に達しました。現在、県との協議を進めておりますが、別府市の実情もございます。
また、歴史と伝統のある学校でもございます。そういう思いを大切にしながらその推移を見、そして市民の皆様から御理解がいただけるような県立移管の方向を目指してまいりたい、そういうふうに考えているところでございます。

○7番(長野恭紘君) 今言われたような内容しかなかなか言えないのかなという、それはもう私もよく理解をしておりますけれども、やはり別府市のこれからの、本当に私はこれは後々憂いを残すようなことになりかねないな、恐らくこのままいけばなるだろうなというふうに思っております。そういうふうな思いで、自分の子どもであったなら親としてどう思うかという視点もやはり取り入れていただきながら、自分の子どもをやる親の気持ちになって考えていただくというのも、学校教育課初め教育委員会の役割ではなかろうかなというふうに思っておりますので、ぜひその点にも留意をしていただいて、お願いをして、この項の質問を終わりたいというふうに思います。
それでは、時間もだんだんと少なくなってきておりますので、教育について、まず初めに男女共同参画社会の考え方ということでございますけれども、私も課長から資料をいただいて、男女共同参画社会、それから男女共同参画都市宣言、これは平成16年9月15日にされておりますね。それから男女共同参画センターというものが、南小学校の跡地の方にというような話もございましたけれども、あの話がちょっと頓挫をいたしましたので、現在はどういうふうになっているのかなというふうに、私は個人的には気になっているわけでありますけれども、その趣旨と目的はよくわかっておりますので、男女共同参画センターというものが現在どうなっているのか、この1点だけ御答弁いただけますか。

○自治振興課長(中野康恵君) お答えいたします。
まず、センター設置の目的は、別府市における男女共同参画を実現するために、男女各層の幅広い市民が学習及び交流を行い、また情報収集や相談業務のできる場として、活動拠点施設として設置使用するものでございます。
現在の情勢については、設置場所として旧南小学校跡地活用の見直しになりましたので、南部児童館の跡に設置する計画が非常に難しい状況となりまして、再検討をせざるを得ない状況となりました。設置計画の実現に向けては、今後引き続き努力してまいりたいと考えております。

○7番(長野恭紘君) 違う聞き方をいたしますと、センターはよくわかるのですが、趣旨・目的もよくわかります。ただ、この男女共同参画センターなるものをつくらなければいけないほど、何か、別府市では男女共同参画がおくれているのかなというイメージを持たれかねないというか、県内で一番初めに、平成16年9月にこの都市宣言しているのですが、何というか、一番先進的に取り組んでいるのだろうなと思う反面、その参画センターというものまでつくる必要があるのかなという思いがしているわけでありますが、ここに私は高知市、ちょっと調べてみましたら、高知市に高知男女共同参画センターというものがありまして、それで、ここにジェンダーチェックリストというものが、家庭生活編、これは農村編とか何とか編と、「編」が四つぐらいあるのですよね。その中でジェンダーチェックリストの家庭生活編というものをちょっと今、私はここに持っているのですけれども、ちょっと何個か紹介したいと思います。
「はい」「いいえ」で答えてください。夫のことを「主人」と言うのは普通である。それから、結婚後にできる貯金は夫の名義にするこんなことはないと思いますけれども。(笑声) それから、親類や隣近所とのおつき合いは、夫の名前でする方がよい。それ
から、父親が、子どもの友だちの名前を5人以上言えないのは仕方がない。PTAの会長は男性で、副会長が女性というのがよいと思う。子どものしつけで男女により差があるのは当然だと思う。こういったことをジェンダーチェックリストという形で20項目上げています。それで、「いいえ」の数が多いほど、あなたは家庭的な人ということで、私は20個のうち15点、「ぼちぼち家庭人」ということでございます。これが14点で「ぼちぼち家庭人」。「いいえ」が15点以上で「とっても家庭人」。ほとんどの方が、この中
そうだと思いますが、7点以下で「これから家庭人」。こういうことなのですよね。だから、こういうことになるのが私は心配なのですよ。
例えば、子どものしつけで男女により差があるのは当然だと思う、これに「いいえ」をつけないと家庭的ではない人なのですよ。私は、決してそうは思わないのですよね。やっぱり男子、女子、もっと言えば男の子と女の子というのは、生まれながらにしてやっぱり性差があるのだと、これは当然思います。「男らしさ」とか「女らしさ」というような言葉がありますけれども、行き着くところは、これは原田先生とも話をしたのですけれども、恐らく行き着くところって、一緒なのですよ。男らしさも女らしさも行き着くところは、
結局一緒で、重要なのは、やっぱり小さいころから男らしさ、女らしさということではなくて、お互いの性差をちゃんと教えて、お互いが認め合って協力して社会を築いていくということが要は大事なわけですよね。
だから、センターがこういうふうにならないように、私はちょっと警鐘を鳴らしておかないといけないなというふうに思うのと同時に、ジェンダーの解釈というと、これにシカゴ大学の山口智美さんという人が、一応ジェンダーの誤訳ということでネットから引っ張
ったので、ちょっと紹介したいと思いますが、ジェンダー定義をめぐる混乱についても、もともとジェンダーの定義が、導入時に「社会的・文化的性差」と誤訳されてしまったという問題が大きいと思うということで、英語でいう「ジェンダー」は「性差」ではなくて、
「社会的・文化的な性のあり様」、こういった意味だ。つまり、日本で言うところのジェンダーは、いわゆる男尊女卑とか、男は男らしく、女は女らしくというようなことを恐らく指すのだろうというふうに思います。
ただ、男女平等というのは、これは私たち世代では当たり前のことであって、先輩議員さんの中には、「おまえ、女は男の3歩後ろを下がって歩け」というようなことを言われる方はいらっしゃると思います。それはそれで昔の、昔のというか、そういう女性もいらっしゃるのでしょうし、それはいいでしょう。ただ、私の世代で3歩後ろで歩けといったら、3歩後ろから飛びげりがいつ飛んでくるかわからないような、そんな状況を今生んでいるわけですけれども、これは奥さんのことを言っているわけではありませんけれども、だからそういうことを行き過ぎたジェンダーフリー、行き過ぎたいわゆる男女共同参画社会というものを目指さないように。これは別府市の行政の中でしっかりとチェックをして、我々も当然チェックしていきますけれども、これは注意をしていただきたいなというふうに思っています。
今、横峯式教育、横峯さくらさんのおじさんが、今、横峯式教育ということで鹿児島で実践されていますね。この人も言われていましたが、私もそう思うのですけれども、女性は出産というのが当然あります。そして母親になる。生まれながらに女性は母性という慈しみの心を自然に持っているのだ、問題は男の子なのですよ。男の子にはやっぱり強い心を持つ教育をしないと、絶対に適当にやっていたらねじ曲がってしまうのだ、だから男の子にはしっかりと教育をする。だから男の子と女の子には必然的にやっぱり性差を認めた上でのしつけとか教育というのが、私は必要なのだろうというふうに思っています。ですから、そのことを教育現場で一体どういう教育をされているのかなということがちょっと気になりましたので、この教育問題の中に加えさせていただきました。
それで、教育現場においては、このジェンダーフリー教育、男女共同参画、もしくは男女平等の教育というのは、どういうふうになっておりますか。

○学校教育課長(御手洗茂君) お答えします。
学校におきましての男女平等教育は、男女の特性を認め合うという考え方で進めています。現在、学級での係分担や児童会・生徒会活動でも男女の区別なく平等に行っており、女子の児童会長、生徒会長や女子の応援団長もいる学校もございます。運動会においては、小学生の男女の体力差や身体能力差の見られない時期につきましては、男女一緒に競技を
行っております。中学校では体力差や身体能力差がはっきりとしますので、男女別の競技をしている状況でございます。
学校は、お互いが協力して暮らしやすい社会環境をつくるよう、またすべての児童・生徒が自分の持っている能力を発揮できるような人間形成を目指しているところでございます。

○7番(長野恭紘君) すべての生徒が、そういう能力を生かせるような学校、いわゆる社会環境づくりというものを目指していらっしゃるということなのだろうと思いますけれども、そこに先ほど申し上げたすべての人にもそうですけれども、やっぱり教える側、先
生方、教職員の側にも男女の性差はしっかりと存在するのであって、それを混同して、いわゆる区別はしなければいけないと思いますがね。これは区別をするべきで、差別はしてはいけないのですね。だから、区別と差別の混同をしないように、しっかりと学校教育の現場でも取り組んでいただかないと、やっぱりちょっとこう、何というか、行き過ぎた性差、男女平等の教育というか......、今は「ジェンダーフリー」とは言わないらしいのですね。原田先生にお伺いすると、あえて使うときは「ジェンダー平等教育」というふうに言われるそうでございますけれども、そのジェンダー平等教育の中でもしっかりとその性差
を教えていただきながら、お互いの特性を認め合うという教育をきちんとしていただきたいなというふうに思っております。
この件についても、教育長の御所見をお聞かせください。

○教育長(寺岡悌二君) お答えいたします。
課長が答弁しましたが、これからの学校もそうですが、社会では多くの女性の皆様方があらゆる分野に参画していることから、男女の特性を認め合い、お互いを尊重していくということが重要である、そういうふうに認識しております。

○7番(長野恭紘君) 寺岡教育長さんも非常にお若いお若いと言われながら、私から見ればお父さんの世代になるわけで、(笑声)非常にそういったところはきちんとやっていただけるだろうなというふうに思っておりますので、ぜひその件については期待をして、次の質問に移りたいと思います。
次の質問についてですが、通学校区の一部自由化についてであります。
通学校区の一部自由化については、私も過去の議会で1度だけ取り上げたことがございます。大分市は、いわゆる隣接をする校区までであれば自由に選択をして行ってよいというようなことになっているようでございます。ここに住んでいるから、あなたはここにしか行けませんよというのは、やっぱりちょっと窮屈なのかなというふうに私は思っています。ただ、今、中心市街地を初めとするいわゆる学校の適正規模というような問題もありますので、なかなかそれを全部というわけにはいかないかもしれませんけれども、大分市程度に、段階的にではありますけれども、やはりそれぞれの学校には校風とか特徴といったものが、学習指導要領の範囲内であってもあるのだろうというふうに私は思っていますので、そのところぐらいまでは許可をするべきかなというふうに思っております。
これは御答弁をいただきたいわけでありますけれども、ちょっと時間がないので、これについては次の議会でも取り上げたいなというふうに思っておりますので、ぜひ検討方をよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。
それから、次の副教材の活用についてでありますが、「副教材」という言い方もしますけれども、「補助教材」と一般的に言われるものだと思います。補助教材の中で、私は道徳の補助教材についてちょっと触れてみたいと思っていますが、ここに課長からいただきました、これは「心のノート」ですね。小学校低学年、高学年、それから中学校にこの「心のノート」というのが配られております。
誤解がないように。私は、新聞記事をそのままちょっと読ませていただきますので、ちょっとお聞きをいただきたいと思います。
「文部科学省が小・中学校に配布している道徳教育補助教材『心のノート』が、廃止になる方向だ。道徳心育成を重視した新教育基本法を踏まえた新学習指導要領の実施に備えてことし3月に改定されたものの、日教組の意向を受けた民主党が廃止を求めているためだ。子どもの規範意識低下が指摘され、道徳心養育の重要性が増す中、民主党政権で教育は時代の要請に逆行する懸念がある。『心のノート』は、平成12年5月の西鉄高速バス乗っ取りなど、少年による重大事件が相次いだことを受けて、道徳教育を充実させるために文科省が作成、全国の小・中学生全員を対象に約500万部を無償配布している。子どもの発達段階を踏まえ、小・中学校、低学年・中学年・高学年用と中学校用の4種類がある」。
この中身でありますけれども、うそや悪口などしてはならないことをイラストで説明をして、中学校では、日本人としての自覚を見出しに掲げて社会貢献の重要性を説いているというのが、この「心のノート」であります。これが道徳教育の中で廃止になると、補助教材としてこれが廃止となるということになりますと、道徳の専門の先生というのは、各学校には当然おりません。おりませんので、学習指導要領に沿った補助教材を使って学習をしていかなければいけないということになるわけでありますけれども、今後、補助教材を、まずだれがどのような形で選んでいるのか。この「心のノート」がなくなることによって、現段階でどういうふうな形の、いわゆる道徳の補助教材を使っていこうというふうな考えがあるのかを、お聞かせいただきたいと思います。

○学校教育課長(御手洗茂君) お答えいたします。
今お話のあった道徳の副教材を含めて、学校の中ではハーモニカやリコーダーという音楽のもの、それから体育で使うもの、当然道徳もございますが、同じでございますが、それらを選定する際には選定委員会というのを校内でつくっております。全市的に選定する場合は全市的な選定委員会という形になりますが、学校ごとに独自でやる場合もございます。その際には学習指導要領に準拠した内容であるかとか、量や内容が児童・生徒の実態に合っているか、また児童・生徒の意欲を高め、使いやすく工夫されているか、保護者の経済的負担が加重にならないか等を考慮しながら、児童・生徒にとって最も適切な補助教材を選定するようになっております。
先ほどのお話の中で「心のノート」、来年度もしかするとなくなるかもしれない。そういうふうになったときにどうするかということでございますが、当然、道徳教育を進める上で補助教材が必要であるということになろうかなと思います。学校の方と十分協議をするわけですけれども、その中では、決めるためには先ほどお話ししましたように選定委員会にお諮りして、最も別府市の子どもに適しているものを選定していくということになろうかと思います。

○7番(長野恭紘君) 道徳心の欠如というものが、今ものすごく問題になっているのだろうというふうに思います。これはやはり今、子どもが問題行動を起こすということで、当然家庭教育、学校教育、それぞれ教育する場というものはあるのだと思いますけれども、公共生活をしていく中での立場としてどうあるべきかということをきっちりと教えていくためには、やっぱり道徳教育というのは絶対になくてはならない。そのための「心のノート」であったものがなくなるということでありますから、これは県全体で選べるのですね、
まずは。それと学校現場でも、それぞれの学校の判断でも採用することができるということなのだろうと思います。
私は今ここに一つ、これ、パラオという国がミクロネシア諸島の島の、200ぐらいの島から成るパラオという国がありますが、そのパラオで小学校の副読本として使われている、これは中学校にはちょっと使えないかなと思うのですけれども、「人として行うべき15の心。人は、よく生きなければならない」、これは日本人がパラオ政府の要請に従ってつくったものです。これが今、パラオの国で道徳の副読本として使われている。
ちょっとだけ紹介しますと、「15の心とは何か。親に孝行せよ。正直な心、素直な心、礼儀、感謝の心、人に迷惑をかけない心、物事の善悪をわきまえる、忍耐の心、奉仕の心、規則を守ること、約束を守ること、恩を忘れるな、気配りの心、思いやり、誠実、勤勉、因果応報」。こういったことをイラストで15個に分けて書いているわけなのですが、こういったものもやはり理屈ではないのだと思うのですね、理屈ではない。小学校の低学年もしくは幼稚園生ぐらいの私は今ちょうど、まさに育児の最中ですけれどもやっぱり何でだめなのかということではなくて、だめなものはだめなのだということを教えることが重要なことなのだというふうに、私は思っています。例えば、では人をいじめてはいけないのはなぜと聞かれたときに、人をいじめていい理由だって、言おうと思えば幾らでも言えます。だめなものはだめということを体にたたき込むことが、やっぱり一番幼少期のころからの教育には不可欠なのだろう。
私も悪戦苦闘をしているところでございますけれども、そういったことのためにも、こういうちょっと補助教材、使ってみてはいかがかなというふうに思いますので、そのことを御紹介して、最後、ちょっと時間がなくなってしまいましたが、兵庫県小野市について、
今こういう取り組みがされているということを紹介したかったのですが、先ほど先輩議員が言われた、これから職員採用をどうしていくか。3年期限つきの嘱託職員という取り組みをやっております。能力差に応じてここの職員さんはボーナスにも差が出ます。これは法律でもきっちりと問題ありませんということで、正々堂々と言っておられました。この兵庫県小野市の実情をぜひ研究していただいて、別府市でも取り組んでいただけるといいなというふうに思いましたので、これは次の議会に回すことにいたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



2009年6月16日

平成21年第2回定例会 (第3号 6月16日)

○7番(長野恭紘君) なるべく早く終わりたいと思っておりますけれども、残念ながら 60分使うことになろうかと思いますので、おつき合いをよろしくお願いしたいというふ うに思います。 序盤はずっと順番どおりさせていただきたいというふうに思っておりますが、5番の公 立幼稚園の今後についてを、これは一番最後に回したいと思います。議長のお許しをいた だきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それでは商工政策についてで、べっぷプレミアム商品券について、若干ですがお尋ねを させていただきたいというふうに思います。 昨日、ほとんどこの質疑はさせていただいたわけでございますけれども、昨日のテレビ、 またきょうの地元紙の朝刊等を見て、私の知人が電話をしてきまして、そういうふうに商 品券がなったのだなということでお尋ねがありました。それで3人ですか、電話があった のですけれども、その中の方々のお話を聞いてみますと、きのうも若干話が出ましたけれ ども、取り扱いのできない店舗が、店舗というか、取り扱いのできないところが実は商品 券を扱っている、大量に換金をお願いしますわというような感じで言ってきたというよう な事実もございましたし、運送業を営んでいる方が、実は御承知のように燃料、ガソリン 代がまたじわじわと上がっております。それで運送業ともなると、私の知り合いのところ は月々約1,000万円の燃料費がかかるのですね。それで1,000万円分の商品券を 買うこともできるのかなというようなことも言われました。それで私はそのときに、「い やあ、まあ、ちょっと1,000万円というのはどうなのかな」というふうに思ったので すけれども、ただ現状から言うと、きのうの御答弁によると拒否という形はなかなかでき かねるのかなというふうに思っています。
 ですが、当初の目的で、きのう私も申し上げましたけれども、やはりできれば薄く広く といいますか、もともとこれは1万2,000円もしくは2万円の定額給付金に合わせて 別府市はもとより全国的にこのプレミアム商品券という形で展開をされておりますので、 薄く広く、一人でも多くの市民の方々にこのプレミアムの部分の別府市が真水というか、 出した税金の部分を、6,000万円のこの部分を受けてもらいたい、恩恵を受けてもら いたいというふうに思っておりますので、本当に当初の目的からはちょっとずれたような 感じがいたしておりますけれども、その中でひとつ、これは私も規約をちょっと見直した のですけれども、企業会計の関係だと思うのですけれども、これは個人ではなくて企業と しての買い取りというか、買うことというのがまずできないのかなということをお尋ねさ れました。これがちょっとまだ私はわからないので、これを1点後でお答えいただきたい のと、あと1点は、昨日もお願いしました、データを示してほしい。大型店と地元の小売 店とのデータを示してほしいということを申し上げましたが、できれば今回はこういう形 になりましたけれども、中小企業対策という、地元支援と銘打った形での、例えば年末商 戦に合わせたプレミアム商品券というような第2弾も考えていただけるといいのではない かなというふうに私は思います。 この2点、ちょっと御答弁いただけますか。 ○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。まず前段の部分について、お答えをい たします。 企業としてプレミアム商品券を買い上げることができるのかということですが、基本的 には現在お断りをしてございます。取り扱いについては新聞紙上のとおりでございまして、 きょうから、かなり高額な方のお申し込みが午前中来ております。まずお一人お一人にそ の内容をお聞きし、住所、お名前、そして使用目的、それからナンバーを控えております。 このナンバーを控えれば、後で精算時にまたどこから出てきたかというのがはっきりわか りますので、あくまでも消費の喚起、地域内経済の活性化ということを主の目的で取り組 ませていただきます。

○ONSENツーリズム部長(古庄剛君) お答えを申し上げます。 今後、プレミアム商品券を販売する予定があるのかどうかという趣旨の御質問でござい ますが、今回のプレミアム商品券の発行というのは、議員さん御存じのように国が積極的 な緊急経済対策として打ち出していく流れの中で、地方においても地域経済の活性化等の 一環として実施したことは、御存じのとおりでございます。別府市においても、消費の拡 大を図ることによって地元経済の......(発言する者あり)はい、活性化につなげたいとの 思いから、7,800万円もの市民の貴重な税金を活用して財源に充てているところは、 議員も御理解いただいたところでございます。したがいまして、今後、プレミアム商品券 を発行するかということにつきましては、今回のプレミアム商品券の事業について、今後 十分精査した上で、発行するか否かについて協議してまいりたいと考えております。

 ○7番(長野恭紘君) なかなか、できるかできないかわからないような御答弁だったの ですけれども、これは、まず第1に、先ほど申し上げましたがデータ、データをまず見せ てください。データを見ないと、これが本当に地元経済にとって潤滑油となったのかとい うことは、なかなかわかりません。さっき言ったみたいに、要は例えばさっき言ったみた いに1人の方が大量に買って、これは結構支払いに充てられている現実がやっぱりあると 思うのですよ。例えばどうせ毎月毎月の支払いがあるから、使えるところでそれを支払い に充てるというような形になると、趣旨がやっぱりずれますよね。それで結局、本来ない ものをそこに入れていくということにやはりいわゆる活性化、経済の活性化とお金が回っ ていくということになるのだと思うのですね。もともと使われるものにそれを使うという ことだけではなかなか、もともとあるものですから、なかなかそれがうまく地域に回っていかないという形になると思います。ですから、そういうことではなく、今回6万冊とい ってかなり多かったと思うのですけれども、次回やる場合は決して6万冊でなくてもいい と思います。また各経済団体にもいわゆる事務費の負担を若干お願いしますと。例えば3 %、5%のお願いをしてもいいと思います。そういった形でぜひ日ごろからのそういうコ ミュニケーションというか、地域経済団体との密な連絡をとっていただきたいというふう に思います。 プレミアム商品券の件については、これでもう終わりますが、続きまして、2項目目の 今後予定される地元の中小企業支援策、その他の対策についてでございます。 一般質問の最終日18日に新しい国の補正に合わせた追加上程議案がされるということ でございますので、この場でそのことを詳しくということは、私も質疑をすることはいた しませんけれども、総額、総額というか規模、できたら総額、それから目玉となる事業に ついてだけお答えをいただきたいと思います。

○政策推進課長(浜口善友君) お答えをいたします。 最終日に提案予定の追加の補正でございますが、予算案の規模、概略で7億円弱で、充 当事業につきましては、地球温暖化防止への対策、それから少子・高齢化への対策、それ と安全・安心の実現、その他というふうな、大きく4項目に分けて充当する予定でござい ます。
○7番(長野恭紘君) また追加上程議案がされた時点で、私も議案質疑がありましたら、 細かな点についてはお尋ねをしていきたいと思います。7億弱ということで非常に大きい 補正予算だと思います。前回、1億円の土木を中心とした補正の予算も出されましたし、 こういうのを含めていくとかなりの金額になるのかな。非常に細かなケアをしていただき たいなというふうに私は思っています。ですから、そういった意味では非常に今言われた 環境であるとか安心・安全のための対策というようなことが盛り込まれているようでござ いますので、そういう点については、私は非常に評価をさせていただきたいと思いますし、 また何かありましたら、この点についても18日に議案質疑を行いたいと思います。 以上で、商工政策については終わりたいと思います。 続きまして、現代芸術のまちづくりについてお尋ねをしていきたいというふうに思いま す。 「別府現代芸術フェスティバル・混浴温泉世界」が、4月11日にスタートいたしまし て約2カ月間、先日の6月14日で終了いたしました。私もオープニングのいちのいで会 館であった「N○ Matter」といういわゆるコンテンポラリーダンスから参加いた しまして、それから「ベップオンガク」とか、それから「アートゲート・クルーズ」とい うようなものもいろいろと参加をさせていただきました。 この2カ月間という期間の中で、当初は7万人と言われるようなお客さん、観光客を誘 客するという目標があったようでございますが、それでは結果としてどれほどの参加者が あったか、まず御報告をいただきたいというのが1点と、それを行政としてはどのように、 今回のこのイベントについてどのように評価をされているかということ、2点御答弁ください。

 ○文化国際課長(後藤邦俊君) お答えいたします。 昨日、実行委員会の事務局の方から、約2カ月間の入場者の報告がございました。有料、 無料を含んで全体の入場者、延べではありますけれども、9万2,000人になっており ます。その中で有料入場者は、4万2,000人になっております。 あと、どのような成果があったかという御質問でございます。「別府現代芸術フェスティ バル」は、大きな柱、目標を三つ掲げて実行委員会で取り組んできたところであります。 まず一つ目として、現代アートに触れる機会の少ない地方都市にすぐれた現代アートを紹介し、文化・芸術の振興を図ってきたところであります。世界的に評価の高い国際的なア ーティスト8名を招聘し、中心市街地のプラットホームや民間の歴史的建造物等を活用し ながら潜在制作の展示を行ってきました。この国際的なアーティストたちは、別府のため だけに創作し、別府以外では体験・鑑賞できない作品を展示してきたのは、「アートゲー ト・クルーズ」であります。このアーティストたちは、独自に別府のまちを豊かにし、地 域の文化的な価値を高めていただきました。その場所には必然的に人が集まり、地域の活 性化につながったというふうに考えております。また、4月11日のオープニングには、 別府市民すべてを無料としました。そして、開催期間中には中学生以下の生徒・児童をす べて無料にし、さらに小・中学校の学校訪問を含めまして、ワークショップを通じて現代 アートに触れることができる芸術の振興を図ってきたところであります。 二つ目として、アートツーリズムによる観光振興と交流人口の増加を図ってまいりました。 「アートゲート・クルーズ」の作品ですけれども、中心市街地、鉄輪地区、別府国際観光 港の各エリアに点在していることで、別府を訪れた人々は地図を片手に歩きながら回るこ とになります。そこに別府の魅力や観光資源を再発見することができ、アートツーリズム の観光の振興につながったというふうに考えております。また、住民の交流の機会、例え ば末広にあります「わくわく混浴アパート」ですね。公開制作する若いアーティストたち が、毎週日曜日に松原公園で文化的なイベントを開催することにより、現代アートを通じ て交流人口の増加が図られた、市民交流が図られたというふうに考えております。 三つ目として、「わくわく混浴アパート」の若いアーティストたちや実行委員会の民間 のスタッフを育てていく人材の育成を図ってきたと考えております。若手スタッフは、複 数会のアートマネージメントの講座や実習、そして「混浴温泉世界」を通じて養った体験 をもとに、「混浴温泉世界」終了後には中心市街地のプラットホーム、コミュニティース ペース、そして文化スペースの運営のスタッフとして雇用されることになっております。 この事業が雇用創出できる事業であったというふうに考えているところであります。また、 連日のように全国地域の各メディアが報道し、他にNHKの教育テレビ、「日曜美術館」 で特集されました。メディアの露出度というものは非常に高く、現代アートを通じて全国 に情報発信され、別府を大いにPRできたというふうに考えております。

○7番(長野恭紘君) ありがとうございました。ものすごい総括を(笑声)していただ いて、本当にそれだけ私も実は課長と、あれは「ベップオンガク」でしたかね、ダンスと 音楽のあのイベントですよね。あれで課長ともお会いしまして、実は課長も私と同じで、 この顔と体に似合わず、課長も余り芸術とは関係のないような(笑声)感じがいたします けれども、娘さんも実は手伝っているのだというようなことをお聞きしました。私は課長 が一生懸命走り回っている姿を見て、ああ、これは本当に課長も大変な活躍をされている な、それだけ感慨が深かったせいか、非常に文章も長かったわけでございますけれども、 そういうふうな私も同じような感想を持っております。 朝となく夜となく町中に出てみますと、期間中は本当に若い方々を中心として非常に多 くの方々が、私もきょう、会場マップというこれを持っていますけれども、こういうのを 持ってあっち行ったりこっち行ったりというのは、本当に市内は非常に潤ったというふう にお聞きしております。飲食店等も非常に潤ったというふうな御報告を受けております。 これを見て私は、当初からこれについての協力を別府市としても最大限していただきたい というお願いも、随分前からしてきましたけれども、別府の非常に新しい観光の形が始ま ったなというふうに思っています。というのは、やはり2カ月間の中で目標は7万人とい うことでございましたけれども、今お聞きすると4万6,000人ですかね。延べにする と9万人強という形で、この2カ月のイベントの中でこれだけの集客というか、交流人口 をふやす事業というのがかつて、「かつて」と言ったら大げさですけれども、過去に、近 あったかなと思って、私はなかったのではないかなというふうに思います。 それで、実は私は、市長も最終日に中央公民館の最後のイベントに参加をしていただい たみたいで、写真にも掲載されておりましたけれども、山出さんですね、BEPPU P ROJECTの山出さん、ディレクターですかね、お話をきのう、ちょうど電話で伺いま した。彼は今から実はフランスのナント市に行くのですよということで、成田からの電話 になったのですけれども、ちょっと話を聞いてみました。想像以上に交流人口がやっぱり 増加したということを言っておりました。ほとんどが県外のお客さんということで、中に は北海道、それから東京の方々もたくさんいらっしゃったと。その中から、特に栃木の4 0代の男性の方ですけれども、4回、4度もリピーターとなってそのいろいろなイベント に参加をしてくれたという方もいらっしゃったということを聞いております。 メディアへの露出というのも大変多かったなというふうに思っています。今、課長が言 われたように「日曜美術館」で朝と夜ですかね。私も夜の方を見ましたけれども、非常に 別府のいい宣伝をしていただいていたなというふうに思います。実は私も、あれは広域議 会の視察で京都に行ったときだと思いますけれども、ちょうど京都の地元のテレビ局で、 実は別府でこんなすごい現代芸術のアートのイベントをやっているのですよというような ことで、朝ちょうどテレビをつけてみますと、朝のニュースで大々的に流れておりました。 日本国じゅうでいろんなところで、「日曜美術館」もそうですけれども、いろいろなとこ ろで特集をされたなと、非常に私もすごいイベントだなというふうにそのときも思いまし た。 先ほど言ったフランスのナント市を今から訪れるということで、何をしに行くかという と、芸術の国際会議が何かナントであるということで、そのときに別府の「混浴温泉世 界」の成果についても発表させていただくということで、遠く離れたフランス・ナント市 でもこのような今回の成果を発表していただくという、国際的にも非常に反響が大きいイ ベントであったということでございます。 それで、来年以降の取り組みについてでございますけれども、今年度の反省をよく検討 した上で、現存する作品、課長が先ほど言われたアーティストが残していった作品ですね。 マイケル・リンさんの作品であるとか、ラニ・マエストロさんの作品というものがありま す。特に大きいものになると関西汽船の2階にあるマイケル・リンさんの鮮やかな青色の 壁画というか、壁にかかれた絵がありますけれども、こういう作品を残してもいいですよ というような内諾も実は得ておりますと。このような作品の保存、それから活用というも のが、今後の課題になるのかなということをおっしゃっておりました。ただ、これについ ては、建物の所有者というのも、これは明確なのでありますけれども、このいわゆる芸術 作品としての所有権というものが、これは現在は明確ではないということでございます。 仮に大家さんが作品ごと他人に家を、作品ごと、建物ごと売ったというような状況になる と、これは困るなということをおっしゃっていました。さっき言ったマイケル・リンさん、 それからラニ・マエストロさんの二つの作品だけでも、実は買い上げると1,300万円 という金額になるので、これは非常にお金がかかるなと思うのですけれども、「混浴温泉 世界」の益金、利益を使ってこの作品を実は買い取ろうとしていたようでありますけれど も、どうもその益金が十分に出なかったというようなこともお聞きをしております。これ は今後の課題で、こういった作品の保存・活用をどうしていくかというようなことも、で きれば話し合いをしていく中で検討していっていただければというふうに思っています。 それから、これからのイベントの規模についても、来年度以降は毎年規模もぎゅっと小 さくして、凝縮してでも毎年やっていきたい。それから3年ごとにこういった大きなイベ ントをどんと打っていけるような形にしていければ、一番いいのではないかなというふう なこともおっしゃっていました。こういう芸術のイベントというのは、やっぱり1年ではなかなか成果というものは出ないと思います。たびたび私も市長にも申し上げましたが、 直島、瀬戸内に浮かぶ直島も、本当に10年、20年とかかっていろんなものをつくり出 して、ブームを文化に変えていくという試みをして、今や3,500人の小さな小島に何 と何と年間、これだけを見に20万人の方が観光客として訪れるというような現状になっ ております。ですから、これを一つの契機にして、できれば来年以降もずっとこういうイ ベントに積極的に別府市として取り組んでいっていただきたいなというふうに私は考えて いるところでございます。 来年度以降の課題は、今申し上げましたけれども、来年度以降の取り組みの支援につい て、行政としてはどのようにお考えになっているのか。できれば市長にも御答弁をいただ きたいというふうに思います。
 
○文化国際課長(後藤邦俊君) お答えいたします。 来年以降の取り組みについては、「混浴温泉世界」の実行委員会の中で協議しなければ ならないというふうに思っています。今年度同様に国・県、そして文化美術団体から補助 金・助成金をいただいています。そして、この団体はこの事業、今年度の事業をどのよう に総括しているのかということもありますし、チケットの販売収入が余り芳しくありませ んでした。その辺のことも実行委員会の中で協議しなければならないというふうに思って います。しっかりと評価する中で、詰めた内容でやっていきたいというふうに考えていま す。 議員が今説明しましたように、次年度以降も続ける考え方を示していただきました。今 年度同様の事業でやるのかどうか、事業規模を縮小しながらやるのかどうか、あとはビエ ンナーレ、トリエンナーレのような形で2年後、3年後に同じような規模でやるのかどう か。この辺の部分を実行委員会の中で協議していきたいというふうに考えております。
 
○市長(浜田博君) ありがとうございました。私も大変ありがたい御提言をいただい たと思っています。フィナーレに私も参加した中で、山出さんとじっくり話をしました。 私の方が、あいさつの中で、ぜひ、これは終わりではありませんよ。これからスタートで すよ。別府の文化をしっかり全国に、また世界じゅうに発信していただく。これは継続し てほしいという思いをごあいさつさせていただいて、山出さんも、来年は縮小してでも続 けたい、そして3年後には同じような規模でやりたいなということを、県とも、また国の 事業でもありますし、いろんな方々と相談をしながら、積極的にバックアップしながら継 続の方向でぜひお願いしていきたい、こう思っています。 ○7番(長野恭紘君) ありがとうございました。本当に、先ほども申し上げましたけれ ども、1年でこれは完結するようなイベントではないのですね。なかなか本当に、もしか したら10年、20年というスパンで考えなければいけない。さっきも言いましたが、あ くまでもこれはブームで終わらせるものではありません。ブームを文化に変えていくとい う、この試みが今回の試みだったのではないかなというふうに思いますので、ぜひともそ ういった取り組み、ぜひとも別府市の中で積極的にまた取り組んでいただきたい。市長の 言葉を聞いて私も安心いたしました。ぜひ来年度以降もよろしくお願いを申し上げたいと いうふうに思います。 続きまして、その他の取り組みについてということでございますが、「別府アジアビエ ンナーレ」について若干お尋ねをしていきたいというふうに思います。 過去のこの「別府アジアビエンナーレ」の状況について、ちょっと御説明をいただきたい というふうに思います。

○生涯学習課長(檜垣伸晶君) お答えいたします。 過去のビエンナーレの状況でございますが、前身も含めて御説明させていただきますと、 平成5年より平成12年度までの合計3回、「現代アジア絵画展」を実施しております。 その後、平成14年度に「別府アジア絵画展2003」、平成16年度に「別府アジアビ エンナーレ2005」、平成18年度に「アジアビエンナーレ2007」を開催しており ます。
 
○7番(長野恭紘君) 過去の状況については、今おっしゃっていただいたとおりだと思 います。私も別府市のホームページを今プリントアウトしてここに持っていますけれども、 「ビエンナーレ」の意味というのは、イタリア語の「2年ごと」というような意味である というふうに思っています。それで2年ごとではなくて、これが3年ごとになると「トリ エンナーレ」という形になるのだと。いろいろな、別府だけではなくて世界じゅうでこの ビエンナーレ、それからトリエンナーレという形のこういう取り組みが行われているわけ でございますけれども、これはグランプリと準グランプリを200万円、100万円とい う、それぞれ絵画を買い取るという形になっているのだろうというふうに思います。 それで、今どの程度の作品があって、今までその作品に費やしてきた金額、それから、 今後どのように生かしていくのかというところを、まず御答弁いただけますでしょうか。 ○生涯学習課長(檜垣伸晶君) お答えいたします。 これまでの作品ということでございますが、これまで合計23点の作品が所蔵されてお ります。「現代絵画展」が8回で13点、買い上げ価格にいたしまして2,900万円、 「別府アジア絵画展2003」から「アジアビエンナーレ2007」までの合計3回で 10点の買い取りがあり、合計1,000万円。したがいまして、総額では3,900万 円となっております。 また、今後の生かし方ということでございますが、美術館では常設展示コーナーで作品 展示を行っております。ただ、随時展示の入れかえを行っておりますが、全体で合計7点 ほどが限度でございます。こういった部分の課題が残されております。さらに、現在では 市役所1階のエレベーターホール横に設置しております美術館収蔵品展示コーナーでもビ エンナーレの作品を不定期に展示しておりますが、今後市民にどういうふうなこういった 作品を鑑賞していただくかということが課題になっております。

 ○7番(長野恭紘君) 本当に何十点もある作品の中で、別府市美術館の中の展示スペー スの問題もあって、現在は7点ぐらいしかローテーションして展示できないというような 状況にあるわけですね。せっかくこういう現代絵画を購入してそのままにして、保管状況 等はちょっと私はわかりません。わかりませんけれども、やはりこういったものを活用し ていくということでなければ、せっかく今までやってきたビエンナーレというイベント自 体がどうなのかなという形になろうかというふうに思います。 それで、やっぱり根本的なところは何かというと、美術館を今後どうしていくかという ことに詰まるところはなってしまうわけであります。あす、乙咩議員が大変厳しい質問を するということで、余り言うなというふうに言われておりますので、これ以上余り申し上 げませんけれども、最近私が行った美術館の例を見てみますと、美術館というのは基本的 にそれ自体がいわゆる美術作品を展示する場所というとらえ方ではなくて、何度も何度も 「直島、直島」と言って申しわけないのですけれども、直島は「地中美術館」という美術 館がございます。それは外側から見ると、一見美術館だとわからないのですね。要はちょ っと小高い丘の上に建っていまして、その丘の中にコンクリート打ちっ放しの安藤忠雄さ ん建築が埋め込まれていて、その丘の中のいわゆるコンクリート打ちっ放しの美術館を人 々は見て歩くという形になっています。本当に美術館自体が美術作品という形の美術館が、 最近大変主流になっていまして、安藤忠雄さんの名前が出ましたし、あと最近は、大変有 名なのは、隈研吾さんという建築家がいらっしゃいますが、こういった方々に例えば、た だ展示するだけのスペースとしての美術館ではなくて、そういう美術館自体がもう美術作 品というような、それ自体を見に来るというお客さんも大変多いわけなのですね。そうい -17- ったこともぜひとも考えていただきながら、今後美術館を絶景、絶景というか、絶好のロ ケーションに今の別府の美術館はありますから、今後どのようなお考えをお持ちになって いるのか。もし今そういうお考えがあれば、ちょっとお答えいただきたいと思います。 ○生涯学習課長(檜垣伸晶君) お答えいたします。 美術館の今後のあり方ということでございますが、先ほども答弁いたしましたように、 展示スペース等の問題、そしてまた保管のスペースの問題等、現在上人ケ浜町に立地して おります美術館には、たくさんの課題・問題等がございますので、何とか私どももこうい った部分を環境整備できるような状況にありたいと考えているところでございます。

 ○7番(長野恭紘君) すみません、突然質問しまして、課長、ちょっと答弁......、すみ ません。今後ぜひ、この美術館という問題は過去からも言われ続けていた問題だと思いま すので、ぜひとも今後、庁内で十分協議をしていただいて、やはりつくるのであれば、そ れ自体をアート、美術作品とするような、そういった方に依頼をするなり何なりしてお考 えいただければなというふうに考えているところでございます。 以上でこの項を終わりまして、次に3のONSENツーリズムの推進についてにいきたい と思います。 一つ目の観光戦略会議の提言の位置づけについてということでございますけれども、観 光戦略会議については、先ほど穴井議員からもちょっとお話が出ましたけれども、当時、 浜田市長の本当に目玉事業として上げられたのが、この観光戦略会議の設置だったという ふうに記憶をいたしております。 それから、別府観光戦略会議から提言書が出されております。今見ても非常にいい内容 が書かれているなと、市長、私は思いました。それで、最近この戦略会議の話が何か出て こないなというふうに思っておりましたら、課長にお伺いすると、推進計画がそれを受け てつくられたわけでございます。それで、その推進計画の中で具体的な個々の事業につい ては短期・中期・長期という形で三つに分けて、それから実現の期待なんかも込めながら やっていっているということで、それを見ながら、ああ、なるほど、それが今のONSE Nツーリズムと言われる市長の形につながっているのかなというふうに自分なりに理解を いたしましたけれども、ただ一番気になるのがちょっとありまして、4という推進体制づ くりという、一番最後にあるのですけれども、やっぱりONSENツーリズムを推進して いく上で一番重要なことというのは、この部分かなということで思っています。 例えば、戦略的判断に基づき各セクションを動かす部局の設置、それから行政内部、市 民へのONSENツーリズムの浸透、それから、現場に出て市民、民間事業者と同じ視点 で取り組める体制づくり、それから人材育成というような内容が、この4章に全部書かれ ているのですけれども、当初、「観光経済部」から「ONSENツーリズム部」に名前を 変えるときに私も申し上げて、市長も「そのとおり」ということで御答弁をいただきまし たが、やはり「ONSENツーリズム」というのは、これは概念ですから、その「ONS ENツーリズム」に名前を変えたからどうかということではなくて、やはりそれをいわゆ る仕切る、「ONSENツーリズム」というのは、すべてのこの別府の行政の組織の内部 隅々にまで行き渡ることだと思います。 例えば、観光まちづくり課がやる祭り一つとっても、これは観光まちづくり課だけの事 業ではなくて、いかにこの一つのセクションでやる仕事を1人1人がそういう意識づけを 持ってやっていくかということが、やはり一番重要なのではないかというふうに思います。 例えば、それによって温泉まつりなんかのときは、よく私もみこしを担ぎますから、特に 青年部、組合の青年部の方々と一緒に同じみこしを担ぐのですけれども、そういうときに はよく見ます。ですけれども、ほかのイベントになると、これは私の見方なのかもしれま せんけれども、なかなか観光セクションの職員さん以外の方を余りお見受けすることができないのかなというのが、大変気になります。現場に出ていわゆる民間事業者と同じ視点 で取り組めるというようなことも、ここに明記されていますので、ぜひそういったところ を今後積極的に取り組んでいただきたいというふうに思っています。 課長が余り答弁を、控えてくれというのは時間の関係もありますので、これ以上言いま せんけれども、答弁をいただきませんけれども、それの一番最後に、「付記」という形で ツーリズムの観点から見た楠港跡地の活用方法についてということも、これは市長、実は 載っているのです。多分市長は御記憶にあると思いますけれども、残念ながら結果として 観光の交流拠点ということではなくて、いわゆる消費の拡大のためにということだと思い ますけれども、この書かれている内容とは違う形でイズミが進出をしてきてしまったとい うふうに、私は個人的には大変残念な思いはありますけれども、ものすごくいいことを書 いているので、ちょっと読ませていただきたいというふうに思います。 「観光戦略会議による別府観光振興の基本戦略は、歴史・風土を生かしたまちづくりに よる滞在意欲の増大であります。そして、この戦略を実施するに当たっては、別府固有の 歴史ある町並みの保全・活用と楽しいまち歩きを実現するための町並み拠点の環境整備が 重要と考えます。その意味では楠港跡地は、別府の波止場文化発祥の地であり、近代産業 遺産としての桟橋や石積みが残っているだけではなく、波止場神社や中浜筋を経て古い別 府温泉の歴史資源にもつながる地区であり、また高所からの海への美しい景観が末永く維 持されるべき地区であり、別府八湯の個性化を目指す地域コンセプトの重要な拠点であり ます」。 この後にずらずらっと続いていくのですが、要はレトロなまちづくりというようなこと にもここを使っていくべきだということで書いてありまして、大分市民44万、今は44 万を超えていますが、「44万人の大分市民など、周辺県民を対象とするだけでなく220万人の宿泊観光客を対象とする役割を果たすことが期待されます」ということが書かれ ております。非常に当初の予定からは狂いましたけれども、違う形でここに書かれたいわ ゆる楠港跡地の活用方法というのは、これは別府全体のまちづくりにつながっていくもの だと思っていますので、ぜひもう一度見直していただいて、活用できる部分は観光戦略会 議の提言、もう一遍見直していただいてやっていただくということをお願いして、次の項 に移りたいというふうに思います。 2項目の「行橋~別府100キロウォーク」についてでございますが、過去10年にわ たってこの「行橋~別府100キロウォーク」というイベントが行われております。まず は、これがどのようなイベントであるかということを、課長、御答弁いただけますか。 ○観光まちづくり課長(清末広己君) お答えいたします。 これは北九州市の方がやっている事業でございまして、行橋から別府の海門寺公園まで、 ここまでを一気に歩いてくる。走ることはだめだ、歩いて、一晩じゅうかかって、たしか 48時間以内にゴールしなければならない、非常に過酷な競技みたいな内容になっており ます。

○7番(長野恭紘君) 本当におっしゃるとおりでございまして、「行橋~別府100キ ロウォーク」、追加で説明をちょっとしたいと思いますけれども、主催は、この実行委員会というのがありまして、これが主催です。後援が、小倉東ロータリークラブ、それから別府市ということになっております。昨年で10回目を迎えたということで、10回目の テーマは、「100キロとごみ減量」ということでテーマがございまして、参加料は、1 人2008年が7,000円、結構取るなという感じがするのですけれども、それだけや っぱりいろんな面で要るのですね、1人7,000円ということで。それから「100キ ロ募金」というのがあって、参加費の中から500円が、国際ロータリーが推進している 「ポリオ・プラス募金」と、日本の森を守る環境保護団体日本熊森協会に募金される。毎年参加者がウナギ登りにふえておりまして、第1回目が1999年、44人の参加で完歩 が20名。どんどんふえていって、昨年は何と何と参加者が2,438名、完歩が1,6 06名という形で、非常に毎年ウナギ登りに参加者がふえていっております。 それで、ことしは何人ぐらいの参加者になるのですかということを向こうにお尋ねしま したら、ことしは3,000人が恐らく参加をしていただけるだろう。大体完歩が6割と 考えたときに1,800人の方々がこの別府においでになる。しかもそのほとんどが、ほ とんどといっても、ちょっと語弊があるかもしれませんが、多くの方が別府に宿泊をされ るということで、非常にこんなに別府にとってありがたいイベントはないなというふうに 思っていまして、ただ市長も、お聞きするところによりますと、2度3度こちらに行って 歓迎をされたということを聞いております。 実はこのイベントについては、私の知人、親友が的ケ浜公園でイベントを行っていると きに、夜中にイベントしているときに、何かぞろぞろ日出の方から歩いてきているので、 何だろうなということで追いかけていったのですね。ちょっと追いかけていくのもどうか と思うのですけれども、追いかけていってついていったら、どうやら海門寺公園になだれ 込んでいるようだということで、詳しく聞いたら、「行橋~別府100キロウォーク」と いうイベントで、ぞろぞろ人が入ってくるということで、これはすごいなということで、 私の親友がその年は荷物を、1,000人分バスが来るのでおろしたりという作業がある ので、それを手伝った。2年目以降は、これはちょっと何かしなければいけないなという ことで、自費で豚汁を200人分炊き出しをして、それからお茶500人分を提供した。 そして、その翌年になりますと、これは昨年だと思いますけれども、観光協会から3万円 の予算がどうやらついたようでございまして、300人分の豚汁の炊き出しを行った。ま たお茶は、その親友が自費で払ったと。それから、別府市の方からも温泉の無料入浴券等 もいただいておりますということで、非常に感謝をいたしておりました。非常に多い、こ としは3,000人の参加が見込まれるわけでありますが、ことしは10月10日、それ から10月11日の両日に行われることが決定をしているそうでございます。この日は、 たしか市民体育大会の日かなというふうに思っていますが、何かしらやっぱり別府市もで きる限りの協力体制というのを敷いていただかないといけないのかなというふうに私個人 は思っておりますけれども、実は要望事項ということで実行委員会の方から私もお話を伺 いました。ちょっと今から言いますので、また後でこのペーパーも差し上げますけれども、 ちょっと言いますね。 ことしは、ゴールが的ケ浜公園にぜひしていただきたい。確かに利便性を考えたら的ケ 浜の方がいいのですよね。その使用許可をいただけるかどうかということ。それから、今 まで無料温泉入浴券をいただいていましたけれども、的ケ浜公園の横にはテルマスがあり ますよね。テルマスでできれば入浴させていただけないかな。また、その際に、時間的に 非常に、夜中の3時ぐらいにトップの人がゴールするのですよね。だから、その使用とい うのが非常に難しいのかなという思いもありますけれども、ただやっぱり別府に2,00 0人近くの観光客の人たちを送り込んでくれるわけですから、そういった形でも協力をし ていただきたい。それから、ゴールした人の休憩所がないのですね。雨が降ったときなん かは休憩所がなくて、びしょぬれで待っているというような状況も考えられますので、で きれば中央小学校の体育館なんかが使えるといいなというような話をしておりました。 ですから、いろいろな課題もあろうかと思いますが、行政としてできる限りの支援をし ていただきたいというふうに思っておりますけれども、ことしの、またことし以降の支援 体制についてはどのようにお考えになっておりますでしょうか。

○観光まちづくり課長(清末広己君) お答えいたします。 100キロウォークにつきましては、現在、別府市といたしましては、今、議員が言われましたように市営温泉の無料入浴券、それから、あとゴールの場所の提供等を行ってい るのが現状でございます。休憩場所の提供等の要望がございましたら、またそのような場 所を検討いたしまして、提供できるように努力したい、そのように思っています。 また、そのほか、今何点か要望等がございましたが、可能な限り別府市といたしまして はこたえていきたい、そのように考えております。

○7番(長野恭紘君) 市長も何度もこれに足を運んでいただいているということで、で きれば市長答弁をいただきたかったのですけれども、ちょっと時間の関係があって先に進 みたいと思いますけれども、ぜひこれについては積極的に、またこれから10月までです から、3カ月、4カ月間ぐらい時間がありますから、そういう協力方のお願いをして、こ の項の質問を終わりたいというふうに思います。 続きまして、3項目の「九州デザインシャレット2009」についてであります。 私の方から、これはどういうものかというのをちょっと説明させていただきたいと思い ますが、「九州デザインシャレット」とは、まずこの「シャレット」という意味は、専門 家が短期集中して成果を残す、いわゆる専門家が集まって短期で成果を残していくという のが、この「シャレット」というフランス語の意味だそうでございます。これは大学生そ れから若手技術者を対象とした合宿型の設計演習でございます。対象地に約1週間泊り込 んで、地元住民の方々と交流しながら地域に密着した設計課題に取り組むということでご ざいます。2005年には佐賀県の唐津を対象として始まりまして、2006年には熊本 県の三角、それから2007年は福岡県の門司港、2008年は長崎県の佐世保でそれぞ れ開催をさせていただきました。 つまりどういうことかというと、メンバーは九州大学の大学院生、また北九州工業大学を 初め九州、山口を中心とする大学の大学院生の学生の方々がこの別府に今度、2008 年が終わって2009年は別府を候補地に選んで、別府で同じようなまちづくりの提案を する。具体的に何をするのかというと、主に都市計画のプロ集団というか、卵という方、 生徒がほとんどでございまして、学生たちの目から見たその地域の、そのまちの魅力を再 発見して、ある程度「ここ」というポイントを決めて具体的な模型、目で見てすぐわかる 模型を組み立てていくというのが、この「九州デザインシャレット2009」というイベ ントであります。 私の知り合いにこの「九州デザインシャレット」というものに携わっている知人がおり まして、その人を通じて2009はぜひ別府でやってくれということで、お願いを何度も 申し上げまして、わかりましたと。学生たちが先般、この別府に10人ぐらい視察、視察 というか、下見に来まして、これは県の協力も得て宿泊は面倒を見ていただきまして、食 費とかおやつ代は全部私と私の知り合いで持ちましたけれども、そういう意味で非常に別 府のヒットパレードなんかにもちょっと、10分間無料で入れてもらったりとかしながら、 中を見て本当に目をきらきらと輝かせて、「ああ、ことしは別府で頑張ります。長野さん、 やりますよ」ということで、それぞれ地域に帰って行きました。 ということで、ことしは9月に開催をされることがすでに決定いたしております。最後 に、最終日、1週間そういういろいろな成果発表というか、パネルディスカッションなん かも行うのですけれども、さっき言いましたように、最終日は市民の皆さん方とそういう パネルディスカッション、意見交換をしながらそういう成果の発表をする場があるわけな のですけれども、ぜひそういったところで行政のお手伝いというのは必要になってくるの ではないかなというふうに、私は思います。これは具体的にお金を幾らくれというような 話ではありません。学生がそれぞれ2万、3万という自費でお金を払って、全部自分たち の勉強のためにとやってくれる事業でありますので、いわゆる人的な支援であるとか、さ まざまな形での支援を行政にもお願いをしたいというふうに思っておりますので、これは -21- 言いっ放しで大変申しわけありませんけれども、お願いをしたいというふうに思います。 続きまして的ケ浜公園、公園の有効活用についてということで質問していきたいという ふうに思います。 的ケ浜公園が、ことしの1月に火災で、あそこの休憩所の部分が焼けてしまいました。 その火災の発生状況、その後の補修などについて御答弁をいただきたいというふうに思い ます。

○公園緑地課長(上村雅樹君) お答えいたします。 的ケ浜公園の中央付近にございます休憩所は、海を望む展望施設としまして、昭和49 年に建設されたものであります。ことしの1月9日早朝、火災によりまして柱及び天井の 上塗りモルタルが剥離し、また周囲の御影石のさくの一部が壊れておりましたが、柱や天 井のコンクリートについて調査しました結果、強度的に問題はありませんでした。危険性 のある部分につきましては早急に撤去し、3月末に天井等の補修工事を行い、現在利用で きるよう開放しております。 この休憩所は、以前ホームレスが長い間住みついたという経緯がございまして、一般の方が利用できなくなり、4年間ほど閉鎖しておりまして、イベントの開催時のみ利用しておりましたが、現在は、先ほども言いましたが開放し、利用状況を注意をしながら見守っ ているという状況でございます。

○7番(長野恭紘君) 火災に遭ったときは、非常にびっくりしましたですね。この的ケ浜公園の休憩所の利用については、私が知り得る限り4年前から夏祭りのときに、ここの 休憩所が四方ベニヤで覆われていて、ちょっとうまく活用ができないのかということで、 当時上り口というのですかね、休憩所の入り口が海側ではなくて山側にあったのですね。 山側にあるので、海からのやっぱりいわゆる導線というか、これを引かないと海がなかな かうまく使えないのではないかということで、夏祭りの予算から執行して、入り口を海側 につくったというような経緯を聞いております。その後、さまざまなイベント、学生たち がビーチハウスプロジェクトという団体を立ち上げてそういうイベントにも、秋のイベン トにも使用したりということで非常に喜ばれていたわけでありますが、そんな中、火災が 起きてしまった。火災が起きたときには、ビーチハウスプロジェクトの学生の皆さんが、 実は回りのベニヤが余りにも殺風景だからということで、ビーチハウスプロジェクトの益 金の中から新しいベニヤを買ってきて絵をかいて、その絵をいわゆる休憩所の四方に張っ て、外から見た目に美しいようにということで張っておりましたけれども、それを燃やさ れたということで、私も非常に残念だなという思いがあるわけでございます。 当時、公園緑地の参事、今、下水道課長の河野課長さんに私なんかもお願いをさせてい ただく中で、ぜひとも、もう少しでいいので、予算が少なくてもいいから仮補修だけでも してほしいというお願いをして、公園緑地課の御理解もいただいて仮の補修がとりあえず できたということで、非常に喜んでおりますけれども、火災があった経緯にしろ、ホーム レスの方々がそこに住みつくという問題にしても、私は四方を取り囲むということが、何 かそこにいわゆる密閉された空間をつくってしまって、外から見えないから中で何か悪い ことをするというようなことになる一つの原因になったのではないかなというふうに、個 人的に思えてなりません。公園というのは、やっぱり今後有効活用していく上で、使われ てこその公園だというふうに思っています。ですから、できれば四方を取り除いた上で、 また昔のように、イベントのときのように四方を取り外して、いつでも人から、国道10号からも海側からも公園の中からも見える環境をつくっていただくということが、ホーム レスの方にしても、火災という悪いことをする人たちにしても、一番の防御策になるので はないかなというふうに思えてなりませんので、また夏祭りでも使うようでございます。 そういった要望等があろうかと思います。これは市長の御決断もいただかないと、なかなか担当課だけでは乗り切れない問題があろうかと思いますので、使われてこその公園とい うことで、ぜひとも市長、課長、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っていま す。 それから、ドッグランの設置についてということで、ちょっとお尋ねをしていきたいと いうふうに思います。ちょっと時間もありませんけれども、最近ペットブームで、特に犬 ですね、犬が大変家庭で飼われているということで、散歩コースがあったとしても犬を放 してわあっと走り回れるような場所がなかなかないということで、これは近年よく言われ ておりました。それでいわゆる市が持っている、公が持っている公園でドッグランをして いる地域というのも、私もインターネットで調べたら結構あるのですね。あとは法的にで きるかできないかといえば、できるというのであれば、ぜひこういった公園の有効利用の 仕方、公園の使い方というのも今後検討していただけるとよろしいかなというふうに思っ ております。これもちょっと時間がありませんので、答弁はいただきませんけれども、ぜ ひそういったことにも頭を切りかえて考えていただければなというふうに思っております。 続きまして、中心市街地活性化事業についてでございますが、間口改良事業という事業 も行われております。それにしてもやっぱり一番の課題は、中心街にいかに定住人口を持 ってくるかということが一番ではないかなというふうに思っています。その柱がいわゆる 近鉄跡地の問題で、なかなかこの居住系のプロジェクトがうまく立ち行かないので、これ はもう仕方ないなと思う部分もあるのですね、この経済状況の中で。いわゆる鋼材なんか もどんどん上がっていって、なかなか思うように事業が当初思っていた金額ではできない というような内容があると思います。ただ、これが例えばホテルであるとか、ほかの民間 事業者に買い取られて、「妙なもの」と言ったら失礼かもしれませんが、何か変なものが ぼんと建てられたら、別府市にとってはもうおしまいなのですね。ですから、私は思うの ですけれども、これは中活とかぶるのですけれども、ただ予算は中活の予算というのは、 これは限りがありますから、ひとつ考えて、私の頭の中で考えてこれしかないかなと思う のは、いわゆるまちづくり交付金ですね。まちづくり交付金で来年3月でいわゆる都市再 生整備事業というのが、これはもう終わりを迎えますよね。まちづくり交付金というのは、 今後も国交省の事業の中で続いていきますので、そのいわゆる都市再生整備事業というも のの期間の延長をするということで、これは補助率が4割で地元負担が6割ということで ございますので、例えば10億、近鉄跡地が10億と言われたら、10億ではないと思い ますけれども、10億と言われた場合は、4億がいわゆるまち交を使う、6割は地元負担 という形になろうかと思いますけれども、やはりこういったこともそろそろ考えていかな いといけないのかな。というのは、やっぱり別府市百年の大計で考えたときには、あそこ の場所というのは、やっぱりほかのものが建てられたときには非常に後悔するようなこと にもなりかねないなというふうに思いますので、ぜひこのまちづくり交付金の都市再生整 備事業の延長というものも今後検討していっていただきたいというふうに思っていますが、 その点についてはどうでしょうか。 ○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。 本多産建につきましては、現在まだ企業側の方がマンションを建てないということは明 言しておりません。今、金融支援の方に回っているということでお聞きをしていますので、 もうしばらく推移を見させていただきたいと思います。その跡地につきましては、また今 後、内部で協議をさせていただきたいと思います。

 ○7番(長野恭紘君) 今すぐ答えが出ることでもありませんので、でもぜひ、国の予算 の中でまち交というのは20億、30億という金額が結構ほかのところも出ていますよね。 だからもうやる、使うとすればこのまち交、使い勝手も考えるとまち交しかない、まちづ くり交付金しかないのではないかなというふうに思います。ぜひこの延長も視野に入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。 最後になろうかと思いますが、別府市リサイクル情報センターについて。 このリサイクル情報センターというのが、私どもなじみがなかなかないわけであります けれども、リサイクル情報センターについては、いろいろな市民の皆さん方からの声もあ ります。ちょっとこれは次の議会に質問の核心部分は持ち越しになるかと思いますけれど も、ぜひ市民に使いやすいようないわゆるリサイクル情報センターにしていただきたいと いうふうに思いますし、また土日・祝日がここは閉館なのですよね。だから、今後やっぱ り、市民の皆さん方というのは、土日・祝日がやっぱり一番休みで動ける時期ですので、 そういった土日・祝日の使用の方法等についてもぜひとも御検討していただきたいという ふうに思います。答弁は、時間がありませんから、次回に持ち越したいというふうに思い ます。


2009年6月15日

平成21年第2回定例会 (第2号 6月15日)

○7番(長野恭紘君) 私も、市長専決処分のべっぷプレミアム商品券についての議案質 疑をさせていただきたいというふうに思います。 先ほど議場に上がってくる前に、会派の部屋で大きな声で意見交換会をさせていただき ましたので、多重債務の課長には申しわけありませんけれども、厳しい指摘になるという ふうに思います。 河野先輩議員の方から意見が出ましたが、基本的に私もその意見に賛成というか、その とおりではないかなというふうに思っております。と申しますのも、先ほど3月19日に 関係6団体と意見交換をしたということで、それが一番初め、スタートだったというふう に思いますが、先ほども意見が出ましたけれども、最初は準備委員会でしたが、それから この実行委員会ができた。この過程の中でやっぱり主導していった行政なのですね。私も 皆さん方から意見を聞きました。基本的には皆さん、こう言われるんですよ。「やっぱり 行政がお金を出す。プレミアムも含めて、事務費も含めて6億8,000万円から9,0 00万円のお金が出るということで、我々は行政から言われたことを基本的には忠実に守 ってきたつもりだ」、こういうふうに皆さんはおっしゃるのですね。だから私は、この後 で順を追っていろいろな質疑ょをさせていただきたいというふうに思っておりますけれど も、やっぱり行政の責任というのは、私は重いと思います。さっき、6万冊、6億6,0 00万円分のプレミアム商品券が、先ほど課長が自信満々に、全国の上位20位に入ると いうようなことをおっしゃいました。ですけれども、それはそれで結果として20位に入 るだけで、その検証というのは、やっぱりこの事業をスタートする前にやらなければいけ ないことだと思うのですよ。なぜかというと、やっぱりそれには事務費というのがかかっ ていて、その事務費、もしくは印刷費というものを、例えば関係6団体が負担をするので あればいいんです。ただ、事務費に関しても行政がお金を全部出しているわけですよね。 ということは、仮に6万冊ではなくて半分の3万冊でよかったということになれば、この 印刷費がかなり、何十万、何百万単位で浮くわけでしょう。だから、「少なかったです、 すみません」ということだけでは、やっばり済まされない。これは税金ですからね。だか ら、私が軽口にそういうことを言うのは、どうなのかな、「ちょっと量が多過ぎました、 すみません」というのだけでは、私は済まされない部分もあるのではないかなというふう に思いながら質疑を進めさせていただきたいというふうに思っております。 自己負担の問題も先ほど出ました。今回は行政が全部負担をするということなのですけ れども、よく、今回の販売不振の原因として、商売人を、私は言い方が適切ではないのか もしれませんが、やっぱりうまく本気にしきれなかった。売る側ですよ、売る側をやっぱ りうまく使いこなしきれなかったというような側面が私はあったのではないかなという気 がしてなりません。自己責任、当然商売人の方は、自分たちのいわゆる経営努力をする上 で、自分たちが努力をしていく中でそれをしっかりやっていかなければいけない。そのも うけで自分たちは生きていけるのだと言われたら、私はそのとおりだろうというふうに思 うのですね。だけれども、こういう商売人の方々の今の平均年収を課長、ご存じですかね。 300万を切っているのですよね、300万切っているのです。今、別府市の市民の平均 所得190万ちょっとですね、190万8,000円ぐらいだったと思いますが、商売人 の方々は300万円切っています。 では、市役所の職員の方々、平均年齢41歳、42歳ぐらいだと思いますけれども、6 30万円前後ですよね。このことを考えても、やはり「自己責任」と言う前に、役所はこ の言葉を遣ってはいけないのですよ。役所は、当然自己責任だけれども、例えば担当であ る商工課がしっかりと、では、こういう手を打っていきましょう、こういう商品を開発し ていきましょう。現場に出て行って汗をかいて、一緒にやっぱりそれをやっていくという 努力が私は必要ではないかなというふうに思うのです。 だから、今回売れなかった理由の中に、商店連合会を初めとする商工会議室もそうです けれども、売れなかった原因の中にそういった理由が当然入ると思いますけれども、行政 はその部分でも責任があるということをお考えになっていただきながら、この質問をして いきますので、御答弁をいただきたいと思います。 そもそもこのプレミアム商品券についてですが、私はもうやらないのだろうというふう に思っていました。それは、今ごろになって私はなぜやるのかなというふうなことも思っ ていましたし、さっき先輩議員からも、ちょっと取り組みが遅いというふうなことも出ま した。大分市もこういうプレミアム商品券、公金を支出してのプレミアム商品券事業とい うのはやってないのですよね。このやっていない状況というのが、なぜなのかなというふ うに思ってちょっと調査をしたのですが、なぜ大分市はこのプレミアム商品券をやってな いというふうな認識を担当課としてはお持ちになっていますか。

○商工課長(永井正之君) 答弁をする前に、先ほど控室では大変失礼をいたしました。 それでは、答弁をさせていただきます。 まず、大分市が発行していない理由ですが、これは2月14日の、先ほど答弁をさせて いただきましたけれども、観光商工担当課長会議の席上で大分市の担当者の方からお聞き した話で、直接市長の方には尋ねておりませんけれども、大分市長いわく、「大分市の中 心街だけに集中するのではないか。これはいかがなものか。合併をしているので、野津原 とか佐賀関の方にはこれはほとんど落ちないのではないか」というのが大きな理由。それ と「大型店が大分市は今96店舗、もうすぐ100店舗近くあります。そういうところに ほとんど集中してしまうのではないか」というのが、担当課長からお聞きした意見でござ いました。

○7番(長野恭紘君) そのとおりだと思うのですね。大型店が多いのですよね。ものす ごく大型店が多いという中で、別府市も似たような状況なのですね、実は。もっと言えば、 大分市よりも市民1人当たりの売り場面積は、別府市民の方が広いのです。ということは どういうことかというと、事態は大分市よりももっと深刻だということなのですよね。も っと言えば、大型商業施設の飽和状態というのが、この別府市の状況であります。私も最 新の調査をしておりませんけれども、以前、イズミの進出のときに調べた状況の中では、 全国のワースト20位ぐらいに入っていました。それから中山別荘の跡でありますとか、 トライアルもできましたし、いろいろな大型商業施設と呼ばれるものが、別府市の中であ れから4店舗、5店舗ふえております。おそらく最新の調査をした場合には、ワースト1 0に入るような状況、大型商業施設の飽和状態というような状況があるのではないかなと いうふうに思って、私は創世会会派として市長に陳情・要望書を提出したということなの ですが、四つ、市長、私は要望書で提案をさせていただきました。 一つ目が、商品券の中身ですが、中小企業者への景気対策、支援対策であるということ を、この位置づけを別府市として明確にしてほしいということを申し上げました。規約で すかね、実行委員会の規約の中にも「中小企業支援のため」。二つ大きな柱があって、一 つは中小企業の支援のため、一つは地域経済の活性化のため。この二つが大きな柱だった と思いますが、その一つの柱、中小企業の支援というものをきちっと担保してほしいとい うことで、その別府市としての支援を明確にしてほしいということを要望しましたけれど も、結果としてはそういうふうになっておりません。というのも、先ほど言いましたよう に、別府市で仮に、まだ結果は出ていませんけれども、今、プレミアム商品券を売ってい ます。大分市の場合は、大型商業施設のためだけの支援策になる可能性があるから大分市 はやらない。そのかわり商店街独自で、たしかやりましたですよね。ガレリアですか、ち ょっと正確には申し上げられず、ちょっと申しわけないのですけれども、たしか商店街独 自でプレミアム商品券を自分たちがそのプレミアム部分を負担してやるということでやら れました。 ですから、別府市の場合は、今回そういう提案がなかったので、であれば、私は要望書 の2番目で、使用のいわゆる区分をつけてくださいということを申し上げました。という のも、大型店と地元企業とのいわゆる使える割合を少なくとも50%・50%、プレミア ム分で1万1,000円であれば、5,500円・5,500円で分けて、最高でも大型 店で使える分は5,500円までということをしないと、うたわれている中小企業支援策 にはなりませんよということを申し上げました。私が調べたデータによりますと、そのま ま規制をかけずに、そのままですよ、プレミアム商品券を出した場合に、約68%から7 0%が大型の商業施設に売り上げを取られてしまうという結果が出ております。68%と 申しますと、1万1,000円がプレミアム分がつくとしたら7,480円。7,480 円が大型店に、もうその時点で取られてしまうということになるわけなのですね。だから 大型店の除外ができないのであれば、例えばその68%もしくは70%のうちから18%、 もしくは20%の部分を地元にください、これを行政がちゃんとやるべきだ。でないと、 地元の中小企業の支援策にはなりませんよ、こういう要望を出したのですね。ですけれど も、残念ながら今回はこの要望が取り入れられませんでしたので、これから結果が出ます ね。8月31日まで使用期限があって、その先にきちっと検証を私もさせていただきたい というふうに思っておりますけれども、そういうことができなかったのは非常に残念だな と感じているところでございます。 それから、当初から危惧されておりました、先ほど河野議員からもお話がありましたけ れども、売り場が少ないのですよ、やっぱり。売るところが少ないのですね。売り場所と いうのが、この市役所それから商工会議所、それから3出張所ですね。ここでしか売れな いということがどういうことかというと、例えば車を持っている人はいいのですよ。車に 乗って行けばそれで済むのですけれども、例えば、では一番プレミアム、その1,000 円、1万円分買ったときには1万1,000円プレミアムがつくというその付加価値の部 分の恩恵をこうむってもらいたい人たちがどういう人たちかということを、やっぱりこれ は検証しなければいけなかったのではないかまだ間に合いますけれどもねと思う のです。タクシーに乗ったりバスに乗ってわざわざ市役所まで、3出張所まで、会議所ま でそのプレミアム商品券を高齢者の方が買いに来るか。それはできませんよ。1万1,0 00円分を買うために、1,000円分を犠牲にしてまで来たら、もう本末転倒、何のこ とかわけがわからなくなりますから、それは僕はできないと思うのですね。だから、やは り売る場所もきちっとこの実行委員会の中に、例えば商店連合会が入っているわけですか ら、商店連合会から具体的な提案も私は出ていると思うのです。たとえばやよいの中で売 りましょうとか、亀川の中、どこかのたとえば商店街の通り会それぞれの事務所で売りま しょうとか、そういう提案というのが私はあったというふうに聞いています。だけれども、 その意見というのが通らなかったというのが、私はどうしても納得ができません。この責 任については、また後ほどお伺いをしたいというふうには思っていますけれども、今後、 まだ時間もありますし、これから先のこともありますので、これから売り場所をどこか若 干ふやしていこうというようなお考えが、担当課としてはございますか。

○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。 今、議員さんの御発言の中に、商店街が売りたい、売ってもいいというのは、ごく最近 話があったものでございます。実行委員会、当初にはそういうお話はございませんでした。 そこで、私どもは、このお金の扱いと金券、商品券の扱い、この扱いについて商工会議 所事務局と協議をさせていただきながら、しっかりした......、毎日管理をしています。幾 ら売れた、現金が幾ら、そういうふうに1冊の間違いもないように販売したいという考え から、今回の30日、31日の前売りは市役所、商工会議所、それと3出張所で取り扱い ました。6月1日からは市役所の商工課と商工会議所で販売をしております。本当言うと、 私どもの通常の仕事に今大変障害が出てございます。職員7人で休みを取らずに、代休も 取らずに今販売しております。できれば販売個所は本当はふやしてほしいのですけれども、 その件につきましても実行委員会の事務局と協議をさせていただきたいと思っております。

○7番(長野恭紘君) 今、課長がおっしゃいましたけれども、私がいわゆる商店街の事 務局等で販売してもいいよということを聞いたのは、実行委員会が立ち上がってすぐです。 課長は首をかしげていらっしゃいますけれども、私もきょうの朝から課長と一番話がかみ 合わないのは、こういったところなのですよね。時期の問題とか、何でそういうことを、 では私に黙っていたのですかとか、では、そちらの問題できちっとなぜ部長とちゃんと意 思の疎通がそこでできないのですかとこれは後でちょっと言いますけれどもそう いうことなのですよ。だから私は、当初からそれを聞いていました。実行委員会の中で正 式に出たか出ないかという、非公式の中で出たか出ないか、私はわかりませんけれども、 ただ私はそういう話、提案をしましたという意見を聞いています。だから、くびをかしげ てもそれはしようがないのです。言った、言わないになるのでしようがないのですけれど も、私は一番は、今、代休も取らずにというような話もおっしゃいましたけれども、それ はやっぱりそういうものだと思いますよ。やっぱり民間企業はもっと大変ですよ、代休な んて民間企業にはないですから。この一定期間だけ代休を取らずに不眠不休で働くという ぐらいの覚悟がないと、私は民間企業に対して失礼だと思いますよ。それは大変御苦労を されているのだと思います。服務規程なんかもあるのだと思いますけれども、それは民間 企業の方々を助けるためだと思って課長はやっていただかないと、不眠不休でやっている のです、いい覚悟だと思いますけれども、今の期間だけですよ。この1か月、2か月の間 だけではないですか。それは不眠不休でやっていただきたいとというふうに、僕は思って います。 それから、資金繰りの話も出ました。たとえば6日にお金を入れた場合は翌25日、最 大約50日間も自分のところに、手元にお金が来ないという状況があるわけですね。私の 知り合いの中型スーパーと言っていいかもしれませんが、私の知り合いの経営者は、今1 日10万円分のプレミア商品券でのお買い物があるということをおっしゃっていました。 ということは、1日10万円で50日間お金が入らないということになると500万円で すよ。500万円のお金が資金繰りとして回せない。そこはある程度余裕がある。余裕が あるといっても、やはり半月先、例えば25日なり30日分ぐらいのいわゆる資金がない と、買い付ける金がない。だから50日間もお金をためられたらたまったものではないと、 さっき議員も言われていましたけれども、プレミアム商品券を使うためにお金を借りなけ ればいけないというような状況が発生するのですよ。実際、商工会議所がマルケーでも使 って有利な条件でお金を貸してくれたらいいけれども、それもできないというようなこと を言って嘆いていました、正直。だからそういったことも、これも当初から危惧されたこ となのです。手数料の問題があるので、例えば5日後とか10日後とは言いませんけれど も、例えば月中、月末、月中というのは月の中ですね、月末、それプラス月の真ん中、1 5日、それから30日というぐらいでお支払いをしてくれないと、やっぱり中小零細企業 は、そんな裕福な資金繰りでやっているわけではないですから、プレミア商品券を使うた めにお金を借りるというようなこの状況が私は発生してはならんというふうに思っていま す。これについても改善の余地があるのかなというふうに私は思いますけれども、先ほど 御答弁をいただきましたので、この点重複しますので避けますが、私の知り合いも私に電 話をかけてきたときに、「商工会議所にも苦情を言いました」と。さっき、「役所には苦 情はなかった」とおっしゃいましたけれども、「役所にも苦情を言った」ということを言 っておりました。これも言った、言わないになるので、もう結構です。「役所にも苦情を 言いました」ということをおっしゃっていました。 一番の責任問題とは言いませんけれども、やはり15日までに売り切るといったものを 期間延長する、それから3万円の上限枠も撤廃するというふうなことを言っていましたけ れども、要はこの実行委員会の中身が、私は先ほど行政主導で全部やってきましたねと言 ってきましたね、言ったのですけれども、今回のこの期間の販売の延長と上限枠の3万円 の撤廃については、どこでそういう話が出たのでしょうか。

○ONSENツーリズム部長(古庄剛君) お答えをさせていただきます。 このいわゆる販売期間の延長、それから上限を撤廃するというのがどこで出たかという 御質問でございますが、これにつきましては、5月30日、31日に、前売りとして土曜 日、日曜日に売らせていただきました。その中で我々が予想していたよりも売り上げとい いますか、販売が下回ったような経緯がありまして、その後、月曜日、1日から売る中で その割に伸びなかったというようなことがあった関係から、早急にこれは上限の撤廃、そ れから延長とかいうようなこともマスコミ、特にテレビや新聞等で延長等について検討し て、市民に周知しなければならないというような考え方の中で、偶然ちょうどそういうこ とを検討していたときに会議所の会頭さんが見えた関係、会議所の会頭さんは、プレミア ム商品券の実行委員会の会長でございますが、会長さんが見えた関係から、これは実行委 員会を早急に開くいとまがないというようなことも考えられるし、それとこの延長と撤廃 というのが、いわゆる消費の拡大というような観点から、これについて実行委員会の中で 異論が出ることはなかろうという観点の中で、実行委員長の方に提案をさせていただきま した。その中で実行委員長が「よかろう」ということで、そこで決断をいたしまして、事 務局の方にその提案をさせていただいて、全委員にその販売期間の延長、それから上限に つきましては、その中で、会議所とのやり取りの中で、「すぐ取っ払うというのはいかが なものか」というようなところがありまして、最初、期間の延長だけについて私は了解し たというふうに伺っております。

○7番(長野恭紘君) 部長、私は「どちらからこの提案をされたのですか」というふう に申し上げたのですが、明確に、どちらからこの話が出たかということだけ答えてくださ い。

○ONSENツーリズム部長(古庄剛君) 端的にお答えいたします。 私の方から、実行委員長の方に御提案させていただきました。

○7番(長野恭紘君) 別府市から言ったのですね、販売延長は。だからそこでさっき永 井課長とちょっと......、「認識の違い」というふうに課長は言われましたけれども、私は、 商工会議所の会頭にも確認しました。どうも私が課長と以前にこの打ち合わせをするとき に、会議所からこの電話があったのですよ、会議所からこういう提案があったと、いわゆ る実行委員会の会長である商工会議所会頭からこういう提案があったのですよというふう に私は認識していました。ただ、よくよく話を聞くと、役所から提案を、提案というか、 もう事後報告ですよ、事後報告。こういうふうにしたいと思いますけれども、いいですか という事後報告があったというふうに聞いています。だから私が何で、提案はどちらが先 だったかということにこだわるかというと、すべてこの実行委員会というものが、実行委 員会が全部話し合いをしてきたというのではなくて、全部役所がやっぱり責任もって最初 からやってきたわけですよね。だから私は、そこは隠す必要はないと思うのですよ。そこ をたとえ会派代表者会議でも私も言いました。自民党議員団の代表の議員も言いました。 だから何で売れないのか、何で早く、こんなにもたもたしておるのかというような意見が 出ました。だから、私はその意見が出たので、ああ、これはちょっと急いで売らないとい かんというような意見が、多分庁内でも出たのだろうというふうに思います。だからこん なふうな状況になったのかなというふうに思っているのですよね。だから永井課長は、会 議所からそういう提案があった。実を言うと、部長の方からそういう提案をしていたとい う、そういう何かちぐはぐなことがあると、何か責任転嫁をしようとしているような感じ にとられてしようがないのですよね。 商工会議所の担当の方は、こう言っていましたよ。それを会議所の会頭から言われて 「えっ」と思ったと。何でそんな話に急になるのかな。販売期間の延長だとか、例えば3 万円の上限枠の撤廃という話は、その話は担当者としては聞いていない。だから、何で急 にそんな話になったのかなといって、永井課長に電話をかけた。永井課長は、「ああ、ど うもそういう話になったようですね」とその時点では、永井課長はもう知っていたわけで すよね、その後に私と打ち合わせをしているのですから。だから私は、そういう話は一切 部長から聞いてなかった、知らなかったとさっき言っていましたけれども、それは認めら れませんよ。だから、そこはもうやっぱりこんな重要な決定を、実行委員会を開いて決定 するという正規のルートも、正規のちゃんとしたそういう手順も踏まずに、プロセスを経 ずに役所が会頭に、実行委員長に電話をして、「これでいきたいと思います。あと、では 時間がないのでみんなに言っておいてくださいと。実行委員会ってこんな軽いものではな いと思うのですよ。(発言する物り)だから私が言いたいのは、ちゃんと、それならば部 長と課長がちゃんとここら辺で打ち合わせをして、僕もこの議案質疑をつくるのに2日も 3日もかかっているわけですよ。だから、私は課長の話を聞きながらこの議案質疑をつく りました。だから、そこの部分が崩れてくるのですよ。だから、ちゃんとそこの部分は、 時間もあるわけですから、精査をちゃんとしていただきたいというふうに私は思っていま す。 それから、例えば仮にですが......

○議長(野口哲男君) 質問の途中ですが、7番議員、よろしいでしょうか。きょうは議 案質疑でございますので、その分についてお願いします。

○7番(長野恭紘君) はい、わかりました。 例えば、では3万円の上限枠を撤廃いたしますね。そうした場合に、これも仮の話にな りますけれども、例えば500万の車、もっと言えば550万円の車を買いたい人がいま すと、その人がプレミアム商品券で500万円分だけ買えば、50万円はいわゆるプレミ アムでついてくるわけですよね。上限枠を撤廃するということは、こういうことにもなら ないのですかね。これは別府市として、私がさっき言ったみたいに、より多くの方々にこ のプレミアムの1,000円の部分の恩恵を受けてもらいたいという大前提がある以上、 3万円の上限を撤廃したとしても、例えば550万円の車を買うために500万円プレミ アム商品券を買いに来ました、これでいいのですかと言われたときに、行政としてどうい うふうな対応を考えているのでしょうか。

○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。 まず、先ほどの発言の中で議員さんのおっしゃった「6月15日までに売り切る」とい うことは、一切言っておりません。「売り切りたい」というふうにずっと言い続けてござ いました。 まず、その3万円の撤廃、上限の撤廃です。当然議員さん御指摘のように500万、例 えば1,000万という話も来るのではないかと想定をしています。そういう中では、や っぱりその使用目的また内容等について、購入者ご本人とお話をした上で販売をしたいと いうふうに考えております。上限をとった以上、場合によっては販売せざるを得ないだろ うと思っています。そういうふうに考えてございます。

○7番(長野恭紘君) ということは、例えば100万、200万、300万というよう な方が来た場合には、もう売らざるを得ないということになるわけですね。一番は何かと いうことの前提として売り切らなければならないということから、やはりこの上限枠の撤 廃、3万の撤廃ということになったわけですよね。だけれども、やっぱり一番最初の、さ っきから何度も言いますけれども、多くの人の、多くの一般市民、別府市民の方々にその 恩恵を受けてもらうという大前提が壊れるということは、私は、この行政にも実行委員会 にも責任はあるのではないかなというふうに思いますよ。これは金持ちのための政策にな りかねないというふうに私は思うのですね。お金がない人は1万円、2万円しか買えませ んよ。ただ、お金を持っている人は、もっとその恩恵を受けられるというような政策を、 私は今回認めざるを得ない、完売しなければいけませんから、そういうことをしなければ ならないというのは、非常に残念な気がいたしております。 あと、もう一つ言えば、例えばこれも仮の話ですが、普通、実行委員会の規約を見てみ ますと、どこの実行委員会も、例えば商売人が100万円買ってそのまま銀行に持ってい った場合110万円、つまり10万円分のいわゆるもうけが出るわけですよね。これにつ いてやってはならないという一文が入っているのですけれども、別府市の場合は入ってい ないわけですよ。だから、そういうことが本当に起こらなければいいのですけれども、も し仮に起こった場合は、これはやっぱりちょっと問題が起こるのではないかなというふう に思っています。その点についてはどうですか。

○商工課長(永井正之君) お答えをさせていただきます。 他市では、そういう条件を入れているところと入れてないところがあります。小さな都 市では、商売人の皆さんのお顔がわかりますので、そういうことはないのだろうと思いま すが、10万都市になりますと、やはりそういう問題は起こります。そこで、そういう問 題がすでに起こっている都市からもお話を聞いてございますが、それも要するに経済対策、 中小企業対策という大きなくくりの中で考えるしかないということで、私も実行委員会の 中でそういう意見を言った記憶がございます。

○7番(長野恭紘君) 課長、今のは問題発言ではないですか。そういうことも認めると いうふうに実行委員会ではなっているのですか。

○商工課長(永井正之君) お答えいたします。 「認める」ではなくて、防ぎようがないということでございます。

○7番(長野恭紘君) 防ぎようがないから、実行委員会の規約の中でその一筆を入れな ければいけないのですよ。だから、それもせずに、それも経済対策の一環だからどうぞや ってくださいとは言わないけれども、やっても仕方ないということをこの議場で課長が言 うのは、ちょっと僕は問題だと思いますよ。だから、今の発言に関しては、ちょっと僕は いかがかなというふうに思うのですけれども、その意見がそういう不正をしても仕方がな いというようなことを、行政が実行委員会の中に入って公金が入っているのですよ、 これ。公金が入っているのですよ。それもいたし方ないというのは、僕はちょっとい ただけないなというふうに思いますけれども、まあ、いいです。それはそれで、ではもう、 そう言われるのであれば、もうそれは仕方ありません。 この問題は、これだけで終わらないだろうというふうに私は思っています。このプレミ アム商品券の換金がすべて終わった時点で、大型店といわゆる地元小売店との割合をぜひ データとしてお示しいただきたいということを、これを要望として1点。それから、年末 に向けて、先ほどデータの開示をお願いしましまたが、このデータ上、大型店のみのいわ ゆる施策となったというような判断をされた場合は、できれば年末に向けて地元企業の対 策としてのプレミアム商品券というものを考えてもいいのではないかなというふうに私は 思っていますが、今後そういうことをやられるおつもりはございますか。

○ONSENツーリズム部長(古庄剛君) お答えいたします。 今後、プレミアム商品券、中小の小売店を対象としたような、勘案できるようなプレミ アム商品券の発行ということでございますが、この件につきましては、今回のプレミアム 商品券の利用状況等を検証していく中で今後十分協議していきたいというふうに考えてお ります。



2009年3月 5日

平成21年第1回定例会 (第3号 3月 5日)厚生消防委員会委員長(長野恭紘)

 厚生消防委員会は、去る2月27日の本会議において付託を受けました議第1号平成20年度別府市一般会計補正予算(第4号)関係部分外6件につきまして、3月3日に委員会を開会し、慎重に審査をいたしましたので、この経過と結果について御報告いたします。
 最初に、議第1号平成20年度別府市一般会計補正予算(第4号)関係部分について御報告いたします。
 まず消防本部関係ですが、当局より、今回の補正は、ガソリンの高騰による燃料費の増額補正と消防車両購入費及び施設工事費等の入札に伴う減額補正、並びにこれらに伴う国庫補助金、地方債の減額補正である等の説明がなされました。
 次に、社会福祉課関係であります。被保護世帯、人員の増加による生活保護扶助費の追加額、平成19年度扶助費清算に伴う国・県返納金を歳出に計上、また歳入において、扶助費追加に伴う国・県負担金等の追加並びに減額補正を計上している等、当局より説明がなされ、これを了とした次第であります。
 続きまして、保健医療課関係についてですが、各種医療費関係について歳入、歳出とも決算見込に基づく追加額及び減額補正を計上するとともに、保健センターの用地購入費の追加額等を計上している等の当局からの説明に対し、委員より、予防接種及び口腔衛生等についての今後の取り組みについて意見がなされました。当局より、各関係機関等と連携を図りながら接種率等の向上、健診の強化等に努め、今後も子どもたちの健康増進に取り組んでいきたいとの答弁があり、これを了とした次第であります。
 その他、障害福祉課、児童家庭課、高齢者福祉課、環境課関係部分については、年度の最終予算であり、決算見込みによる歳入歳出予算の追加額及び減額による計数整理等を行ったものであるとの当局説明を了とし、議第1号平成20年度別府市一般会計補正予算(第4号)関係部分については、採決の結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議第7号平成20年度別府市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、保険料の特別徴収と口座振替選択制等について、対象者となる被保険者全員に周知する経費を歳出に計上、それに伴う歳入の追加額を計上している等の当局説明を適切妥当と認め、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議第9号別府市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定については、介護報酬の改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するために交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を適正に管理、運営するために基金を設置することに伴い、条例を制定しようとするものであるとの当局説明を了とし、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
 続きまして、議第46号平成20年度別府市一般会計補正予算(第5号)関係部分についてですが、幼児教育期の第2子以降の子に対し、手当を支給することにより、子育て家庭に対する生活安心の確保を図ることを目的とした子育て応援特別手当支給に要する経費として、事務費及び特別手当支給額を歳出に計上、並びに全額国庫補助に伴い歳出と同額を歳入に計上している等の当局説明を適切妥当と認め、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 最後に、議第5号平成20年度別府市老人保健特別会計補正予算(第3号)、及び議第6号平成20年度別府市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、並びに議第11号土地の取得については、いずれも当局説明を適切妥当と認め、それぞれ採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上で、当委員会に付託を受けました議案に対する審査の概要と結果の報告を終わります。
 何とぞ、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手)



2008年12月19日

平成20年第4回定例会 (第7号12月19日)

 議員提出議案第20号は、お手元に配付しております意見書を読み上げて、提案理由の説明にかえさせていただきます。
       別府市における高等学校の「後期再編整備計画」を見直し、
       地域の声を十分反映したものとすることを求める意見書
 4月30日に、大分県教育委員会は、高等学校の「後期再編整備計画」の「中間まとめ」を発表しました。
 「中間まとめ」によると、別府青山高校と別府羽室台高校を統合し(校地 青山高校)、普通科と外国語科による単位制高校とする内容になっています。
 また、別府市においても、今後の市立別府商業高校のあり方について検討委員会を立ち上げ、検討を重ねた結果、最終的に「県立移管を目指すべきである。」との答申を受け、7月には知事及び県教育長に対し数点の条件・要望を付し、別府商業高校の県立移管を要請いたしました。
 それを受け、8月27日に「後期再編整備計画」の最終案が発表されましたが、その中で別府商業高校については、既に示された別府青山高校と別府羽室台高校との2校統合の中に組み込む内容となっており、市の検討委員会から出された条件・要望がどのような形で取り入れられているかが明確ではありません。
 仮に、3校を統合した場合、普通科、外国語科、商業系学科を併せ持った単位制高校とするとされていますが、県内はもとより、全国的にも3つの学科が混在する単位制高校はほとんど例がありません。なぜ、今そのような冒険をあえて冒す必要があるのでしょうか。
 別府市における今後の卒業生数を見てみると、平成20年度が1,039人で、平成29年度も961人という人数で推移し、当面は別府商業高校の県立移管もあわせ、市内に公立3校の共存は、適正規模校の範囲内で十分に可能な状況です。
 また、仮に市内の公立高校が2校となった場合は、家庭の経済状況により、学習の機会自体を奪うことに拍車がかかることも容易に想像がつきます。
 このような社会状況の中でこそ、公立高校として本来果たすべき役割を十分認識し、地域の実情に応じ、柔軟に対応すべきです。
 「後期再編整備計画」が単に行財政改革の一環として行われるのではなく、郷土の未来を背負う子ども達にとって最良のものとなるよう、別府市における「後期再編整備計画」を見直し、地域の声を十分反映したものとするため、下記の事項を実現されますよう、強く要望いたします。
                  記
1 今後、地域の生の声を聞く話し合いの場を設け、実情に合った計画に見直すこと。
2 別府商業高校が現在まで果たしてきた地域への貢献を十分斟酌すること。
3 別府商業高校の県立移管について、先に提出した要請文に付け加えた条件・要望の実現方を再度検討すること。
4 公立高校本来の役割を認識し、統合により、経済格差が教育の機会均等を奪うことのないよう十分に配慮すること。
5 長期的には統合が不可避であっても、全市的にバランスのとれた学校配置となるよう十分に配慮すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
      平成20年12月19日
                             別 府 市 議 会
    大分県知事
    大分県教育長  殿
 何とぞ、議員各位の賛同をお願いいたします。(拍手)


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2008年12月12日

平成20年第4回定例会 (第5号12月12日)

○7番(長野恭紘君) 「スマイルべっぷ運動」の前より、いつも笑顔の長野でございま す。(笑声)「スマイルべっぷ運動」のことは言ってないですけれども、これは当たり前 のことですよね。このバッジの存在自体が、私はむなしいなというふうに思います。この バッジを見るなら私の顔を見てください、私はそう思っています。ですから、これは当た り前のことですから、これはやるのが当然です。行政もそう、議会もそうです。それをま ず言って、質問に移りたいと思います。 今回、ものすごく欲張りました。ほとんどが、教育委員会に対しての質疑になろうかと 思います。 それでは、早速質疑に入りたいと思います。まず、別府市における高校の後期再編整備 計画についてでございますが、昨日の加藤議員に対しての答弁で、その内容というものは 私もわかっておりましたが、大体おわかりになったのかな、私以外の議員の皆さん方にも 改めてわかっていただいたかなというふうに思っております。重複する部分を避けますが、 あえて言うならば平成22年から26年に、どこかで統合させるという内容だったと思い ますが、耐震補強等々の問題があるということで27年、別府は27年に統合をさせると いう内容になったというふうなことだと思います。 整理しますと、昨日の答弁からもわかるように、別商の県立移管を正式に7月に県知事 と県の教育長に対して要請をしたということだと思います。その正式な答えが参りました。 改めて申し上げますと、別府商業の移管に関しては二つの道しか県は認めませんと。要は すでに発表されております県立別府青山高校と羽室台高校の統合につけ加えて別商をくつ ける、いわゆる3校を一つにするという選択肢と、もう県立移管はそれが嫌ならさせませ んという二つに一つ、どっちかだというふうな案が示されていたと思いますが、間違いご ざいませんか。

○教育総務課参事(御手洗茂君) お答えいたします。 市教委といたしましても、二つの案で発表されたと理解しております。

○7番(長野恭紘君) そういう理解でよろしいかと思います。この点については、また 後ほどいろいろと議論をしていきたいというふうに思いますが、8月27日にこの後期再 編整備計画の発表が県教委からあったわけでございますが、市としては、いつ、だれが、 またどのような方法でこの別府市、商業の県立移管も含めて返事をお受け取りになったの か、この点御答弁ください。

○教育総務課参事(御手洗茂君) お答えいたします。 8月27日に発表されました後期再編整備計画は、8月29日に市教委あて郵送されて きました。

○7番(長野恭紘君) 市長、私はこの件で松川先輩と市長のところにまず、乙咩議員は ちょうどそのときにいらっしゃらなかったので、まず別商と羽室のことだということで市 長のところにお伺いをいたしました。あれが9月1日、手帳を見たら9月1日となってお りました。また市長にその点をお尋ねしたときに、この別商の件については、検討委員会 の中で5度も検討委員会を開いて、その中でさまざまな附帯条件をつけながらの答申を受 けたということだったと思いますが、この結果というのはどういう形でお受け取りになっ たのですかということでお尋ねをしたときに、いや、ファックスでぺらっと来たというよ うな市長のお答えをいただいたと思います。8月29日に市教委に対しては郵送で来たと いうことだと思いますが、そこら辺はちょっとよくわからないのですけれども、恐らくあ の時点で市長がファックスを見てお知りになったということだと私は理解していますが、 この姿勢なのですよね、結局は。7月に市の答申を出して、8月27日に県の最終案が出 された。約2カ月ない間の中で市の意見も聞かない。結局のところは県の中で議論をした のでしょうけれども、その答えは、検討委員会を5回も開いて、別府市にとっては一大事 なわけですよね。それを県教委は、ファックスでぺらっとよこして、これがこれですよと いうような何か……、私も羽室の同窓会長ですから、ずっと県とも話をしてきましたけれ ども、この姿勢が、私が思うこの一貫した今回の統合に関しての県教委の統一した、最初 から最後まで同じ、何というのですかね、冷たいやり方というか、何かこう、一貫した姿 勢ではないかなというふうに思えてならないのですよ。 他市しても、別府市以外にも統合問題というのは一大事だと思います。大問題だと思っ ています。それをファックス1枚というのは、今考えてもどうかなというふうに、私は本 当に疑問を感じるわけでありますが、私も2回、「何度か」と言いましたけれども、2回 県教委を訪ねて、高校改革室ですが、訪ねました。それで、県教委に別商の件をお尋ねし ましたら、県教委の答えは、「いやいや、別府市さんの要求どおりにしました」というも のでございました。というのも、市長から県知事への要請文と、郷司教育長から県の小矢 教育長にあてた文書というのは、それぞれ要請文を出したのですよね。それぞれの文章が 若干違うのですね。市長の場合は、知事に対して「どうか県立移管をしてください」と、 県立移管の要請にとどめていたと思います。郷司教育長の場合は、県教育長に対して「ま ず県立移管をしてほしい」、その内容についてはこういう文章の書き方だったのではない かなというふうに思うのですね。要は青校と羽室の統合に別商を組み合わせてもう一回検 討してほしい、こういった内容になっていたのではないかと思うのです。だから、それを ちょっと何というか、県の方にいいようにとられてしまったと、私はそう言ったのですけ れども、この件についても後でちょっと述べたいと思います。時間もものすごく限られて おりますので、要請文、市の教育長から県の教育長に出された要請文の中で、先ほど言っ た幾つかの条件・要望、これはきのう、加藤議員もおっしゃっていましたが、幾つかの条 件・要望があったと思いますが、その条件・要望についてまず御答弁ください。

○教育総務課長(荒金傳君) お答えいたします。 別府商業高等学校改革検討委員会の答申内容でありますけれども、「別府市立別府商業 高等学校の将来の構想について」ということで、第1に、別府市別府商業高等学校は、県 立移管を目指すべきである」となっており、それに付された条件・要望は6項目となって おります。まず1項目目として、「大分県立別府商業高等学校としてでき得る限り存続を 要望する。できない場合でも、これまでの別府市立別府商業高校卒業生の県内産業界への 貢献度は多大なものがあることから、別府市に商業系の学科及び定員枠を確保すること」。 2項目目といたしましては、「別府市内中学校卒業生の将来の進路保障のため、公立高校 の定員枠を確保すること」。3項目目といたしましては、「土地建物、その他設備、備品 等すべてを県に無償譲渡することが望ましい」。4項目目といたしましては、「他校との 統合を検討する場合、県立別府羽室台高等学校との組み合わせについての検討を要望す る」。5項目目といたしましては、「国際観光温泉文化都市である当市にある高校として 特色ある学科、またはコースの創設を要望する。例えば観光ビジネス科、国際観光科、国 際リゾート科、国際経済科」。6項目目といたしましては、別府市立別府商業高等学校の 伝統を尊重し、従来どおり市のイベント等に積極的に参加できる地域に密着した高校とな るよう要望する」ということであります。

○7番(長野恭紘君) 以上の6項目であったというふうに思います。その六つを見たと きに、唯一県教委の方が認めてくれたというのが、どちらか選べということなのでしょう けれども、県立にはとりあえず移管をさせてあげましょう、3校統合という形でというこ とのみだというふうに思います。何ら、何らと言ったらニュアンスがちょっと違うかもし れませんが、市の要望・条件というものが、今の段階では取り入れられていないというふ うに私は思います。市の教育委員会は、このことについて、今の6項目について県との折 衝というか交渉というか、このことについての何か説明をお求めになったのか、またこれ を受けて別府市として希望どおりしてもらった、県が言うようにそういうふうにお思いか どうか。御答弁ください。

○教育総務課長(荒金傳君) お答えいたします。 条件・要望に対する説明といたしましては、公立高校の定員枠を確保することというこ とに対しましては、中学校の市内卒業生予定者数が、平成20年度では1,039名、平 成26年度では948名と予測され、91名減少することから2学級減としたということ の説明を受けております。 それから、県立別府羽室台高等学校との組み合わせに対しましては、ただ単に青山と羽 室との統合に別商を加えて3校にしたというものではなく、いろいろな組み合わせについ て検討した結果であるということの説明を受けております。 それから、特色ある学科、またはコースの創設に対しては、答申書にあるような特色あ る学科を含め、これから詰めていきたいという説明を受けております。 それから、後期再編整備計画で発表されました内容につきましても、説明を求めており ます。新設校は、普通系、外国語系、商業系と異なった学科に単位制を導入するとしてい るが、どのような運営形態をとられるのか、また商業系学科が3学級程度となった理由及 び新設校を1学年9学級にすることは可能かという説明を求めております。単位制の導入 につきましては、異なる学科に単位制を導入することで、生徒が学びたい選択肢がふえる ことから、生徒にとって利点が多いという説明を受けております。また商業系学科が3学 級程度になった理由については、3学級程度ということで、確定したものではないという 説明を受けております。新設校を1学年9学級にすることについては、8学級を適正規模 としていることから、9学級に対する考えはないということの説明を受けております。 なお、要望が聞き入れられていないではないかということでありますけれども、教育委 員会としましては、市の要望・条件について、今後県と協議していきたいと考えておりま す。

○7番(長野恭紘君) 7月の段階で要望・条件というのが付されて提出をされているわ けですから、国体があったとか、もっと言えば、あんなことがあったと言われたら、「そ れはそうでしょう」ということになるかもしれませんが、やはり先に、この発表の前に、 だからこそ発表の前にこの条件・要望を付して県の教育委員会にお出しになったのではな いのですか。一回決まってしまったら、やっぱり引っ込めるということはなかなか県教委 としてはできないと思いますよ。だから、またこれも最後にまとめで言おうと思っていま したけれども、ちょっとこれは私も含めてですけれども、余りにも行動が遅かったのかな、 そしてまた余りにも興味を持つことというのをちょっと忘れていたというか、そこにあえ て目を向けなかったのかなというようなことも、今になれば考えています。ただ、だから といってこの時点でもう何も、すべてあきらめるということは、これはできません。です から、今言われたように、今後県と折衝していく、交渉していくということが当然必要に なってくるわけであります。 先ほどちょっと申し上げましたが、県としては、市長の要望書ではなくて教育長の要望 書を見て、「ちゃんと言うとおりにしたではないですか」と、こう言われるのですよ。だ から、私は平山室長に申し上げました。「平山さん、ここにはこの3校をまた入れてもう 一回検討してもらいたいということを書いていますけれども、その下を見たら、県立別府 羽室台高校との統合についても検討してほしいということも書いてますよね。このことに ついてはどういう議論をされたのですか」と言ったときに、私の記憶している限りでは明 確なお答えはしていただけませんでした。ですから、何と言えばいいのかわかりませんけ れども、とにかく教育長の要請文を使って県教委はその解釈を、独自の解釈を恐らくされ たのだろうというふうには思います。 別商の県立移管に関しましては、市はお願いする立場です。当然、市としては難しい交 渉であるということは、それはもうだれが見てもわかります。ですけれども、これも加藤 議員がきのうおっしゃっていましたが、余りへりくだり過ぎて本当に弱腰で交渉するとい うようなことだけは、私はすべきではないというふうに思っています。県からすれば、こ れは市のことだから、市はこの条件をのめなかったら、もう統合しませんよというような 態度になるのかもしれませんが、これは私の個人的な感想かもしれませんが、やはり半分 は本来は県がやるべきことを市が今まで一生懸命自前でやってきたというふうに私は思っ ています。ですから、そういう意味においても意見書が今回出されています。意見書の中 にも明記をされておりましたが、県の方にも強く求めていっていただきたいのは、やはり 今まで大分県、別府市にどれだけの別府商業高校が貢献をしてきたかということを、議会 事務局の方から文書を訂正していただいて、しんしゃくしてくれ、「しんしゃくをしてほ しい」という表現が使われておりますが、そのことは十分やっぱり県教委にも交渉する前 に、それを言うと向こうが気を悪くするかもしれませんけれども、いや、そういうことも やっぱり含めた上で、やはり交渉をしていってもらいたいなというふうに私は思います。 今までが今までだったので、もう今後は積極的にやっていただきたい。そういう意味では お願いをしておきたいと思います。 県立移管を優先をする余りに、将来の別府市内の高校のあり方を初めとして、本当の意 味での子どもたちの議論というのが置き去りにされているような気がします。今後の別府 市の別府商業高校の県立移管に対する基本姿勢、これを御答弁いただけますか。

○教育総務課長(荒金傳君) お答えいたします。 市教育委員会といたしましても、将来の子どもたちの教育環境を守るためにも県立移管 が必要であると考えております。今後、別府市の条件・要望、また県からの条件提示もあ るものと考えられますから、十分協議を進めていきたいと考えております。

○7番(長野恭紘君) しつこいようですが、県立移管が大前提で、何が何でも移管する ために何でもしますというようなことだけはしてほしくない、このことだけはくぎを刺し ておきたいというふうに思います。 先ほどの御答弁をいただいた中でも出てきましたが、別府市の子どものことを優先する と、大事なことは大きく二つかなというふうに思います。一つ目が、別府市内の中学校の 卒業生の将来の進路保障のために公立高校の定員枠というものを確保することということ と、二つ目が、生徒が学びたい選択肢をふやしてあげる、または確保してあげる、このよ うなことが、大きく二つが大事なのかなというふうに思っておりますが、この私の考えと 教育委員会の考えは一致しているというふうに思ってよろしいですか。

○教育総務課長(荒金傳君) お答えいたします。 教育委員会といたしましても、公立高校の定員枠の確保及び生徒の学びたい選択肢がふ えることということにつきましては、検討委員会に付されました条件・要望にもあります ように、これを尊重して進めていきたいと考えております。

○7番(長野恭紘君) 「はい、そうです」と言っていただきたかったのですけれども、 まあ、一致しているということで理解をしていきたいと思います。 私は、この統合問題に関しては数年前から、より深く掘り下げて活動もしてまいりまし たし、取り組んできたという自負もあります。いろんな角度から時間をかけて検証をさせ ていただきました。先ほどの二つの最優先課題、今御答弁いただいた最優先課題を達成す るためにも、私は市内に公立高校3校の枠組みがどうしても必要だというふうに思ってお ります。それが、自分自身の導き出された答えであります。 3校の理想形は、まずは拠点校である鶴見丘、進学校の鶴見丘がこれは一つ、そして二 つ目が現在、青山高校が単位制普通科という形で単位制をもう取り入れております。この 単位制高校としての青山高校、そして三つ目が、別府商業高校を中心とした羽室台との統 合校というこの三つが、どうしても私は今後別府市のためには必要だというふうに思って います。 では、なぜその3校が理想形なのかということをちょっと御説明というか、議論をして いきたいというふうに思います。 別府市に公立高校が2校ということになれば、まず率直に言って、何で12万もいるこ の都市、子どもたちの数もほかの都市に比べても多いはずなのに、何で公立高校が2校な のですか、これがやっぱり、いろんな方の意見を聞いても一番多い意見なのですね。その ことに対して非常に疑問だ、違和感があるということを私自身も感じます。4校が3校に ということであれば納得もできますけれども、2校というのは聞いただけでもバランスが 悪いな、もっと言えば、人の言葉を借りて言いますが、「センスがないな」というふうに も言われました。私自身も、そういうふうに思います。仮に2校になった場合の多くの問 題点というのが考えられるわけですけれども、県は、適正規模の学級数を6学級から8学 級ということにしております。そして仮に2校になった場合には、それぞれ1学年が8学 級程度掛ける2校ですから、計16学級程度となるわけでございますが、これは現在の別 商を含めた4校18学級よりも2学級減るということになります。将来の生徒の減少を計 算した上で3校の枠組みでは、この6から8という適正規模の数は維持できないという判 断をされたのだと思います。どうしても6学級から8学級というものに県の教育委員会は こだわるわけなのですけれども、確かに競争とかいろいろなことを考えたときに人間関係 が固定化するとか、いろんなことがあるでしょう。ですから、6から8ということになっ ているのだと思いますが、私は、この6から8、これがもう絶対だというふうに、へばり つくのはどうなのだろうなというふうに率直に感じています。仮に1校が5学級と考えた ときには、別府においては3校の枠組みで十分にこれはやっていける。6学級がよくて5 学級ではだめという理由は、明確な理由がちょっと私にはよくわからないのです。6の方 がよい、けれども5でも地域の実情に合わせて柔軟に対応しますというのが、私は県教委 の正しい姿勢ではないかなというふうに思っています。 そこで、今言った柔軟に対応すべきだと言いましたが、別府以外の地域がどのようにな っているかということを見てみますと、県教委が地域の実情に合わせてちゃんと計画を出 している地域というのもありますね。それでは、後期再編整備計画の日田市それから中津 市の公立高校の数と学級数は、今後、統合後どのようになるのか御答弁ください。

○教育総務課参事(御手洗茂君) お答えいたします。 県教委の資料によりますと、中津市内はこれまで5校の県立学校がありました。平成1 9年度より耶馬溪高校が中津南高校の分校として1学年1学級、中津南高校と中津北高校 はそれぞれ1学年5学級、そして今度の計画に乗っております中津商業と中津工業を統合 した新設校が1学年7学級ということで、3校で1学年18学級を予定しているようです。 日田市につきましては、現在3校の県立高校があります。日田高校が1学年7学級、日田 三隈高校が1学年4学級、日田林工高校が1学年6学級で、市内3校で1学年17学級あ りますが、日田につきましては、今のところ統合の計画は発表されていません。

○7番(長野恭紘君) 御答弁いただいたとおりです。地域の実情に即した計画を立てら れているなというふうに思いますね。4学級のところもあれば5学級のところもある。た だ、私も耳に挟んだわけでありますけれども、大分と別府は都市型だから、都市型の学校 には6から8というのを絶対適用していくのだということをおっしゃっておりました。し かし、大分と別府の実情は、これはこれでまた違います。ですから、やはり柔軟に対応し ていってもらうべきだというふうに思います。何で日田だけ……。もうこれ以上言いませ ん。何かあるのかなというふうに勘ぐってしまうようなことがあまりすよね、やっぱり日 田という土地を聞いたときに。だから、「柔軟に対応できるのではないですか」というふ うに私は言いたいのですよ。だから、そういうことも含めてぜひ教育委員会は今後の交渉 に生かしていただきたいというふうに思います。別府市よりずっと人口の少ない中津や日 田にも再編後も、日田の場合はないですけれども、公立高校が3校ある、4学級や5学級 もある。他県からの越境というか、流入というのも当然中津、日田というのは考えられる わけでありますが、別府市にも同様にこういう柔軟に対応できるのではないかなというふ うに思ってなりません。 次に、別府市が仮に2校になった場合に、それぞれの高校の姿を思い浮かべながら、そ のときに発生するのではないかなという問題点について具体的に今度は議論をしていきた いと思いますが、まずは鶴見丘高校の件でございますけれども、現在の6学級から8学級 になる。ということは単純に計算して80人定員がふえるということでございますが、こ の中にも非常にたくさん鶴見丘の先輩がいらっしゃることだと思いますが、鶴見丘は拠点 校なのですね。つまり進学校ということだろうと思います。簡単に言えば学力の高い生徒 を育てていくというのが、これが使命だろうというふうに思っています。現在の定員の入 試状況の中でも、6学級の定員の中でも鶴見丘の過酷な状況、学習の面で見たら非常に厳 しいという状況が、今年度の入試にも見ることができるというふうに私は思っています。 参考までに、今年度の鶴見丘の入試状況を御答弁いただきたいと思います。

○教育総務課参事(御手洗茂君) お答えいたします。 平成20年度の鶴見丘高校の募集定員は、240名でした。19名が推薦入試で合格し たので、第1次入試の募集人員は221名で、当初の志願者数は230名でした。志願変 更によりまして5名が取り下げ、1名が新たに提出したため、最終志願者数は226名で ございました。最終的には240名の募集定員に対し推薦及び1次合格者が237名で、 3名の欠員が出ました。2次募集として3名の募集がなされました。このときの志願者数 は、発表されておりませんでした。

○7番(長野恭紘君) 今のとおりなのですが、簡単に引き算でいくと、つまりこういう ことだと思うのですね。240名の定員に対して推薦合格者が19名、240から19引 くと、残りは定員数は221ですね。この221に対して最終的に1次募集で226名の 志願者が来た。226引く221は、普通に引き算すれば、残念ながら5名の方は不合格 ということに当然なるのですけれども、ではなくて8名の不合格者を出したということな のですね。だから定員に3名足らずに1次募集を、1次募集の中で定員を3名、定員内不 合格というのですかね、こういう状況が、過去からあったのだと思いますが、今年度もあ った。ということは、これは御答弁しにくいでしょうから申し上げますが、もう最初の段 階で、定員内であったとしても恐らく点数に届かない子は、申しわけないけれども授業に はついてこれないだろうということで、もう最初の時点から外しているという結果がこの 結果なのだろうということは、容易に想像がつきます。当然3名に対して2次募集をかけ た。当然そうなればどうなるか。優秀な子が集まるというふうに考えるのが、これは当然 でしょう。2次募集3名に対しては何名集まったかというのは、これは教えられませんと いうことなので何名来たかわかりませんけれども、大体そういったことだろうというふう に思います。 これは、私は悪いと言っているのではないのです。もうこれは拠点校の宿命だろうとい うふうに思っています。しかし、現状がこういうことでありますから、2クラス80人ふ やしたときに、では今後の鶴見丘で一体どういう状況が起こるかということを考えると、 これは私、教職員ではないので原田先生に申しわけないのですけれども、間違っていたら ちょっと訂正してください。普通、鶴見丘の今の学力の最低ラインというのを、これを最 低ラインとして、今の学力を最低ラインとして守ろうとしたときには、今より新たに80 人が入ってくるということになると、半分、例えば順位でいえば120位の子が真ん中と したときに、ここから上の子が80人ふえるのか、ここから下の子が80人ふえるのかと 考えたときに、普通どおり考えたら真ん中より下の子が80人入ってくるというふうに、 現状では考えざるを得ないのではないかなというふうに思うのです。入学時の全体の平均 はちょっと落として、多少レベル、ランクを落としてでもとにかく入学させて中に入れ込 んでたたき上げるというか、鍛え上げるというか、子どもの可能性というのは無限大です から、そういうふうにやるのだと今、県教委もそのように言っているのですね、たぶん。 言っているのだと思います。 加えて、県教委が言っていることを小耳に挟んだのですけれども、「いや、学校の先生 たちもとても優秀ですから、先生たちがこれから頑張りますよ」というようなこともおっ しゃっているようでございますけれども、今でさえものすごく指導が大変なのに加えて、 さらに今言ったような状況で80人が入ってきたときに、単純に頭で考えて、今、朝7時 半からゼロ時限目をやっているのでしょう、鶴見丘は。それについていけない子どもたち がふえたときに、これはもう最悪のパターンしか言いませんけれども、学校とか先生はど のようなフォローをしていくのか。そこら辺のやっぱり説明も、県のことですからこれは 言えないといえばそれまでですけれども、これは別府市の子どもたちがほとんど行くよう になるわけではないですか。だから、そこのところもやっぱり考えながらこれは考えてい かなければいけないというふうに私は思いますよ。 仮に、もし絶対にレベルを落とさないのだということで頑張ったとします。そうしたと きに状況として考えられるのが、今は全県1区ですから、どこの高校、県内どこを受けて も、市内の子どもたちと市外の子どもたちの差はないわけでしょう。優秀な生徒からどん どん入れていくわけでしょう。そうなっときに市外からもどんどん流入がふえるとなった とき、レベルを下げないとなったときに、今度は市内の、さっき「大事ですよ」と言った 二つの一つ、市内の中学校の卒業生の定員枠を確保するということが危うくなるのではな いですか、単純に計算したら。私はそう思います。ですから、いろいろな問題があろうか と思いますが、きめ細かなそういういろいろなことを考えて、拠点校で。言い方は悪いで すけれども、とにかくどんどん学力の高い子を育てていかなければいけない使命を帯びた 学校で、そんなきめ細かな、本当にきめ細やかなフォローというのができるのかなという ふうに、非常に心配に思います。

すべて可能性の中での話ですから、現状を考えたときに可能性ということで今はこの程 度でとどめたいというふうに思っておりますけれども、それでも今、非常に私立、私学が 頑張っています。明豊高校さん、溝部学園さんありますね、非常に頑張っておられるとい う中で、ではその定員に漏れた子は私学に行かせればいいではないか、私学も頑張ってい るではないかというふうに思われるかもしれませんけれども、私が言っているのは公立高 校の役割、公立高校の役割は何ですかということに対して言っているのですね。またさら に言うと、公立高校のことを考えると、今これだけの、今、派遣のことで話題は持ち切り ですけれども、派遣だけではないですよ。今後、まだまだこの不況は完治するまでに2年、 3年かかると言われているこの金融危機、経済状況の中で、今後、もっともっとそれぞれ の家庭が経済的に潤ってくるという可能性よりも厳しくなるな、教育にかけられるお金も 少なくなってくるなという可能性の方が強いのではないですか。そういったときに、やは り本当に行かせられる、私学でも行かせられる家庭環境にある子は幸せです。ですけれど も、行かせられない子はでは一体どうなるのですかと考えたときに、ちょっとデータとし てこれはお示しをいただきたいのですけれども、県立高校と私立高校の間では授業料、も しくは入学金等で一体どの程度の差があるのか、御答弁ください。 ○教育総務課参事(御手洗茂君) お答えいたします。 本年度平成20年度県立高校は、1カ月の授業料が9,800円です。入学金は5,6 50円です。私立高校は、1カ月の授業料が2万4,000円程度でございます。入学金 の方は12万円でございます。

○7番(長野恭紘君) 私学の方は、1カ月の授業料2万4,000円程度ということで、 この時点で2.5倍ぐらいになる。これに加えて私立の方は施設管理料……、施設使用料 というような名目で当然あと1万円ぐらいアップするので、大体安いところで3.5倍、 多いところで5倍というぐらいの公立高校との開きがあるということなのです。これは、 しかし私学が一生懸命頑張って、これからもどんどん特色を出した学校づくりをしていく ということを考えたときには、私はこれはある意味当然だろうというふうに思うのです、 当然だと思います。私が言いたいのは、ただ一部の方にこういう思惑があるようにどうし ても見てとれるので嫌なのですけれども、公立高校の門戸を狭くすることで私学に行くこ とが私学振興だというようなことにどうも勘違いをされている方がいらっしゃるようでな りません。これは私の感想です。ですから、それは私は私学振興というには余りにも寂し いことではないかな。私学振興というのは、やはり私学には私学の役割があるでしょう。 同様に先ほど申し上げたように、公立高校にはやはり公立高校の役割があるということな のです。 現在の状況では、市内の中学校卒業生の中で高等学校に行く子というのは、もう今年度 も98%を超えています。ですから、「義務教育」と高校は言ってもおかしくないぐらい の数字の現状だと思うのですけれども、果たして市内の選択肢のうちの二つ、こちらかこ ちらというのが、これが別府市の中で本当に子どもたちのための受け皿になるのかという ふうに思います。また一つの保護者の方の例を、保護者の方の声をお届けすると、「長野 さん、違うよ。二つに一つではないよ。鶴見か青校の統合校ではないよ」。どういうふう に言ったと思われますか。こう言ったのです。「鶴見丘に行ける子か、そうでない子か」、 こういうふうに言うのです。だから、鶴見丘の出身の方がたくさんいらっしゃるので、そ う聞いたらどう思われるかわかりませんが、特に伝統があるわけですよね、鶴見丘は。だ から、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんからすれば、「鶴見に行きなさ い。鶴見に行かなかったら、もうあなた、青山に行くのか」というふうに、やっぱり頭の 中にそういう意識があるのですよ。鶴高に行ける子かそうではない子かという選択肢に、 どうしてもなるのですよ。子どもは敏感ですから、それは肌身で感じますよ、やっぱり。 そういう選択肢ではなくて、やっぱりもう一校、公立高校が果たすべき役割というものを 考えたときには一つやっぱり要るのではないかな、こう私は思うのです。これはもう私の 考え方ですから、いいです。 公立の役割という面で見たときにもう一つ心配なことは、お隣の杵築、速見の状況です。 今回の計画で山香農高と日出暘谷高校の統合もこれはうたわれております。昨年だったと 思いますが、山香農高に子どもを通わせている保護者の方々とお話をする機会が若干ござ いました。着色がないようにそのままを言いたいのですけれども、過激な発言になるので 私なりに言葉を改めて言いますが、「自分の子どもは学力が低い。市内の公立高校に行か せたいけれども、今の学力では無理だと言われた。しかし、私立に行かせる金銭的な余裕 もない。だからうちは農家ではないのですけれども、子どもが農業をやる気もないけれど も、山香農高という選択肢をしました」。この話は、山香農高に対して失礼な話なのかな と思いましたけれども、聞いたままのお話をそのまま御紹介をしたということでお許しを いただきたいと思います。実際の話、山香農高と日出暘谷高校に今まで別府市の公立中学 校を出た子どもたちの受け皿になってもらっていたという側面もあると私は思うのですね。 その数字を具体的に挙げていただきたいのですが、平成20年度における別府市の公立中 学校の卒業生の中で日出暘谷、山香農高、それぞれに進学した子どもたちの数を教えてく ださい。

○教育総務課参事(御手洗茂君) お答えいたします。 日出暘谷高校へは26名、山香農業高校へは24名が進学しております。

○7番(長野恭紘君) ということです。別府市内中学校を卒業した子が、合計50名、 日出暘谷高校と山香農高に行っているというのが、これが現状というふうに思っていただ いてもいいと思います。すべてがそうではないと思いますが、「山香農高に行きたい」、 「日出暘谷に行きたい」と言って行った子もいるでしょうが、やはり現実としてそういう 数が出ているということは、まだまだ考えれば市内の公立高校に行きたい子たちもたくさ んいるのではないかというふうにもとれるわけでございます。 それでは、もう一方の仮に2校になった場合の青山、羽室、別商のこの統合校について の問題点を議論していきたいと思いますが、すでに青山高校は単位制高校に移行しており ます。その単位制高校というもの自体の検証について、県教委の方はどのような検証をし ているかということで、打ち合わせの中でちょっとお話をさせていただいた。ちょっと時 間がないので私が言いますけれども、実はことしが単位制高校の3年目で、まだ具体的な 検証はできておりません。できていない中で単位制普通科、単位制外国語系というか、あ と商業系、これは単位制専門科と言われるこの三つが混在する単位制高校をつくるという ふうに発表されております。何か実験をされるような感じで、ものすごく違和感があるの ですけれども、ずっと前の御答弁によりますと、学びたい選択肢がふえて、生徒にとって 利点が多いと言っているようでございますが、単位制の検証も済んでない中で、これをや るのは何かこう、冒険というかギャンブルというか、ちょっと怖いなという気持ちがして おります。 そこで、別府商業高校の校長先生にも実は単位制商業系学科、つまり単位制専門科 別府商業ですね、移管された場合のについて、現場の責任者としてはどのようなお考 えをお持ちなのでしょうかということでお聞きをしてまいりました。これは意見書として 教育長にもお渡しをしていると言っているので、教育長、お持ちですよね、今は持ってな いでしょうけれども。だと思うので、ちょっと御紹介をしたいと思います。時間がないの で、ちょっと駆け足で。 「普通科のみ、あるいは専門科のみの大規模校は多数あるが、普通科と専門科が混在す る大規模校は、県内にはほかにない。特に普通科単独が存在する地域に普通科と専門科の 混在する高校は、県内にはほかにない。多方面から考えて3校統合校の進路指導は非常に 厳しい。別府市内で別府鶴見丘高校が8学級となったときの単位制普通科4学級の進路指 導は、困難を覚悟しなければならない。また、単位制普通科についてはまだその成果が出 ていない状況であり、単位制専門科については検討して単独校、独立校で実施するのが望 ましい。就職指導においても、別府商業高校では地域経済の担い手として即戦力の子ども たちの育成を重点的に取り組んできたが、この3校統合校が地域の受け皿となり得るだろ うか。別府に公立高校が2校ともに8学級になると、別府鶴見丘高校に入学できない市内 の中学生の多くは3校統合校に進学するので、生徒指導が非常に厳しい。国際観光温泉文 化都市別府は、基幹産業が商業であり、観光客等の流入が激しく、県内の他地域とは異な り、別府として特別に対応する生徒指導が多々ある。単独の専門高校、中規模校において きめ細かな指導ができる学校が地域としては必要である。学校が荒れると、中学生は市外 または私立高校に進学する子どもが多くなる。別府という地域性を生かし、地元に残り定 着する子どもたちを育てるための高校教育を考えた高校改革及び再編整備となっているだ ろうか。別府鶴見丘高校普通科と別府青山高校単位制普通科と、それに商業科を中心にし た専門高校の3校が別府市内に存在し、中学生1人1人がいろいろな条件を考えて選択で きることこそが、今後の別府の活性化と将来の別府の発展につながると確信している」、 これが現場を預かる別府商業高校の校長先生の意見であります。 次にいきますけれども、もう時間が余りないので、どんどんといきたいと思います。 今までいろいろ述べてきましたけれども、それが私が思うところの公立高校3校がどう しても必要ではないですかという根拠でございます。今回のこの後期再編整備計画の県教 委の進め方について、最初から最後まで結局ぬぐえなかったことは、これは生徒や地域の ための計画に果たしてなっているのだろうか、県の行財政改革の一環で進められた計画な のではないのか、そういうものでございます。私も、高校改革室に何度も足を運び、電話 でも何度も話をしましたが、とにかく最初から2校ありきで、最初から2校ということが 決められてこの話が進められてきたと言わざるを得ません。2校でなければならなかった という方が正確ではないか、私はそこまで思っています。教育は、昨日、野口議員も質問 されましたが、「百年の大計」というふうに言われます。人づくりは国づくりであって地 域づくりであります。教育が後退するまちに、将来はありません。しかし、別の角度から 考えたときには、財政を考えずにこれからの地域経営を考えることは、当然これはできな い。ですけれども、そういったいろいろな難局を乗り越えて、教育だけは目先のことでは なくて、やっぱり将来にわたって地域の繁栄のために今の投資をしておかなければ、気づ いたときにはすでに手おくれ、こういうふうに私は思うわけでございます。教育が経済の 上に乗っからなければならない。行財政改革の下敷きになるようなことだけは、今回のこ の後期再編整備計画は決してしてほしくないなというふうに思っています。 肝心なところは、今後の、先ほどから言われている交渉になるわけでございますから、 今後、どういうふうにこの交渉というものを進めていくか、課長、参事のお答えをいただ きましたので、できれば、すみません、時間がありませんので、教育長、御答弁いただき たいと思います。

○教育長(郷司義明君) 長野議員の、別府市の県立高等学校を思う気持ちを十分聞かせ ていただきました。 これからの私どもの考えといたしましては、これまで課長、また参事が答えましたよう に、別府商業高校の県立移管というのはまず必要であろうととらえております。ただ、条 件・要件等も付されておりますので、例えば先ほど来お話がございました別府市の子ども たちが進学する定数枠、それからまた伝統ある商業学科のあり方等をこれから十分協議し ていかなければならないだろうというふうに思っております。また、これから別府市に仮 に県立高校の新しい姿が誕生しても、やはり別府市としての思いは十分協議しながら進め ていかなければならないだろうと思っております。

○7番(長野恭紘君) やっぱりこれについては、教育長がリーダーシップをとるのと同 時に、やはりどこかで政治決断が必要だろうというふうに私は思っています。市長、ぜひ、 先般お話をしたときに市長も、「やっぱり当面は3校必要かな」というようなことを言っ ていただいたので、私は今も市長がそういうふうに思っておられるのかなというふうに理 解していますけれども、どこかでこれは、交渉は交渉として、事務的にはやっぱり話し合 いは必要でしょうが、やっぱり知事に会う、気持ちを伝えるというようなことも必要だと 思いますし、私が高校改革室に行ったときに常々言われていたことは、「別府の地元の方 々、特に市長さん、議会、それから教育関係者の方々は何とおっしゃっているのですか」 ということを再三言われたのですね。だから、やっぱり時ちょっと、一歩後退しておくれ たような感がありますけれども、市長、今後やっぱり市長が先頭になってリーダーシップ、 政治決断をしていかなければいけないときが来ると思います。この件について市長、覚悟 なり決意なり、御答弁いただきたいと思います。

○市長(浜田博君) お答えいたします。 7番議員さんの別府の子どもたちを思う気持ちは、私も全く同じでございます。「行革 の下敷きにするな」とか、また「教育は百年の大計」、「人材育成」、その重要性は全く 同じように認識をいたしております。 ただ、この公立高校の今回の統合問題につきましても、私は大変な関心を持ち、そして また教育長ともずっと長い間話し合いをしながら、県教委との交渉にも当たってきたつも りでございます。今後については、県教委と市教委がしっかりと協議を進めてまいります。 具体的な内容はこれからでございますので、そういった意味では私もその経過を十分踏ま えて、別府の子どもたちのためにどうあるべきかということを起点として、市長として別 府の子どもたちのために精いっぱい頑張っていきたい、このように思っております。

○7番(長野恭紘君) この統合に関してのまとめとして、やはり別府市はどこまでの腹 を持っているかということだと最終的には思うのですよ。だから、私が思う3校という理 想形に近づけるためには、例えば羽室の校地というのは20年しかたっていませんから、 商業高校をそのまま県立に移管してもらって、今、大体5億数千万かかっていますね、別 府商業に対してかかっているお金を、例えば交渉の段階で半分までは持ち出す覚悟がある かとか、例えばここまではうちも譲歩するから、県も譲歩してくれというような、どこま での腹を持って交渉に当たることができるか。これはやっぱり政治決着の場面だと思うの ですけれども、そこまでの腹を持って交渉し切るかどうかということが、私はこれは肝で はないかなと思います。 これは最後の最後に申し上げますが、私は羽室台高校の同窓会長ですから、「ああ、長 野は羽室台が残ればいいのだろう」というふうに思われても仕方がないのですけれども、 (発言する者あり)私は、先輩議員さんたちもそう思われているという声がありましたが、 一言申し上げて……(発言する者あり)長野をなめないでいただきたい、一言こう申し上 げておきたいと思います。 私は、自分の都合だけとか自分の立場を守るために、この議場を使って、この議場を使 ってですよ、何かをなし遂げようというような思いは1%もありません。私の思う気持ち は、打ち合わせをする中でよくわかっていただいたと思いますが、私は羽室台の校地にこ だわるのは何かといったときに、例えば今後、これはどうかわかりませんが、「平成の第 2の合併」が来たときに、日出町との合併を考える時期がもしかしたら来るかもしれない。 そうなったときに、羽室台高校の校地はちょうど真ん中になるのですよ、ちょうど地域的 に真ん中になる。先の話になるかもしれませんけれども、ただ一回なくしたものを、例え ば跡地に何か入って、どいてくれということはできませんから、一回なくしたらなかなか それからもう一回復活するというのは、これはもう本当に難しい。倍の倍の労力がかかる と覚悟しておかなければいけない。そのときになって、ああ、ちょっと受け皿が要るなと 思っても、なかなかできないのではないかなというふうに私は思っています。 ですから、私が言いたいのは、羽室のことにこだわるのは、その校地の場所、バランス だけであって、私自身は、何度も言いますように、そういううがった目で見ていただくの は嫌なので、最終的には別商があそこの校地に、羽室台の校地に移って別商としてあそこ でスタートするのも私はいいと思います。別府の子どものために、羽室台高校と青山高校 が統合しなくてはいけないのであれば、私は潔くそれはテーブルに着きたいというふうに 思っています。ただ、別府の将来の子どもたちのことを考えたときに、しっかりとした議 論をしていただきたいということを申し添えて、6分残しません、次にいきます。 商工会館の移転について、簡単にいきたいと思います。 候補地が、次の建設の候補地が、旧温泉プールの跡地になったということを聞いたとき に、ほかの候補地のことも考えて、全部市有地であったとお聞きをしております。普通に 考えて、人の土地に家を建てるときに何の許可もなく勝手に絞り込んで建て回すというか といったら、私は決してそんなことはないだろうというふうに思っているのですよね。だ から、会議所の方々がどういう交渉をしたかというのは、事細かに私はわかりませんけれ ども、普通に考えて市に何か連絡してきたとか、市に何かちょっとコンタクトをとって許 可を、ある程度の前提としての許可を得たとか、そういったことというのはなかったので すか。それだけ御答弁ください。

○ONSENツーリズム部長(阿南俊晴君) お答えをいたします。 商工会館の移転の問題でございます。これは昨年の1月から私の方が行政の方の窓口と して話し合いをさせていただいております。窓口的には、商工会議所が専務でございます。 今回の用地、温泉プールの用地につきましては、市から提供、何か話があったのではな いかということでございますが、事務レベルの話の中には市有地は出てきておりました。 市から正式に提供したという部分の土地につきましては、昨年の9月、別府市から7カ所 の土地を「ここであれば」という話で提供したというのが実態でございます。

○7番(長野恭紘君) では当然、何らかの前もっての打ち合わせといったらあれですけ れども、その意思表示はあったということで受け取っていいのだろうというふうに思いま すけれども、それが決定ではないですから、何らかのアプローチはあったということだろ うと思います。ただこの場所については、その下にプールが眠っているとか、それを取り 外すのにどうだというような話もありますから、ここではなくても、私は基本的には会議 所に対してゼロ回答というわけにもいかないのかなというふうな思いも持っています、経 緯から考えて。イズミの進出の経過も考えてゼロ回答ということはできないけれども、こ れは例えば不老泉に対して今度建て替えがある。それは2階、3階、どこかぶち抜いて会 議所に買ってもらうとかこれはあくまでも案ですよ例えば、商工会議所が中活の 運営主体というか中心的な役割を担うということですから、例えば近鉄跡地の今後の活用 の仕方を十分見極めた上で、市もその中に積極的に関与していくとか、何らかの関与はや っぱり市はしないというわけにはいかんだろうというふうに思っています。今後何かあっ たときにはしっかりと何か対応をしていただきたいというふうに思います。 次。ゆめタウン進出1年が経過して、でありますが、後ろから援護射撃をしていただい ております河野議員が、(「鉄砲だ」と呼ぶ者あり)鉄砲ですか。どうりで刺さるなと思 ったのですよ。私は、河野議員とほとんど、気持ちとしては本当に同感でございます。私 もそういうふうに思います。私もそういうふうに思うのですけれども、もっともっと数字 的なものを上げて議論したかったのですが、もう時間が2分です。ですから、私の意見を さらにプラスして言うとすればシネコン。このシネコンの問題は、私は歩道橋はもう今の 交通量から見て必要ないのかなというふうに思っていますが、シネコンだけはやっぱり希 望がものすごく多い。これは損をしても、採算度外視でイズミはつくると言ったのですよ、 選挙中に言ったのです。だから、これは相手が損をするとかいうのは関係ないことです。 関係ない、約束なのですから。市長も一般質問の中で、「これは努力目標ではなくて約束 だ」というふうに言ったのですから、この任期中にこれはつくっていただかなくてはいけ ないというふうに私は思っています。ですから、これは絶対に努力目標ではない、つくっ てください。イズミが損をするというのは関係ないことです。ですから、これは任期のう ちに必ずつくるということを、市長、まずはお約束をいただきたいというふうに私は思い ます。答弁はもう要りません、時間がないので。 あと、地域の方々に話を聞くと、非常にもう、やはり7割ぐらいの方は、中心市街地の 方は売り上げが下がった、どうだろうなと言っている。ただイズミの数字を見ると、ああ、 大変健闘しているなと。その健闘しているということが果たしてさっき河野議員も言 いましたけれどもいいことなのか悪いことなのかは別にしても、とにかくゆめタウン は地域に貢献をしてほしいと私も祈っています。以上です。 次に最後、1分使って観光協会とまつり協会についてちょっと一言だけ。(発言する者 あり)はい、祈っています。観光協会について会長が決まった、それ以上私は申し上げま せん。ですが、この次はまつり協会が出てきますね。まつり協会の今後のあり方というの が出てきます。まつり協会に関しては、私はこれはまた要望にとどめて終わりたいと思っ ていますが、まずは市長も担当課の方々も現場の方々の意見を聞いていただきたい。これ が1番です。彼らは年収300万円、平均300万円で好きなやつらがやっているという ようなことも、何か誤解としてあったみたいですけれども、決して自分たちが好きだから 仕事を犠牲にして、家庭を犠牲にしてやっているわけではありません。ですから、こうい ったことも誤解があるのであれば、課長、ぜひ誤解を解いてください。その上で今後のあ り方は、現場の方々とじっくりと議論をしていく中で決めていただきたいというふうに思 います。答弁は要りません。終わります。



2008年9月 5日

平成20年第3回定例会 (第6号 9月 5日) 1 厚生消防委員会委員長(長野恭紘)

 厚生消防委員会は、去る8月27日の本会議において付託を受けました議第67号平成20年度別府市一般会計補正予算(第2号)関係部分外10件につきまして、9月2日に委員会を開会し、慎重に審査をいたしましたので、この経過と結果について御報告いたします。
 最初に、議第67号平成20年度別府市一般会計補正予算(第2号)関係部分について御報告いたします。
 まず、障害福祉課関係であります。当局より、障がい者自身の地域活動や文化、スポーツ等への参加を促進する場合に必要な器具等の購入を補助する「ピアサポート強化事業費補助金」事業ほか三つの事業に係る経費及び年齢や障がいを超えて集える交流施設を「交流型デイサービスモデル事業」として実施する法人等に整備費の一部を補助する経費を計上し、また歳入において、各事業に伴う県補助金を計上している等の説明を受け、これを了といたしました。
 次に、児童家庭課関係であります。児童扶養手当支給対象者の増加による歳入、歳出の追加額を計上したものであるとの当局説明がなされ、これを了とした次第であります。
 以上の審議を経て、最終的に議第67号平成20年度別府市一般会計補正予算(第2号)関係部分については、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 続きまして、議第69号平成20年度別府市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、平成19年度「介護給付費負担金」・「地域支援事業交付金」の国・県及び社会保険診療報酬支払基金への概算交付に係る交付金の精算に伴う返還金を歳出に計上し、「介護給付費交付金」の精算に伴う追加交付額並びに前年度繰越金を歳入に計上し、その差引額を予備費に充てるものであるとの当局説明を了とし、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議第71号別府市認可地縁団体の印鑑の登録及び証明に関する条例等の一部改正について関係部分は、公益法人制度改革三法が平成20年12月1日から施行されることに伴う民法の一部が改正されることに伴い、条例の一部を改正しようとするものであるとの当局説明を了とし、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議第75号工事請負契約の締結についてですが、内竈保育所と北部子育て支援センターを併設した北部地域児童福祉施設新築工事に伴う工事請負契約を締結しようとするものであるとの当局説明を受け、落札率等を確認した上で適切妥当と認め、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議第78号大分県交通災害共済組合規約の変更については、地方自治法の一部を改正する法律の施行により議員の報酬に関する規定が整備されることに伴い、県下12市、3町、1村をもって組織する「大分県交通災害共済組合」の規約を変更しようとするものであるとの当局説明を了とし、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 最後に、議第79号から議第84号までの別府市と大分市ほか各自治体との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更に関する協議については、請求権者の範囲を拡大し、サービスの向上を図るために規約を変更しようとするものであるとの当局からの説明を適切妥当と認め、以上6件については、いずれも全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
 以上で、当委員会に付託を受けました議案に対する審査の概要と結果の報告を終わります。
 何とぞ、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手)


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2008年9月 1日

平成20年第3回定例会 (第5号 9月 1日)

○議長(山本一成君) これをもって、一般質問を終結いたします。 次に日程第2により、議第86号平成19年度別府市一般会計歳入歳出決算及び平成1 9年度別府市各特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 (市長・浜田博君登壇)

○市長(浜田博君) ただいま上程されました議第86号は、平成19年度別府市一般 会計歳入歳出決算及び平成19年度別府市各特別会計歳入歳出決算について、地方自治法 第233条第3項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものでありま す。 何とぞ御審議の上、よろしくお願いをいたします。

○議長(山本一成君) 次に、監査委員から、一般会計並びに各特別会計決算に対する審 査意見の報告を求めます。

○監査委員(櫻井美也子君) ただいま上程されました議第86号平成19年度別府市一 般会計・各特別会計の決算につきまして、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審 査いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。 平成19年度の一般会計及び各特別会計の総計決算は、歳入1,069億7,642万 4,000円、歳出1,067億902万2,000円で決算されております。一般会計 ・各特別会計相互間で行われた繰入金・繰出金を控除いたしました純計決算額では、歳入 1,025億3,036万4,000円、歳出1,022億6,296万3,000円で、 歳入歳出差し引き額は2億6,740万1,000円の黒字決算となっております。 なお、この純計決算額を前年度と比較いたしますと、歳入は12.7%、歳出は13. 5%、いずれも増加いたしております。 次に、歳入歳出差引額から翌年度繰り越し事業に係る繰り越し財源を差し引いた実質収 支について見ますと、一般会計及び特別会計の実質収支の総額は2億3,017万円の黒 字となっております。内訳は、一般会計では4億5,956万1,000円の黒字、特別 会計では2億2,939万1,000円の赤字となっております。本年度の実質収支から 前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は、4億8,573万8,000円の赤字とな っております。 次に、平成19年度普通会計の財政指数を前年度と比較して見ますと、公債費比率は前 年度と同率の8.0%、財政力指数は0.643で0.012ポイント改善されています が、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は95.7%で0.6ポイント上昇しておりま す。 以上、決算審査の内容につきまして概略を申し上げましたが、今後の行財政運営に当た っては、国からの税源移譲が完全実施されたとはいえ、社会保障関係経費、団塊世代の大 量退職による人件費、広域市町村圏事務組合の藤ケ谷清掃センター更新事業への負担、ま た地方分権の推進、市民ニーズの多様化など、財政需要は増大する傾向にあると見込まれ、 財政が厳しい状況下での行財政運営を強いられることが予測されます。したがって、今後 も一層職員の意識改革を図るとともに、恒常的に徹底した事務事業の見直しを行い、最少 の経費で最大の効果を上げるとともに、税源移譲後における市税の徴税力をより強化し、 各種財源の収入確保を最大限に図り、効率的・効果的な行財政運営を期待するものであり ます。 終わりに、審査に付された決算諸表は、関係法令の規定に準拠して調整され、その計数 は関係諸帳簿及び証拠書類と正確に符合し、適正なものと認められたところであります。 平成19年度決算の内容等詳細につきましては、お手元に配付いたしております「決算審 査意見書」により御了承賜りたいと存じます。 以上、簡単ではありますが、決算審査の結果についての報告といたします。 ○議長(山本一成君) 以上で、議案に対する提案理由の説明及び一般会計並びに各特別 会計決算に対する審査意見の報告は終わりました。 これより質疑を行います。(「動議」と呼ぶ者あり)

○7番(長野恭紘君) 私は、この際、特別委員会設置に関する動議を提出いたします。 上程中の議第86号平成19年度別府市一般会計歳入歳出決算及び平成19年度別府市 各特別会計歳入歳出決算の認定については、その内容が広範多岐にわたるところから、質 疑を打ち切り、その審査のため決算特別委員会を設置して重点的に審査を行うこととし、 その委員の数及び人選については議長に一任することの動議を提出いたします。(「賛 成」と呼ぶ者あり)

○議長(山本一成君) ただいま、7番長野恭紘君から、議第86号平成19年度別府市 一般会計歳入歳出決算及び平成19年度別府市各特別会計歳入歳出決算の認定については、 その内容が広範多岐にわたるところから、質疑を打ち切り、その審査のため決算特別委員 会を設置し、これに付託して重点的に審査を行うこととし、その委員の数及び人選につい ては議長に一任する旨の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いた しました。よって、本動議を直ちに議題といたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、7番長野恭紘君提出の動議は、可決されました。 お諮りいたします。 ただいま設置され、議長に一任されました決算特別委員会の委員の数は8名とし、 1番穴井宏二君 2番加藤信康君 5番松川章三君 6番乙咩千代子君 7番長野恭紘君 9番国実久夫君 11番猿渡久子君 22番永井正君 以上8名の方々を御指名したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上8名の方々を決算特別委員会委員に選任することに決定をいたしました。 お諮りいたします。 以上で、本日の議事は終了いたしました。 明日2日から4日までの3日間は、委員会審査等のため本会議を休会とし、次の本会議 は5日定刻から開会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、明日2日から4日までの3日間は、委員会審査等のため本会議を休会とし、次 の本会議は5日定刻から開会いたします。 本日は、これをもって散会いたします。 午後0時08分散会



2008年8月27日

平成20年第3回定例会 (第2号 8月27日)

午前10時00分開会 ○議長(山本一成君) ただいまから、継続市議会定例会を開会いたします。 本日の議事は、お手元に配付いたしております議事日程第2号により行います。 日程第1により、上程中の全議案に対する質疑を行います。 質疑のある方は発言要求ボタンを押して挙手をお願いいたします。順次、発言を許可い たします。

○7番(長野恭紘君) どんよりとした、さわやかな朝でございます。(笑声)私だけは さわやかにしっかりと、空はどんよりとしておりますけれども、頑張っていきたいという ふうに思っております。40分みっちりと時間を使わなくていいように、なるべく受け答 えを私もしていきたいなというふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。 まず、勤労者体育センター管理に要する経費の追加額、予算書25ページの0368か ら入っていきたいと思います。 まずこの件についての御説明をお願いできますでしょうか。よろしくお願いします。

○商工課長(永井正之君) お答えさせていただきます。 この度の補正予算でございますけれども、これは行革がちょっと絡みますので、少し経 緯を説明させていただきたいと思います。 平成16年度に別府市労働者福祉センター、ニューライフプラザの西側の部分でござい ますけれども、施設の譲渡を受けまして、近隣に同趣旨の施設が2カ所となりました。行 革で位置づけられている勤労青少年ホームの今後の活用策を検討する上で課題点を整理す る必要性が生じまして、今回の予算計上となったものでございます。 この課題点と申しますのが、勤労青少年ホームの施設内に小体育室がございます。この 対応についてでございます。ホームの施設は、現在、商工課の管理室と国体準備室、それ から市民の皆さんに利用していただいている小体育室がございます。国体終了後の施設の 活用については、この小体育室の利用者への配慮と、施設が老朽化していますので、現状 で利用できる新たな活用策を条件に検討しております。小体育室については、年間1万6, 000人の方が御利用いただいてございます。利用者との会議を持ちまして、移転先につ いて検討を重ねた結果、適切な移転先が見つかりませんで苦慮いたしておりましたけれど も、統廃合という一つの行革の方針に従いまして、労働者福祉センターと勤労者体育セン ター、両施設のトレーニング室についてまず統廃合をやろうということで、今回、議第7 3号でもお願いしていますけれども、勤労者体育センターの条例一部改正、トレーニング 室の廃止ということをお願いさせていただいてございます。それに伴いまして、このトレ ーニング室を小体育室として改装し、利用者の利便性を確保しようというものでございま す。 予算といたしましては、13節委託料としてアスベスト調査委託料9万円、トレーニン グ機器の解体搬出等委託料20万円、15節として工事請負費でございますが、改修工事 費677万6,000円、これは床、鏡張り、また冷暖房施設、それから電気設備施設等 の経費でございます。それから18節で備品購入費でございます。これは事務室を今のホ ームから体育センターの方の1階に移したいと考えてございますので、事務室用のエアコ ンの購入経費でございます。

○7番(長野恭紘君) ニューライフプラザ、あそこの部分の一部を譲り受けたというこ とで勤労者体育センター、それからホームの方との兼ね合いがあるということで、今回の こういう議案が出てきたのだろうというふうに思っております。 勤労者体育センターの方は、「ホーム」と「センター」というふうに通称、呼ばれ方で 言われていますよね。国体開催事務局が今入っているのが、道路側ですね。あれがホーム。 体育館があって、2階にトレーニングルームがあるのが、いわゆるセンターと言われてい る施設だと思いますが、当然、今回73号でもトレーニングルームが廃止になるというこ とで、私も非常に心配するのは、当然今までたくさんの方がこのトレーニング室を利用さ れてこられたというふうに思っております。あとニューライフプラザの方も非常に利用客 が多い。加えて、べっぷアリーナの方も非常に人気が高いということで、非常に利用度と いうのが高いのではないかというふうに思っております。 それで1番は、先ほど課長が御答弁いただきましたが、やはり利用者の方々にはしっか りと説明をして、ただ単に行革で廃止をするのだというような受けとめられ方をされない ようにしていただきたいなというふうに思っているのが、これがまず1点と、それから国 体が当然9月、10月に行われますよね。それが終わった後に、国体開催事務局というも のが順次なくなっていくというふうに思いますし、それと小体育室ですかね、今あるホー ムの方の2階で習い事というか、講座とか教室があっているというふうに思います。そう いうのを含めて、今、年間1万6,000人の方の利用があるというような説明もござい ましたけれども、やはりこういった方々も今までずっとホームの方で習い事、講座をやっ てきたけれども、こういう理由でセンターの方に今度は2階にちゃんと移すのですよとい うような理解が、十分これは得られているのかどうか、まずこの点御答弁ください。

○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。 去る6月8日、これは日曜日でございます。まず小体育室の利用者、これは20数団体、 正式には25団体ぐらいだと記憶していますけれども、集まっていただきまして、ほぼ9 割の方がお見えいただきました。そこで、まず競技の場ということで、当然廃止を含めて 御協議をさせていただきましたけれども、やはりどうしても年間で1万6,000人とい う皆さんの利用の高さ、これを私どもは配慮させていただいて、トレーニング室の方に改 装して移るという案もあるのですがどうですかという議論をさせていただきまして、同意 はいただいたものと思っております。 それからまた当日、時間を変えて、今度はトレーニング室の利用者の皆さんに集まって いただきました。たくさんはお見えにならなかったのですが、年間で延べで3,800人 の方が現在お使いいただいております。器具自体がほかのトレーニング室にないものです から、こだわった方が、特に筋トレの方が中心にお使いをいただいているのですけれども、 そこに重立った方、指導するような方もいらっしゃいまして、その方が中心にお話をさせ ていただいて、ニューライフプラザと労働者福祉センターのトレーニング室で統合するこ とに一定の御理解をいただいたというふうに認識をいたしております。

○7番(長野恭紘君) 勤労者体育センターの方にある器具とトレーニングの器具と、ニ ューライフとか、あとべっぷアリーナにある器具というのは、トレーニングの種類がやっ ぱり若干違うような感じを、私も見て知っております。ですから、そういう意味では非常 に理解が得られるのであればそれはそれとしていいなというふうに思うのですけれども、 やっぱり全体的に合理化を進めたり行革というのを進めると、一時的にではありますけれ ども、やっぱり利用者の方には不便をかけることになると思うのですね。ですから、今後 利用を検討していた方々にも、そんなにたくさんはいないかもしれませんけれども、何ら かの方法でこういうふうになりますよ、なりましたよというようなことも十分周知徹底を していただけるような何か広報というか、そういったところも充実をしていただきたいと いうふうにもお願いをしておきます。 あと1点ですね。国体開催事務局が当然なくなるといった中で、道路側の空いたホーム の方が、がらっと空くような形になるというふうに思うのですが、当然、市役所とも本当 に目と鼻の先で、よく国体開催事務局の職員の方も、その上にある消防の方々も当然そう なのですけれども、歩いてこれるような距離にありますから、今後十分検討を重ねて、有 効な活用方法というのを考えていただきたいというふうに思っておりますが、これは今後 の課題だと思いますので御答弁はいただきませんが、また、その活用をこういうふうにす るのだという提案を、ぜひ我々にも早目にお示しをいただければというふうに思っており ますので、よろしくお願いいたします。 この項は、これで終わりたいと思います。 続きまして予算書の26ページ、次のページの0780別府商業観光開発公社に要する 経費の追加額について、質疑をしていきたいと思います。 きょうは商工課ばかりで商工課長には大変御迷惑をかけるのですが、このコスモピアの 問題に関しまして、私もさきの6月議会の中でも質疑をしてまいりました。全員協議会等 でも十分に説明をいただいておりますので、最初からの説明というのは、もう皆さん御存 じだというふうに思っておりますので省略をさせていただきますし、御答弁も要りません けれども、今回の予算の計上の仕方からも少しちょっとわかりづらいなというところもあ りますので、以下の2点、今から言う2点について、注意をしていただく中で簡潔に御答 弁をいただきたいと思います。 まず1点目が、最終的にトキハと合意をした土地の譲渡金額と、トキハがとった土地鑑 定評価額とは、どの程度の開きがあったのかということを、これがまず第1点と、2点目 が、金融機関への繰り上げ償還ということに今回なりましたけれども、どの程度の支払い 利息軽減になったのか、この点2点お尋ねをいたします。

○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。 まず、トキハとの敷地の譲渡価格でございます。3億5,828万円でございます。そ れと、トキハが、これはまた敷地の鑑定評価をとられております。この分との差額という ことでございますが、鑑定評価額についてはちょっと差し控えさせていただきたいと思う のですが、差額につきましては約1億2,000万ございました。 それから2点目でございます。金融機関の支払い利息の軽減分でございますけれども、 下半期分、今年度の10月から3月分までの支払い利息分が、9月繰り上げ償還によって 軽減をされます。金額といたしましては、1,185万4,048円となります。

○7番(長野恭紘君) ありがとうございました。トキハさんとの差額というか、双方が 当然鑑定評価するわけですけれども、1億2,000万の差額、開きがあったということ で、鑑定評価額は具体的には言えないというふうに今、課長もおっしゃったのですけれど も、それを足せば大体これぐらいかなというのはわかるわけなのですけれども、実際トキ ハさんも当然いろいろな面で痛みを伴ったと思いますし、金融機関も債権放棄というよう なこともありましたので、大変御迷惑をおかけしたなというふうに思っております。でき れば、当然これは払いたいお金ではないわけでありますが、やはり財政が厳しいからとい うことと約束はしっかり守るということというのは、私はこれは別だというふうに思って いますので、今回の予算計上を私は評価をさせていただきたいというふうに思っています。 ただ、やはり残念なのは、下半期分の利子が1,880万円軽減できたということを考 えると、やはり当初予算に計上してもっともっと予算が、予算というか利子分が軽減でき たのではないかなということを考えると、非常に残念な気持ちはいたします。ですから、 この件についてはもう今議会で提案をされておりますので、これ以上は申し上げませんが、 やはりしっかりとこの点は今後に生かしていただきたいなというふうにお願い申し上げた いというふうに思います。 1億2,000万の開きがあったという御答弁をいただきましたけれども、その点トキ ハさんも最終的に合意をしていただいたから今回の予算計上になったというふうに思って いますし、やはりできれば銀行も各金融機関も、できるだけ引き延ばして利子分はもらい たいというのは、これは本当は当然の心理だと思いますし、債権放棄もしてもらっていま すから、そういった面ではできるだけ引き延ばして、最後の下半期分も利子くださいとい うのは、これは当然だと思うのですね。そういった中で、各金融機関とトキハさん、双方 と別府市を含めた3者で今後、何というか円満な解決を図られたのだろうというふうに思 っていますけれども、今後この各金融機関とトキハさんとしっかりと手を携えて別府市の ためにこれから頑張っていきましょうというか何というか、そういう合意はしっかりと得 られたのかどうなのか、その点だけ最後に確認をしておきたいと思います。

○ONSENツーリズム部長(阿南俊晴君) お答えをいたします。 トキハさんとは、これまで6回の交渉の中でいろんなお互いの相違点等、話をさせてい ただきました。最終的な合意に達したということから、今回提案をさせていただいており ます。トキハさんの方におきましても、別府市の意向を十分酌んでいただいたというふう に私どもは思っておりますし、各地元の3行庫に対しましても話をさせていただいて、別 府市の意向、これは9月末の繰り上げ償還に対してこの議会の議決が得られれば、9月末 の繰り上げ償還で構わないという理解をいただきました。こういうことから、株式会社ト キハさん、それから地元3行庫とは、今後とも連携をとって協調していけるというふうに 考えております。

○7番(長野恭紘君) 合意に至ったから今回の計上になったのだろうということは、理 解はできるわけですけれども、心情的にしこりが残らないかといえば、そこら辺は私はよ くわかりませんが、やはり今後そういうしこりというような部分が残らないような真摯な 態度で別府市の方も、当然合意した以上はトキハさんも各金融機関もおつき合いをしてい ただきたいというふうに、お願いをしておきます。 今回は多額の市費を投入したということになったわけでありますけれども、公社事業そ のものに問題があったというふうなことも言えるのではないかなというふうに思っていま す。底地を買い上げるような形で別府市の方も財政的な支援も過去さかのぼればしている わけでありますから、その金額も含めると本当に莫大なというか、膨大な市費を投入した ということになろうかと思います。ですから、今後こういった公社の事業失敗というよう なことにも十分反省をしていただきながら、しっかりと行政運営をしていただければとい うふうに思っております。 この項については、もうこれ以上申し上げません。次の項に移りたいというふうに思い ます。 続きまして、同じページの0950商店街活性化に要する経費の追加額について質疑を していきたいと思います。 まず、この追加額の予算についての説明を、お願いいたします。

○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。 まず、13節委託料でございます。13節、14節、これはかかわりがあるのですけれ ども、全国身障者スポーツ大会が国体の後に開かれます。これに合わせまして多目的トイ レ、身障者も使える多目的トイレを中心市街地に設置をということを検討いたしました。 大分走り回って常設も検討させていただいたのですが、なかなか地権者の同意がとれませ んで、今回仮設でございますけれども、10日間ほどお借りをして中心市街地に置いてみ ようということになりました。これは関係者、障がい者の団体も含めて協議を済ませてい るところでございます。その費用が委託料3万円、それから使用料及び賃借料、多目的ト イレの借上料40万3,000円を計上させていただいてございます。 次に、15節工事請負費でございます。街路灯設置工事費940万5,000円でござ いますが、これは中が二つに分かれてございます。中心市街地活性化基本計画の事業とし て流川通り及び梅園通りの街灯の整備費を計上させていただいてございます。まず流川通 りにつきましては、本年度に国道10号から銀座商店街まで、延長156メーターになり ますけれども、下水道の管路の布設工事が施行されますということから、来年度予定をし ておりました街路灯の整備をあわせて工事をし、工事の効率化を図りたいというものでご ざいます。その経費が575万7,000円となってございます。それから梅園通りにつ きましては、周辺の街路灯、縦通り、横通りでございますけれども、これにつきましては、 平成7年度から9年度にかけて整備をされております。ところが、梅園通りだけ取り残さ れた形になってございまして、地元の要請も受けまして、私ども、道路河川課と一緒に中 を見させていただきました。現在10本街灯がございます。大変古うございます。いつ落 ちてもおかしくない状況でございますので、これはいかがなものかということで通り会と 協議をさせていただいて、今回、全面的にその10本を撤去し、新たに、これは6本なの ですけれども、街灯をつけさせていただきたい。その経費が364万8,000円でござ います。合わせて940万5,000円となってございます。 それから、19節負担金補助及び交付金でございます。これは中心市街地活性化協議会 が行う事業の補助金として1,840万を計上させていただいてございます。この中身に つきましては、まず1,790万につきまして、空き店舗利活用の社会実験の追加額でお 願いをしております。当初予算で1,000万をいただきまして、現在3店舗が社会実験 ということで地権者の合意をいただきまして新たにオープンをさせていただいてございま す。新たに5店舗について、社会実験としていろいろな施策を入れてみたいというふうに 考えてございます。その経費が1,790万円でございます。それと残りの50万円でご ざいますが、中心市街地の共同イベント事業ということで、中心市街地4商店街の同意が とれましたので、国体に合わせて10月4日を今予定してございますので、共同でおもて なしのイベントを試験的にやってみようということで、その経費につきましては、県の補 助金もいただきながら、別府市の方から50万円助成をしたいというふうに考えてござい まして、これも協議会の事業として進めてございますので、協議会補助金として計上させ ていただいてございます。

○7番(長野恭紘君) ありがとうございました。この予算については、大きく三つなの だろうというふうに思っています。御説明いただいたように国体時に合わせた多目的のト イレ設置に係る借上料と清掃料と管理料ということが、これが1点。二つ目が、流川通り 会と梅園通り会の街灯の改修に係る工事費用。それから3点目に、協議会実施事業の補助 金として、いわゆる空き店舗対策と商店街の共同イベントに係る補助金ということなので あろうというふうに思います。国体にあわせた身障者用のトイレということで、これは先 輩議員さんからも過去の一般質問の中でも、安心して別府に訪れていただくためには、や はりそういった多目的トイレ、身障者用のトイレが必要ではないかというふうな質問も出 ておりました。私もそれはおっしゃるとおりだなというふうに思っていましたし、今回暫 定的にというか、期間限定で今回は御協力を得られたということだろうというふうに思い ますが、当然できれば、協力が得られるのであれば、今回はこういう形でありますけれど も、半永久的にというか、常設でこういった形で身障者用のトイレがあると、やはり安心 して別府に訪れていただくこともできるというふうに私は思っておりましたけれども、今 後のいわゆる持続させていくというようなお考えについては、どのようなお考えをお持ち でしょうか。

○商工課長(永井正之君) お答えをいたします。 中心市街地活性化基本計画の中では、各商店街、これは4カ所を今計画をさせていただ いておりますけれども、年次計画でトイレ、今これはユニバーサルデザインのトイレとポ ケットパークの整備を図っていこうと計画をいたしてございます。 一番初めにできそうなのが、ソルパセオ銀座の方でもう地権者の合意もいただいていま すし、これは株式会社イズミ側の方で設置をするというお約束ができているようなので、 その推移を見たいと思います。あと各商店街というと、場所は未確定なのですけれども、 年次計画でこの5年間のうちに4カ所は何とか設置したいというふうに考えてございます。

○7番(長野恭紘君) 明るいニュースだなというふうに思います。イズミさんも積極的 にそういう中心市街地の活性化に寄与していただけるという約束もありますし、それはし っかり市長を含めて、小さいことかもしれませんけれども、トイレがあるのとないのでは、 やはりここに行って安心できるかどうかというのは、非常に大きなことだろうというふう に私は思います。私自身も、後で中心市街地の活性化事業のことについても言いますけれ ども、ぜひそういうトイレもつくってほしい。本当に数は多くなくていいからやはりつく ってもらいたいというような要望も私も受けていますし、やはり常設に向けた努力という のは、これは必要だろうというふうに思いますので、ぜひイズミさんの協力も得ながらし っかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。 それから、流川通りと梅園通りの街灯改修に係る今回の費用でございますけれども、流 川通りが国道10号から銀座街までのいわゆる街灯の整備ということと、あと梅園通りは、 確かに梅園通りを通ると、上を見るとぐらぐらしていて、落ちてこんかなというような、 本当に不安になるような街灯が垂れていますよね、下がっていますよね。早く改修した方 がいいなというふうに思っていましたが、早期にこの時期にできるということは、非常に 喜ばしいことだというふうに思います。 一つやっぱりその中でも気がかりなのは、例えば北浜通りとか西法寺通りとか、松川先 輩がいらっしゃいますが、どこに街灯を設置するかということは非常に重要な問題だと思 うのですね。例えば北浜通りでもそうですし、西法寺通りも、歩行者の方がやはり犠牲に なるというか、ぐっと体をよけないと、非常に危険な場所に街灯があるからよけないとい けないというようなこともやはりありますしね。だから、そういうふうなことを考えると、 やはり後々地元の方からも、観光客は当然ですけれども、歩いていて歩行者の方が危険が ないのかとか、地元の方々がどこに設置してほしいのかとかいうことも含めて、やはり地 元にも合意をちゃんととって、後々トラブルがないようにしていただきたいというふうに、 これが一番重要かなというふうに思うのですが、その地元との話し合いというか合意につ いてはどのようになっておりますでしょうか。

○商工課長(永井正之君) お答えをさせていただきます。 まず、流川通りにつきましても梅園通りにつきましても、十分合意はいただいているも のと思っております。私は何度も道路河川課と一緒に足を運んでございますし、これは建 設部は直接かかわってくる問題でございますので、建設部と連携をとりながら、「地元の 皆さん、どういうものがいいですか、どこがいいですか」。それを踏まえて今最終的な調 整を図ってございます。予算をいただきまして、実際また設計に入りまして、議員御指摘 のように問題点を再度詰めて、地元の皆さんに喜ばれる、また通る方が本当に危なくない、 そういう配慮をさせていただきながら整備を進めたいと思ってございます。

○7番(長野恭紘君) 梅園通りの方はなかなか自転車とか、バイクは通れるのですかね。 車が通るところではありませんから、大きな危険というのはないかもしれませんが、やは り歩行者の方が中心になるわけですから、そういった安全の対策というのを十分に講じて いただきたいということと、それから流川通りについては、やはり目に見えるいわゆる中 心市街地の活性化というか、目に見える形での、「ああ、明るくなったな」というような ものが何か一つ欲しいなというふうに私自身も思っておりました。流川通り会の方々も、 これは梅園通りまではいきませんが、やはり建ててもう何十年にもなるのですね、街灯が。 維持管理も当然その方々がしていますし、保険代なんかも全部払っていますね。だからな るべく早目に、あれは県道ですから、県の方にもなるべく早く改修してほしいというよう な要望も出ておりましたが、なかなか県の方も予算がつかなかったということで、今回は 中活の事業ということで英断を下していただいたということで、非常に目に見える、いわ ゆる中心市街地の活性化という意味にしてもそうですし、安全という面にしても非常に地 元の方々からも喜ばれる事業ではないかなというふうに思っております。私からも、感謝 を申し上げたいと思っております。 ただ、今回は流川通りだけいえば銀座街まで、国道10号から銀座街までの160メー ターでしたですかね。そこまでの計画でありますが、時間が余りないので私から言います けれども、当然あそこは下水道の工事がもう間もなく入るということをお聞きいたしてお ります。では、流川通り会というのは大体主にどこからどこまでかということを聞きまし たら、あの高架ですね、高架があるあそこまでが大体流川通りも「通り会」と呼んでいる ところなのですよというようなお答えもいただきました。ということで、あそこの最終的 には上まで行かなければいけないというふうに思っておりますけれども、その点について は来年度も一生懸命努力もしていただける。当然我々も努力をしていきたいというふうに も思っておりますので、ぜひしっかりと。そこまでせっかくできるのですから、そこから 上のことも最後完結させてというふうに要望して、この流川通り会と梅園通りのことを終 わります。 それから、これは一番最後でございますが、中心市街地活性化の協議会補助金というこ とで1,840万円計上されております。県との共同イベントに50万ということを除く と1,790万円がいわゆる空き店舗対策に使われるわけでございます。空き店舗対策と いうと、もう本当に「またか」というような感じになるのですが、今回の空き店舗対策は 違うぞと、商工課長も非常に力を込めておっしゃいましたが、これからやる空き店舗対策 と過去の空き店舗対策がどのように違うのかということを、まずちょっと明確に御答弁い ただきたいと思います。

○商工課長(永井正之君) お答えをさせていただきます。 これまでの空き店舗対策、これは平成11年から3カ年、また平成17年、18年と実 施をいたします。これは物販また飲食が中心で、家賃補助ということで県・国・市がそれ ぞれ補助しながら実施をしてまいりました。補助期間が終わってすべて撤退ということで、 1店舗だけ、アフジャさんという方が1店舗だけ残っているのですけれども、結果として 1店舗が定着をしたのみということで、かなりの金額を使わせていただいています。 今回は、そういう反省点から切り口を変えてみようということで文化・芸術。文化・芸 術で活性化するかという皆さんの御意見もいただきながら、今進めようとしています。ま ず文化・芸術を中心にした、文化が香る、触れ合える交流の場をつくってみようというこ とで試験的に社会実験として始めさせていただいています。すでに当初予算1,000万 円の中で3店舗オープンし、先日来よりオープニングイベントから、先日の日曜日には一 つのイベントをまた実施しまして、かなり盛況であったというふうにお聞きをしています。 私ども担当者も含めて逐次現地の方に持参し、皆さんの御意見を伺っています。地権者ま た通り会の皆さん、また商店街の皆さんは、こぞってこの計画、また現実に今動いていま すので、御賛同をいただいています。どういうことかというと、若い方が通るようになっ た。若い方が集うようになった。こんなことは今までなかったというふうにおっしゃって いただいています。 今回の補正内容につきましては、3世代の交流サロン、また竹工房、古民家がございま す。これは西法寺通りにあるのですけれども、この古民家を改装してカフェ、またギャラ リー、また新しい試みをやってみようというふうに思ってございます。そういう中でまち づくり関係者の積極的な参画、それと地元商店街の合意、これが過去になかったのですけ れども、こういうものを築き上げながら、皆さんが同じ方向を向いて協力体制を整えてい く、そういうもとにならないかなということで、かなり皆さんのお気持ちが変わってきて いる。何か生まれるのではないかなというふうに思ってございます。

○7番(長野恭紘君) 時間もなくなってきましたが、今、課長が言われるように、今回 空き店舗対策をやるということについて、これを実施するというか運営していくのはBE PPU PROJECTですね。私も日ごろからBEPPU PROJECTさんとは非 常におつき合いがありますから、実際に見にも行ってみましたし、お話も何時間もお聞き をしてみました。今までは空き店舗対策、家賃補助ということだったのですね。だからそ の期限が切れたらもうどこかに行ってしまうというのが、これが常だったのですが、やは りそこにずっといてもらわなければいけない、にぎわいの場をつくってもらわなければい けないということで、今回当初予算で1,000万で、今1店舗でき上がって、2店舗ま だ作成中ですね。これからさらに5店舗つくっていくということで、今回、前回の3店舗 と今回の5店舗を合わせて8店舗、合わせて共通するのは、アート・芸術・美術というこ とだろうというふうに思います。芸術とか美術で人が来るのかということなのですけれど も、別府市が目指しているONSENツーリズムというのは、7割、8割の人にターゲッ トを絞って全国の、いわゆるアジアの中で、世界じゅうの人たちからやっぱりここに来て もらう。7割の人にターゲット、8割の人にターゲットを絞るやり方だろうと私は思って いるのですね。ただ美術とかこういう芸術とかという、こういったものというのは非常に、 言い方は悪いのですけれども、マニアックな世界かなというふうに思います。ただこの2 割、3割の人たちというのは絶対に来るのですね、絶対に来るのです。だから確実にやは り別府に来ていただける、確実にそこに寄っていただける、来ていただけるということを 考えると、私はこの芸術の世界、美術の世界というのは、プロではありませんけれども、 通して思うことは、非常に芸術とか美術の世界というのは横のつながりがものすごく深い のですね、広いのですね。だから私は、今回はやはり中心市街地活性化のラストチャンス というふうに思っていますし、この試みというのは、私も非常におもしろいなというふう に思っています。楽しみにしております。 ただ、やっぱり今回これを失敗すると、もう「中心市街地」という言葉は使えなくなり ますよね。例えば、上の方の商店街に行っても通り会に行っても非常に元気ですよ。だか ら私も言われるのですけれども、「もう中心市街地ばかりにこだわるなよ。おれたちだっ て一生懸命やっているのだから、中心市街地ばかりに金を入れるな」というふうに怒られ るのですね。けれども、私なんかは、「別府市の顔だから、そこはそこでちゃんとやらな ければいけないのですよ」ということで、苦しい言いわけみたいなことをしていますけれ ども、やはり元気なところには中心市街地だけではなくていろいろなところにお金を、頑 張っているところには入れていってあげたいなという気持ちもあります。ですから、やは りそういう意味でも絶対に今回の中活、特に8店舗のプラットフォームと言われる、きょ うの新聞にも載っていましたよね、プラットフォーム2。1ができて、今2番目。これが 最後8までいくということなのですが、このプラットフォームというものは絶対に失敗し てほしくないなというふうに思っていますし、BEPPU PROJECTの方々にお話 を聞いても、また別の資料として「ベネッセアートサイト直島」といって、これは香川県 にある島一つ全部アートの島なのですね。島全体にいろいろな建造物を初めいろいろな美 術、当然ミュージアム、美術館もありますし、そういったものもいろいろあるのですけれ ども、そういったまちを別府でもつくっていきたいというのが、今回のコンセプトの根底 にあることですから、ぜひ市長も「ONSENツーリズム」と並んで「アートツーリズ ム」という、この言葉は商工課長から盗みましたけれども、「アートツーリズム」という ことを提唱していただきながら、この中心市街地活性化と結びつけて、ぜひ失敗しないよ うにしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っております。 そのことを最後にお願い申し上げまして、まだまだ言いたいことはありますけれども、 3分間残して、私の議案質疑を終わりたいと思います。ありがとうございました。



2008年6月20日

平成20年第2回定例会 (第6号 6月20日) 1 厚生消防委員会委員長(長野恭紘)

 厚生消防委員会は、去る6月9日の本会議において付託を受けました議第43号平成20年度別府市一般会計補正予算(第1号)関係部分外5件につきまして、6月16日に委員会を開会し、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。
 最初に、議第43号平成20年度別府市一般会計補正予算(第1号)関係部分について御報告いたします。
 まず、社会福祉課関係であります。
 当局より、被保護世帯の家計収支等の実態を把握することにより、生活保護制度の運営等に必要な基礎資料を得ることを目的とした「社会保障生計調査」の調査委託に係る経費を計上、また、それに伴う県の委託金を計上している等の説明を受け、これを了といたしました。
 次に、保健医療課関係であります。
 防衛省共済組合所管の別府保養所「スパシオン別府」の位置に予定しております「別府市地域保健センター(仮称)」の設置に伴う、不動産鑑定評価手数料及び空調機等設備調査委託料等を計上したものであるとの当局説明がなされ、「別府市地域保健センター(仮称)」の駐車場等に関してるる質疑がなされましたが、当局説明を了とした次第であります。
 以上の審議を経て、最終的に議第43号平成20年度別府市一般会計補正予算(第1号)関係部分については、それぞれ採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 続きまして、議第44号平成20年度別府市老人保健特別会計補正予算(第2号)については、平成19年度老人保健特別会計の精算に伴い、支払基金手数料交付金の超過額分を交付金額確定後に返納するため、精算返還金の追加額として歳入、歳出ともに計上したものであるとの当局説明を了とし、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議第45号別府市手数料条例の一部改正については、「戸籍法の一部を改正する法律」が本年5月1日より施行され、現行の戸籍法が変更したことにより、新設された法第126条の規定に基づく事務につき手数料を徴収ことに伴い、条例を改正しようとするものであるとの当局説明を了とし、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、議第46号別府市保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正については、内竈保育所の建てかえに当たり、その間、近隣の民有地を借り上げ、保育を行うことに伴い条例を改正するものであり、今後のスケジュール等について詳細な説明を受け、これを適切妥当と認め、全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります
 次に、議第47号別府市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、消防団員の公務災害補償における補償基礎額のうち配偶者以外の扶養親族に係る加算額を本年4月1日から国の基準額が引き上げられたことに伴い、改めようとするものであるとの当局説明を了とし、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 最後に、議第51号市長専決処分については、平成19年度老人医療費に係る支払基金交付金、国庫負担金及び県負担金に歳入不足が生じたため、平成20年度同事業歳入予算から繰り上げ充用を行ったものであるとの当局説明を受け、これを適切妥当と認め、全員異議なく承認すべきものと決定いたしました。
 以上で、当委員会に付託を受けました議案に対する審査の概要と結果の報告を終わります。
 何とぞ、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手)


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2008年6月11日

平成20年第2回定例会 (第3号 6月11日)

○7番(長野恭紘君) (発言する者あり)かしこまりました。きょう、2個目にコスモ ピア問題ということで取り上げさせていただきました。コスモピア問題については、私は 実は6月議会である程度の案が出てくるのかなというふうに思っておりましたので、質問 通告をしておりませんでしたが、9月かなということを見据えた上でこの6月議会に質問 通告をさせていただきました。 それと1項目目の別府市と商工会議所、観光協会、まつり協会とのかかわり方について ということは、当初は余り突っ込んだ質問もない、できれば時間の短縮に協力ができるか なというふうに思っておりましたけれども、ちょっとそうはいかなくなりました。皆さん 御承知のとおりだと思いますけれども、昨日も観光協会の理事会が開催をされたことは、 皆さん御承知のとおりでございます。その理事会の席で人事案をめぐりまして大変な事態 が起こった。その後の総会が、しかも出席者少数で流会になったというふうにお聞きをし ております。商工会議所から始まりましてまつり協会それから観光協会という、事業以外 のところで大変乱れているなというふうに思っております。非常に残念な思いでいっぱい です。 また、先日、一部のマスコミの方から、政治的意図があるのかなと思わざるを得ないよ うな観光協会とまつり協会への報道がなされました。両協会があたかも不正を行っている ような印象を与えてしまったということに関しまして、私は非常に違和感を感じていると いうのが率直な感想でございます。私は、両協会の実態と、何より昼夜を問わず一生懸命 に現場で働く両協会のスタッフの皆さん方、そしていつも御無理ばかりお願いをするボラ ンティアスタッフの皆さんの姿というのを、いつも目の当たりにしているということでご ざいます。本当に現場の彼らは純粋な気持ちで仕事をされているわけでございまして、今 回、彼らも何かこう、ちょっと白い目で見られるような、何かあったのではないかという ふうに思われるような事態だけは、絶対に私は避けなければいけないなというふうに思っ ておりますし、彼らが今まで流してきた汗が、何か大過があったかのような、そのような いわゆる汚名といいますか、そういった誤解を私は解く意味でもこの質問の中で1歩1歩、 一つ一つその実態、何が本当なのかということを明らかにしていきたい、このように思っ ておりますので、どうぞ明快なお答えをいただければというふうに思っております。 まず、観光協会とまつり協会に対しての年間を通しましての委託事業や、それにまつわ る補助金額が幾らになるのか、御答弁ください。

○観光まちづくり課長(清末広己君) お答えいたします。 観光協会の方に対しましては、いろいろな事業がございます。これをすべて一つずつ… …(「もういい。純粋にまつり協会を」と呼ぶ者あり)はい、わかりました。平成20年 度でございますが、別府市観光協会に対しましては、運営費の補助金として2,510万 円、それからまつり協会に対しましては、補助金として3,206万5,000円を支出 しております。

○7番(長野恭紘君) 今、課長がお答えいただきましたけれども、1億3,000万と いうような数字がひとり歩きをちょっとしたような感じを受けておりました。というのも、 「純粋な」というとちょっと語弊があるのかもしれませんけれども、観光協会に対しての 補助金は2,510万円、そしてまつり協会への補助金は3,206万5,000円とい うことになっております。といいますのも、課長が言われたとおり、まつり協会の事務局 を観光協会が兼ねておりますし、例えばHANABIファンタジア、それからダンスフェ スタ、それから産・官・学連携交流事業負担金の受け口、それから国際交流プラザの運営 負担金等々の窓口というか受け皿になっておりますので、全体を通したいわゆる補助金の 金額がその金額になりますよというふうに私は理解をいたしております。 次の質問が重要なのですが、ではなぜ市が独自に事業展開というものをせずに、まつり 協会や観光協会に対して事業の委託をして補助金を出しているのか、明快にお答えくださ い。

○観光まちづくり課長(清末広己君) お答えいたします。 本市の行政改革の流れの中で、行政から別府市観光協会やまつり協会への事業の移行を 行いました。また事業の活性化のために民間活力を導入するということも、理由の大きな 一つとなっております。

○7番(長野恭紘君) 行革の一環ということと、また民間活力を入れるということのお 答えだと思います。 けさ、私どもの会派の雑談の中で、「もう観光協会はなくしてしまった方がいいのでは ないか」という、これはあくまでも雑談の中での話が出ました。現状、観光協会というの は、独自事業というものがないというふうに認識しております。その考え方も一つあるの かなというふうに思いましたけれども、ここでよく考えていただきたいのは、観光協会も まつり協会も独自のいわゆる財源、それが例えば民間の方々からいただくいわゆる会費で あるとか広告収入であるとか、そういったものを倍以上、補助金の倍以上、もしくは倍に 近い、相当するような金額を集めているということをまず忘れていただきたくないという ことが、これが1点と、それとやっぱりボランティアスタッフのことを先ほどから私は言 っておりますけれども、特に若い方々のボランティアスタッフのことをよく考えていただ きたいのです。というのは、やはりいろいろな事業をしていく中で人件費というのは、こ れはもう計上すれば切りがありません。ということでボランティアの方々に手伝っていた だく。これは本当に昼夜を問わず手伝っていただく中で、本当に私が見た中でも100人 以上とか、100人を超えるようなボランティアの方々に、その事業のときに来ていただ いて頑張っていただいている、私はこの実態をずっと目の前で見ております。そういった ことを、やはり行政は忘れてはいけないのではないかなというふうに私は思うのです。 市長は、ONSENツーリズムという観念のもとに別府観光の再生に本当に一生懸命取 り組んでいただいております。とすると、その観光協会というものが観光再生の民間の核 的機関というふうに私は思っておりますし、まつり協会も私は同様だというふうに思いま す。先ほど、勘違いしないでほしいというふうに私は申し上げましたが、事業費の圧縮で あるとか運営効率の面から見て、これは私も民間に任せた方がいいというふうに思います。 ですから、やってもらっているという感覚を私はずっと持っているものですから、お任せ してやってもらっているという感覚で、少しそういう頭を持っていただきたいなというふ うに私は思うのですよね。やらせているという、どうもこう、何かこう、やらせてやって いるのだからというような感じが、どうも見て取れるという部分がありますので、全部で はありませんよ、一部でそういう考え方があるように思います。ですから、まずこの辺は 勘違いしないようにということを確認をして、次の質問に入りたいと思います。 観光協会とまつり協会の区別が、どうもできていないような気もいたしております。本 質的にというか、本来的に「祭り」というものと「観光」というものは、これは違います よね。すべてごちゃ混ぜにされているような気がしてならないのですが、まつり協会の総 会でもこれは明確に定義をされておりますが、観光協会、まつり協会、これはそれぞれ別 組織ですということでございます。それでは、観光振興というものと祭り振興というもの は、それぞれどのようなものなのか、御答弁ください。

○観光まちづくり課長(清末広己君) お答えいたします。 国際観光温泉文化都市としての観光振興につきましては、観光事業の発展・振興・地域 の活性化により生活・文化・経済の向上に図るものを主体としていると考えます。それか ら祭り振興につきましては、市民それから業界・行政が一体となり、温泉文化都市として 別府の祭りを創造・推進することにより、別府市の発展に寄与するものと考えております。

○7番(長野恭紘君) ちょっと難しい、一つ一つの言葉が難しかったような感じがする のですけれども、私が調べたというか、私のいつも頭にあることをちょっと申し上げます と、祭り振興というのは、地域の文化とか伝統を守りながら総合的に地域振興を図る祭事 であって、観光振興とは、地域の資源や産業を生かしつつ都市の発展へと導いていくため の、都市としてのいわば大局的な施策・政策というのが私は観光だというふうに思ってい ます。ですから、事務的には観光協会に事務局があって、観光協会の職員さんが事務を兼 ねてやっている。これは先ほども私は申し上げましたけれども、観光協会とまつり協会は 別組織だというこのことは、間違ってはいけないのではないかというふうに私は思ってお ります。しかし、両協会とも重要な別府観光の推進のためには役割を担っていることには、 変わりはございません。 最近の一連の流れの中で観光協会長の選任の件とか、またまつり協会長の選任の件につ いて政治的な介入があったのではないかというような声も一部で一部でですよ聞 こえてまいります。何が介入で何が介入でないのかということを、これを明確に定義する ことは難しいなというふうには思っているのですね。というのは、やはり執行部も議会も、 行政も議会も当然補助金の予算というようなものを審査、議会はこれを審議するわけです から、明確にどこまでが介入でどこまでが介入ではないのかということが、非常に定義が 難しいのですが、市長さんからだれだれに電話があったとか、何々議員さんがバックにつ いているとか、こういった声がやっぱり我々の耳に入ってくるということ自体が、私は本 当に嫌だなというか、違和感があるなというような感触を持ちました。 そのような中で、今回の一部マスコミの方の報道がありましたけれども、昨年の11月 に通常の会計検査であったにもかかわらず、あたかも大きな問題があったというような感 触を受けるような報道があったなというふうに私は思います。しかも、これはタイミング ですね、タイミングがちょっとこう、言われるゆえんというのがやっぱりタイミングだっ たのではないかな。まつり協会の人事でもめた次の日にニュースが、去年の11月のニュ ースがあそこで出てくるという、恐らくはそういう政治的な意図はなかったのですという ことを、私も直接ちょっと確認しましたところ、そういうふうな発言をいただきましたけ れども、しかし、やっぱりそのタイミングというのは非常に重要だったのではないかなと いうふうに思わざるを得ません。どう考えても政治的意図があるというふうに感じざるを 得ないような状況の中で、私の周りの方々というのは当然、祭りとか観光協会というよう なものと非常に密接なかかわりのある方が現状多いわけなのですけれども、そのような中 でやはり、これもあえて申し上げておきますけれども、現場のそういう方々に対して、も うこれ以上人事にさからうな、おれたちにさからったらこんな報道に出るようなことにな るぞ、もう最後のチャンスだから抵抗するなというようなおどしともとれる発言かあった というような、これは本人から私も聞いておりますので、今後はやっぱり、この方が、言 った方がどういう立場で言ったかということは、これはわかりませんよ。わかりませんけ れども、事実私はそのことを本人から聞いていますから、やはりこういったことは絶対に あってはいけないのではないかなというふうに思います。 話を一たんもとに戻しますが、観光協会から事務局としての立場で、まつり協会の件も 含めて抗議文を送った、正しい説明のためのコメントというものを発表したようでござい ますけれども、気になるのは、そのニュースの文章の中で、「行政が指導した」とか「是 正を求めた」という発言や文言が入っておりました。その件については行政も、これはや はり活字としてまだ残っているわけですから、納得でき得る答弁をしてもらいたいという ふうに思っております。行政として観光協会の会計処理に不適切な処理があったと認識し ているのですか、なかったと認識しているのですか、どちらでしょうか。

○ONSENツーリズム部長(阿南俊晴君) お答えをいたします。 私どもは現在におきまして、観光協会に不適切な処理があったとまでは思っておりませ ん。ただ、平成20年度の予算編成時におきまして、観光協会に対しまして、これまでの 旅費規程、それからまた給与規程の見直し等をお願いいたしました。また、補助金の性質 上から人件費、それから事業費、これを明確に会計区分をしてほしいということで指導し たことは事実でございます。

○7番(長野恭紘君) 報道の核心の部分というのは、この二つだったというふうに思っ ております。ルネッサンス事業という国土交通省の、国からの補助事業と、あと一つはい わゆる観光協会、今、部長が言われたような観光協会本体の会計処理の仕方、この二つだ ったのではないかというふうに思っていますが、まず、ルネッサンス事業については私も 国の方に確認をいたしました。確認したところによりますと、国から観光協会を受け皿と した補助金が出る。その観光協会が受け皿となって補助金をもらって、その下に、観光協 会からさらにいろいろな事業主体、事業団体に補助金を出すわけですね。その中で、事業 を一番下でやっていく末端のいわゆる方々のところでは、当然税金というのが発生して、 観光協会は受け皿だけだから税金は発生しないだろうというふうに思っていたところが、 いや、実はそれは違うのですよ、観光協会さんも受けた以上は税金というのが発生します よというような是正があった。「勧告」というのではないですね、そういう指導というか、 そうしてくださいよというようなことがあった。これは私は認識の違いだというふうに思 っています。あとは領収書の日付が若干違ったとか領収書のあて先であるとか、そういっ たことが若干書類上の不備があったというふうなことは聞いておりますけれども、まず私 はこのルネッサンス事業というものについては不適切というか、不正というような部分は なかったというふうに思っております。 また、今、部長が言われたような観光協会の内部の会計処理についてですが、確かに私 もこの場で一つ一つの旅費規程であるとか何とかというのは、もう申し上げませんけれど も、明らかに時代に沿ってない会計処理というか旅費規程というようなものがあった、私 もそれは思います。ですから、その部分については、これはちょっと是正をして、勧告を して守ってもらいたいというふうに思っておりますが、先ほど部長が言われた答弁が、昨 年度観光協会に対して会計処理を是正するよう指導というような内容でよろしいのでしょ うか。これは、そういうふうにとらえていいのですか。

○ONSENツーリズム部長(阿南俊晴君) 私どもでは、そのように認識しております。

○7番(長野恭紘君) すみません、ありがとうございました。わかりました。それであ れば、私もそれはそれで今後は観光協会の中の問題ですから、しっかりそれを守って、市 の方も議会の方もしっかりとチェックをしていく部分なのかなというふうに認識をいたし ております。 そんな中で市長、コメントを出しているのですね、市長からも。このように書かれてお りました。「補助事業全般を精査して、問題があれば厳しく指摘していく考えを示しまし た」というふうに言ったと言われておりますが、この発言の真意をちょっとお聞かせいた だけませんか。

○市長(浜田博君) お答えいたします。 私からコメントしたわけではありません。たしか移動中、エレベーターの前でコメント を求められたのでしたわけでございまして、そして内容も、何といいますか、観光協会に 対して私はコメントをしたつもりではないのですね。質問内容を聞く中で、前段で観光協 会において不適切な会計処理があったとか不正があったということは、私は聞いておりま せんとしっかり否定をした後ですね、否定をした後、いろんな、観光協会、そういうとこ ろだけではなくて補助事業としてしっかりこれから、精査をしているわけですから、これ からもしっかり対応していきたい、厳しく対応していきたいという思いを述べただけで、 観光協会に対して指摘をするとか、そういう思いの内容の趣旨のコメントではないと私は 思っております。それで、ようございますか。

○7番(長野恭紘君) 市長の答弁ですと、自分が言った内容とはちょっと違う報道がさ れたというようなことなのでしょうか。ちょっと、まあ……。これは一般的な言葉ですか ら、一般的な言葉ですから、これは当然のことといえば当然のことなのですよ。補助事業 全般を精査して、今からわざわざ精査するというのではなくて、精査するというのは当然 やっぱりいつの場面でも精査をして、問題があれば厳しくなのか優しくなのかわかりませ んけれども、指摘をしていくというのは、これは至極当たり前のことだと思っています。 ですから、ちょっと市長の発言が違った形で皆さんに理解されているのかなというふうに 私は思ってしまうのですけれども、それはそれでもういいでしょう。 もう時間もありませんので、次に移りますけれども、昨日は観光協会の理事会が開催を されました。正式に言えばこの後に総会、懇親会というのも予定をされていたようでござ いますけれども、総会は委任状を含めた参加者が定数に達しなかったということで、これ は流会になったというふうに聞き及んでおります。本当に総会が開催できない、開催がで きないというか、委任状を含めた参加者が定数に満たないというのは、これはちょっと何 というか……、一つは毎年もしかしたらこんなことがあっていて総会をやっていたのかな という疑念があるのがまず一つと、もしそれがないのであれば、今回特別に総会に来れな い、何か皆さんは特別な理由があったのかなというふうに思わざるを得ませんね。この二 つしか考えられないのですよね、普通に考えて。ということは、これは毎年やってきたこ とをことしはできなかったということで、私も何人かの観光協会に所属している方々に御 意見を伺いました。「何で行かなかったのですか」ということを聞きましたら、これは個 人的に後で市長や皆さんにもお伝えをしたいと思いますが、ちょっとその場に行くことが できなかった、意思を持って行かなかったのだということを、私は1人、2人ではなくて 何人もの方に、一応一般質問をするので本当の理由を聞かせてくれということで尋ねまし たところ、そのような理由を言っておられたので、これはまた後で個人的にお伝えしたい というふうに思います。 理事会で、会長選任案が否決をされたと聞いております。会長候補者を選出した選考委 員会の中には、議会から当時の市議会の観光経済委員長であった野口議員、それから現在 の委員長である吉冨議員さんが入っておられました。また阿南部長も行政から入っておら れたと思います。それを否決というのは、私は端的に見るとこれは大変な問題だなという ふうに思います。しかしながら、これはちょっとひとつ言っておかなければいけないのは、 自治会関係者の方々を初め複数の方々から、これもお話を一応伺いましたが、選考委員を 決して否定したわけではないのです、選考委員の決定というのは、この決定した時点では、 それはもう選考委員さんが決めたことだから、きちっと理事会、総会に諮ってそのまま決 まっていくのでしょうねというふうに思っていた、決して否定するわけでもないし軽視し ているわけではない。ただ、それから会長の候補者の方が、やはりこれは言動ですね、会 長予定者の方の言動がどうしてもちょっと、やはりその方々から見て心配をせざるを得な いような状況があったというふうに、これは私の気持ちではなくて、その方々から私はお 話を伺いました。ですから、私も本当に議会の代表も入って、行政の代表も入って決めた ことに対して「何だ」という思いはありますけれども、やはりそういった本当にいわゆる 自治会関係の方々とか、それを目の当たりにした方々が不安を抱いたためにこういう事態 になったということも、これは頭に入れておかなくてはならないのではないかなというふ うに私は思うのです。これは私の気持ちです。 あと、市長にまたちょっとこれ、ひとつお尋ねしますけれども、市長はきのう理事会の ごあいさつに行かれたのですね。通常、私も理事会に市長が来てあいさつをされたという ことを聞いたのですけれども、総会に行って来賓の方があいさつをするというのは、これ は当たり前のことかなと思ったのですけれども、理事会に行ってあいさつをされたという ふうにお聞きしましたけれども、その理事会に行ったいわゆる理由というか、だれから理 事会、総会ではなくて理事会から来てくれと、理事会に逆に来てくれというような要請が あったのかとか、またその内容ですね、あいさつの内容は一体どういった内容だったのか。 私も一部聞いておりますけれども、市長も名誉があるでしょうから、ちょっとここでお答 えをいただけますか。

○市長(浜田博君) お答えいたします。 総会の案内は来ておりました。理事会の案内は知らなかったのですが、私はあえて会長 代行者である上月様に、ぜひ理事会の前に私の思いを、理事会の中ではなくて前に時間を 5分いただけませんかと、私からお願いをして行きました。快く「どうぞ」ということで、 受けていただいたということが現実です。 なぜ行ったのかという部分は、もう先ほどからあなたが指摘したように、この観光協会 長以前の商工会議所の会頭から観光協会長の会長選から、まつり協会の問題まで、あたか も私がいろんな方に指示をしたり動いて市長の思いだということを勝手に名前を使われた りする中で、いろんな形で私が工作しているようにとられている状況が、この選考委員会 が決まった後ごろから非常に激しくなりまして、誹謗・中傷、またここで言っていいかど うかわかりませんが、いろんな団体からも抗議が来ました。全く私の身の覚えのないこと で来たので、私は基本的には人事に一切介入してないということを皆さんにしっかり伝え る中で、人事よりも今は観光協会というこれまでのすばらしい実績の中で、今この時点で もめて、会長が不在の中で別府は国体を控えて一番大事な時期にこんなことがあってはな らないという思いで、どうぞけんかをしないで一つになってください、この思いだけで私 は行ってお願いをさせていただきました。 誤解が解けたかどうかわかりません。言う人は言うでしょう。しかし、私はそのことを、 私の信念を、今は別府は一つになってしっかりと頑張っていかなくてはいけないのですよ という思いを皆さんに伝えたかったから行ったわけでございますが、結果として総会も流 れたということで、非常に現在は残念に思っています。

○7番(長野恭紘君) 市長の思いというのは、よくわかりました。ただ市長、これはひ とつ言っておかなければいけないのは、いろいろな方々が、うわさというのは、うわさの 伝わり方というのは、これはもうどんどん歪曲をされて伝わっていくわけなのですよね。 だから我々もそうですし、一々出るうわさに気を取られていては仕事は前にずって 「ずって」というのは、これは大分弁ですね前に進んでいかないのですよね、進んで いかないのです。だから逆に市長がそれに反応して、通常の総会ではなくて理事会に行っ て、「私は政治介入してないのですよ、しっかりしてくださいよ。一緒にやっていきまし ょう」ということをわざわざ言うことに、何かそうしなければいけない理由があったので はないかというような憶測をまたこれは呼ぶのですよ、市長。(「憶測ではないよ」と呼 ぶ者あり)ええ、わかりました。そういう憶測をやっぱり呼んでしまうというのは、これ は私もやはり……、だから私は率直に思ったのですよ、市長は何でわざわざ理事会に行っ てそんなことを言わなくてはいけなかったのか。もともと政治介入というのは、先ほど言 ったみたいに、どこからが政治介入でどこからが政治介入ではないのか、非常に線引きは 難しいのですよね、特に行政、議会というのは。だから、わざわざ市長がそこに行って何 か特別なことを言ったとなると、あ、やっぱり政治介入はあったのかなというような、市 長ね、これは市長がこうやって本心、本心というか本意ではないと思うのですよ。ですが、 やはり受け取る側は、何でそんな特別なことをするのだろうというふうに思ってしまうの ですよね。 だから市長、これ、私は市長にひとつまたお願いですけれども、一つ一つの言動は、や っぱりトップですから、行政のトップですから、やはり確認をされて、自分がそこに行く ことがいいのか悪いのかという確認をやっぱり私はしてもらいたいなというふうに純粋に 思いましたので、これは市長にちょっとお願いをしておきます。 それと、もう時間も余りないので次にコスモピア問題もありますので、これを最後の質 問にしたいと思います。 私が商工会議所の青年部の顧問をしているものですから、彼ら役員を連れて市長に、新 役員の就任あいさつに私も行きました。そのときに市長の口から、「来年」と言ったか 「将来」と言ったか、ここは私も覚えておりませんが、「まつり協会が商工会議所に移り ますから、これからまた皆さん若い人の力でよろしくお願いしますね」というふうにおっ しゃったのですね。だから、これは私は正直にちょっと思ったのは、あら、これは決まっ たのかなという思いを持ったのですよね。もともと私自身も、やはり祭りというのはさっ き言ったように地域に根ざした伝統文化を守る、継承していく一つの祭事ですから、やは り地域で商売をされている方とか、地域の経済団体の方を中心にして行われていくという のは、これは私は自然な流れだと思っていますので、また観光協会の中にも前々からまつ り協会と観光協会を明確に分離した方がいいというような意見もありましたので、その一 つの流れで市長が言われたのかなというふうに思っておりましたが、市長の将来の祭りに 対しての考え方とか、まつり協会の本当の意味での独立についてどのようにお考えになっ ているのか、最後に御答弁いただいて、次に移りたいと思います。

○市長(浜田博君) あのときに、確かに言った覚えがあります。これは、観光協会と まつり協会が全く同じだという意識はありません。必ずこれはまつり協会、独立機関です から、先ほど言ったように行政が大きく介入できるものではありませんし、まさにボラン ティアの皆さんが血と汗を流しながらここまで頑張っていただいてやっていただいている というのは、本当に肌で感じています。そういう意味では会議所それから観光協会、行政、 これが一体となった中で、まつり協会というのは独立機関として民間ペースで私はしっか りやってもらいたい。 と同時に、もう御案内のとおりで、現行の公益法人が特殊に、民法の法人としてなりま すよね、これが今度11月の国会で決議されて12月、今年度の2008年12月1日か らこれが施行される。その中ではそれが整理できる。整理されるのです。そうしたら、観 光協会が、まつり協会もイベントも全部受け持つことにはならなくなるのですよ。そうい うことの思いがあって、そういう法整備を今やっている中ですから、将来は商工会議所の 青年会議所の皆さんが中心になって、イベントや祭りをやっていただく時代が来ますよと いうことをあえて言ったというのが真意でございますので、決して今私が振り分けるとか、 法律がそういう方向に行っていますよということを真意を含めてお願いしたという経緯で すので、御理解をいただきたいと思います。

○7番(長野恭紘君) 「来年」と言ったのか「将来的に」と言ったのか、本当そこは私 は定かではないので、これ以上はなかなか言えないのですけれども、やはり私自身はその ように、祭りはやはり市民や地域とともにあるものだというふうに認識しておりますので、 市長も同じようなお考えだというふうに理解をしていいのかなというふうに思いました。 これ、「最後」とさっき言ったのですけれども、これだけ最後に言ってお願いをして終 わりたいと思いますけれども、やはり今これだけ各観光協会、まつり協会というものが、 これだけ人事案を中心として荒れている、乱れているというのは、これは現状です。しか し、この仲介役というか、人事案が固まった後ですけれども、固まった後にしっかりと仲 介をとるというか、やはりしっかりとまたスクラム組んでやっていきましょうねと声を出 していくのは、やっぱり行政しかないと思うのですよ。だからそれは私は行政の役割だろ うというふうに思っていますので、会長というものがだれになったとしても、しっかりと また行政が、民間の団体の主要な団体の方々としっかりとスクラムを組んで、リードして いくのは行政がリードしていく、声を出していくということをぜひお約束をしていただき たいなというふうに思っておりますので、そのことをお願いして、次のコスモピア問題に 移りたいと思います。 商工課長さん、いいですか。それではコスモピア問題について入っていきますが、この コスモピア問題につきましては、先輩議員の泉議員さんから3月議会の中でやり取りの中 身というのが、もうほとんど内容が出ておりましたので、もう時間もありませんので、こ の場ではあえて内容には触れません。本題から、いきなり入りたいと思います。 これは、一見いろいろな問題があるように言われているこの問題なのですけれども、実 は一言で言ってしまえば大変にシンプルで、何かといえば、10年前に結んだ諸々の契約 の履行、この履行をするかしないかということだけなのですよね。その諸々の契約という のが、地元3行庫への損失補償が一つ。そして二つ目に株式会社トキハへの土地譲渡契約 という、この二つだと思います。 3月議会の中で市長答弁と副市長答弁が、その答弁内容に随分とずれというものがあり ました。市長はこのようにおっしゃっています、「誠心誠意この契約どおり履行したい」。 そして副市長が「社会情勢が変化したので、そういうことを踏まえ協議していきたい」。 泉先輩議員さんからも、「まずは庁内の意思の統一を図らないとだめですよ」という厳し い御指摘が出たと記憶しております。 初めに、別府市としてのこの問題解決に対する基本方針というものは固まったのでしょ うか。これがまず第1点。 それに伴って3月議会以降今日まで、市内部での協議や株式会社トキハとの交渉経緯に ついて進展があったかどうか、お尋ねをいたします。

○ONSENツーリズム部長(阿南俊晴君) お答えをいたします。 まず、庁内での認識が固まったかという部分でございますが、別府市におきましても、 内部で会議を行いました。一定程度私どもは固まったという思いを持っておりますし、株 式会社トキハさんにおきましても、これまで交渉を継続してさせていただいているところ でございます。

○7番(長野恭紘君) 3月議会から比べて、現在で市の問題解決に対する基本方針は固 まったというふうに理解してもよろしいですね、はい。 それを確認した上で次に移りますが、地元3行庫への損失補償の残りの返済と、株式会 社トキハへの土地譲渡契約で差額が生じた際のこれは間違いなく差額が生じると思い ますけれども支払いをするという、そういう合意だというふうにとらえますが、そう いうことで、しつこいようですけれども、よろしいのでしょうか。

○ONSENツーリズム部長(阿南俊晴君) お答えいたします。 そのようにとらえて、結構でございます。

○7番(長野恭紘君) はい、よくわかりました。では、分けて質問をしていきますが、 まずは地元3行庫への損失補償についてお尋ねをしていきたいと思います。 3月議会には、9月までの支払い分しか計上されておりませんでした。これは先ほど冒 頭私は申し上げましたけれども、私は何で9月までの分しか計上されてないのかなという ふうに疑問を持っておりました。今議会にも提案されていない。市の立場としては、3行 庫へは少しでも早く一括返済をして、利息を軽減するということも考えなくてはいけない のではないかな。契約では来年の3月31日、いわゆる今年度までの利息分が含まれた金 額になっていますよね。だからそれを一括返済するということで利息分もいろいろと考え て、そういった部分でいわゆる別府市の支払い部分を少なくしていくということを考えな くてはいけないのではないかなというふうに思っておりますが、どのようにお考えでしょ うか。

○ONSENツーリズム部長(阿南俊晴君) お答えいたします。 これは3月議会でも御答弁をさせていただいておりますが、株式会社トキハに対する譲 渡部分、それから地元3行庫に対する債務保証の分、こういう部分については別とは言い ながらも市としては同等、同じコスモピア問題の一つの中というとらえ方で、9月補正で 提案をさせていただきたい、それまでに協議を整えたいという話をしております。

○7番(長野恭紘君) 今の答弁が、きょうの一つの何というかポイントだと思うのです ね。9月議会の中でしっかりとその補正予算を上げていくということをここではっきりと 部長の口からお聞かせいただいたので、非常にひとつ安心をしたというか、これで別府市 の何というか、約束、契約、信用というものが守られるのかなというふうに、まずひとつ 思いました。 次に、株式会社トキハとのコスモピア敷地の土地譲渡の契約についてのお尋ねをしてい きたいと思います。 別府市も株式会社トキハもそれぞれ土地鑑定評価というのをとって、それをもとに交渉 をしているというふうに思いますが、市としてはどの程度の額を提示して、現時点で両者 の差額はどの程度あるのか。これをお答えいただけると一番ありがたいというふうに思っ ているのか、これがまず第1点と、また、トキハに対しての返還金額については、さきの 3月議会の答弁の中で、借地権割合というのが、これが初めてこの前明らかになりました ね、別府市とトキハが6対4、市が4、トキハが6と、借地権割合というのが明らかにさ れました。それを考えて大体4億円程度になるのではないかという答弁がありましたが、 その4億円という数字にその後何か大きな社会的変化を含めた変化があったのかどうか、 お尋ねをします。

○ONSENツーリズム部長(阿南俊晴君) お答えをいたします。 まず、4億円という部分につきましては、大きな開きはございません。そのように考え ておりますし、トキハとの今の額の開きという部分がございましたが、現在交渉中という こともございますので、その差額につきましては差し控えさせていただきたい。

○7番(長野恭紘君) 聞けたらいいなと思っておりましたけれども、当然交渉中ですか ら言えないというお答えであったと思います。ただ、大体4億円程度かなという一つの目 安があるわけで、地元3行庫への損失補償の残金が、今年度3月31日末までで9億7, 000万円、それに4億円が乗っかって、これはトキハへのいわゆる返金金額返還額 ですねを含めたときに、合計金額は大体14億円弱かなというふうに思っております。 金額はこれである程度確定をしたなというふうに思っておりますけれども、問題はお金の 出どころですね。その返済金額の財源というものは、現在どのようになっておりますか。 お答えください。

○政策推進課長(梅木武君) お答えします。 議員さんが今おっしゃった14億円についての財源は何かということでございますが、 財源としては基金を考えてございます。

○7番(長野恭紘君) ということは、もう今の段階で、今から財源を考えるのではなく て、もうお金は用意をしているということで、こういう認識でよろしいのですよね。この 契約というのは、平成10年当時のものでございます。当時、別府商業観光開発公社が6 6億円を超える負債がありました。約40億円でコスモピアのいわゆる施設部分をトキハ にいわゆる譲渡して、金融機関には5億円のいわゆる債権放棄をお願いした。残りを市が 金融機関にお支払いをするという内容だったと思います。金融機関もトキハさんも、その 関係をしたという、公社の関係者という責任を全うするために、私も当時の状況をいろん なトキハの方々にお聞きをしましたけれども、あれで人員が整理されたとかボーナスがカ ットされたとか、本当に血を流している実態というものを私も知っております。 さらに、株式会社トキハからはコスモピア施設の譲渡金とは別に、北側の平面駐車場と いわゆるコスモピアの底地の賃貸料合わせて年間7,900万円、この10年間で計7億 9,000万円の賃貸料をもらっている。その金額がそのまま、いわゆる別府市の金融機 関への返済に充てられているという認識だと思いますが、またその7億9,000万とい うのは、コスモピアの底地部分をトキハに譲渡する際の内金だ、こういう契約内容になっ ております。 ここまでの説明をした中で、私は金融機関もトキハさんも全くいろいろと考えて、別府 市に有利な条件は何だろうなということを考えておりましたけれども、これは瑕疵がない のですよね、瑕疵がないのですよ。そうお思いになりませんか、皆さんも。だから、なぜ 誠実に向こうが約束を守ってくれている相手に対して、こちらは今まで、本当は3月だと 僕は思っていましたから、3月から6月、今までずっと気持ちのいい契約というのができ なかったのかな、契約の履行ができなかったのかなというふうにずっと私は疑問に思って おりました。10年前に契約をした際に、人から見れば甘い見込みがあったというような ことが言われるかもしれません。しかし、当時、逆を言えばこういう方法しか、この方法 でしか乗り切る方法がなかったのかなと、私は当時おりませんでしたので、そういうふう な憶測をするしかないのですけれども、ですから、土地鑑定評価額からトキハの借地権の 割合を引いて10年間の内払い金が、その譲渡額を上回った場合は市が差額を払って、下 回った場合はトキハさんから逆に差額分をもらうというのが、契約上これは当たり前のこ とだというふうに私は思っています。 もっともっと言わせていただければ、トキハさんから、株式会社トキハから平成15年 9月以降に2度にわたっていわゆる減額申入書が送られてきていると、3月議会の中では この答弁があって、これは私は1度かと思ったら、2度なのですね。2度減額申入書が送 られてきているという事実もあるのですね。というのは、別府市さん、このままいくと別 府市さんからお金をもらうようになるから、今のうちに金額をもう1回改定して減額した らどうですかということを、トキハさんから2回来ているのですよ、これ。2回来ている のを、別府市はこれをけっているのですよね。だから、やっぱりその部分においては別府 市にここに一つ何というか、ちょっと弱い部分があるのかなということが一つと、さらに 言わせていただければ、これはいい、悪いということではないですよ。いい、悪いという ことではないのですが、イズミ誘致問題がありましたね。このイズミ誘致問題というのは、 地域の活性化に寄与するかどうかというのは、これから答えが出るでしょう。それはいい です。いいのですが、ただ、トキハ側から見たときに、当然あそこにイズミができて、売 り上げがふえたとお思いになりますか。売り上げが減っているに決まっているのですよ、 これは。だから、そこまでしてやられた相手に対して有利な条件を別府市は出してくださ い、別府市さんにどうぞ出してください、いいですよ、交渉に応じますよというふうにト キハさんが考えるかどうかというのは、これは感情だけで考えてもわかる問題だと思うの ですよ。だからこそ私はさっきから言っているように、きちっと3月議会の段階でトキハ さんに、この時点でもうお金も用意できました、しっかりと別府市は約束を守るのですと いうことで、気持ちのいい円満解決を図ってほしかったなというふうに私は思って、これ は残念でなりません。 弁護士の方にも、私は確認をしました。この状況証拠だけ見たときにどうでしょうかと いうことで確認しましたら、「これはトキハさんから訴えられたら別府市は負けますよ」。 それはいろいろ弁護士さんの見解はあるでしょうが、もう大体一般論として、「これはト キハさんにも瑕疵はありませんね。これは当然お返しすべきでしょうね。訴えられたら負 けますよ」ということを言われておりましたので、私は希望として、ぜひ早急に、やはり 金額のいわゆる補正予算というのは9月議会で上げるのでしょうが、人間関係、これから トキハさんとは共存していかなければいけないのですから、気持ちのいい人間関係を築い て、しっかりとその問題解決を図っていただきたいというふうに思っております。 先ほど、9月議会に速やかに関係予算を議会に示すべきだということで私は質問をしよ うと思っておりましたけれども、部長から「9月議会で」というお答えがありましたので、 もうこの質問は私はしなくていいのかなというふうに思っております。ぜひ速やかに、そ して円満にこの問題に対しては取り組んでいただきたいというふうにお願いをしたいと思 います。 市長、何かございますか。

○市長(浜田博君) いろいろと御心配をおかけしておりますが、今、内部もしっかり と固めまして、誠心誠意円満解決に向けて最大限の努力をしているところです。よろしく お願いします。

○7番(長野恭紘君) それでは、行政で、内部で意思が固まったようでございますので、 速やかにお願いをしたいと思います。 続きまして、3項目の教育行政について、1番目の小学校、中学校、高等学校の適正配 置についてお尋ねをしていきたいと思います。 小学校の統合問題という一つの大きい問題が議会で可決をされたということで、その中 には当然附帯決議があって、これから先、民間活力の導入も含めて、小学校の空き地には 地域の方々の意見を十分に取り入れた活性化策を探るというようなことが盛り込まれたの で、私も過去の議会でこの問題については、埼玉県に視察に単身で参りまして、PFIを いわゆる活用しての学校の建設というものを提案をさせていただきました。ということで、 私も今後4年から5年という期間は恐らくかかるのかなという思いはありますが、ぜひそ ういった方法も探りながらお互いに、私も教育委員会とはしっかりそういう議論もしてい ければなというふうに思っております。 きょうは、実は小学校、中学校だけではなくて高校の再編計画に伴う別府市の姿勢につ いてお尋ねをしたい、この問題について集中してお答えをいただきたいというふうに思う のです。これは御承知のとおり県教育委員会の方が、校区再編整備計画ということで先般 中間まとめを発表いたしました。簡単に言ってしまえば、市内公立高校3校、鶴見丘高校 はそのまま存続をする、それから青山高校と羽室台高校については、校地を青山高校を現 在の校地として新しい統合校をつくる、創造していくという内容であったと思います。そ して、別府商業高校も、それに伴って時を同じくして今後の別商のあり方ということで検 討委員会が、これは別府市の教育委員会でありますけれども、検討委員会を開いて今後の あり方を探っていった。そして答申というのですか、一応の答えが出たようでございます けれども、よくこれを考えていただきたいのは、小・中学校は市が管轄だから別府市が関 与するのは当然でしょう。しかし中学校、別府市内の中学校を卒業した生徒たちというの は高校に、そのままほとんどが別府市内の高校に行く形になるわけですよね。だから、ど うも別商は市立ですからそれには当然関与しますが、それ以外はもう何か余り関与しない というような、私は市の教育委員会の、それは仕方ないのかもしれませんが、対応を見て いると、やっぱり小学校、中学校と高校という、ここまで別府市内のことですから、やは り関与していっていただきたいな、逆に言えばいくのが本来の姿なのかな、特に今はこう いう問題が起きているのですから、そういうふうに思うのです。 私は、羽室台高校の同窓会長をしております。乙咩議員は青山高校の同窓会長、それか ら松川先輩議員さんは別商の同窓会長。では、会派の中で全部話しろよという話になるの ですけれども、そういうことではなくて、やはり例えば由布市、そして例えば臼杵市の中 で今いろいろな議論が起こっています。特に由布市の場合は、1校ある高校を絶対なくし てはいかんということで、これは市長が旗振って、由布市の子をなるべくこういうふうな 形で行かせますとか、こういうふうな市としてのいわゆる貢献をしますから、ぜひ大分県 さんは考えてくれということで、いろいろな提案をされております。現状、中間まとめで は由布高校は存続の方向で今考えられているというふうにお聞きをしております。また臼 杵の高校は、きょうの新聞だったと思いますけれども、議会が県のいわゆる教育委員会の 中間まとめ、野津高校をなくすということに関しては、議会が反対するというようなこと も載っておりました。実は私は、このままただ単に母校がなくなるのを指をくわえて待っ ているという状況にはありませんので、しっかりとやるべきことはやっていこうというこ とで、2度ほど県の高校改革推進室の担当窓口に行ってお話をしておりました。すると、 室長さんがこういうふうに言われるのですよ、市長。「市長さんはどう考えているのです かね。別府市さんはどう考えているのですかね」、こういうふうにやっぱり言われるので すよね。だから、そのときに出されたのは、やはり由布市のこととか臼杵市のこと。やは りあそこは特別人口が別府市ほど多くありません。ありませんが、やはり地元の高校がな くなるということは、これは小・中学校と同じと思うのですよ。やっぱり地域にぽっかり と穴があくということになるのですね。特に私の母校羽室台高校の場合は、もう選択肢は ないのですよ。もう青校に、校地は青高と決められていますから、校地はどこにしようか なというふうな議論はできないのですね。青高の校地に我々は統合されて新しい学校をつ くられるだけという形になっているのです乙咩議員、すみませんそういう形にな っているのですが、ですから、やはり特に北部地域の、羽室台というのは北部地域にある 高校です、北部地域にある高校が、あそこがなくなるということは、例えば亀川地域の子 はこれから車とかバスとかいう交通手段でしか高校に行けない。溝部さんがありますけれ ども、そういう方法しか行けない、県立高校に行くためにはその方法しかないということ になるのですよ。だから、やはりこれは別府市もそのまま放置しておくべき問題ではない のではないかなというふうに思っております。 別府商業高校が県立移管ということで一応の結論が出て、市はこれから県にお願いをす るという形になろうかと思いますが、現状を考えて恐らく県として受け取るメリット、子 どものことですから、メリット・デメリットといったらこれはよくないのかもしれません けれども、やはり別商さんが今のまま市立のままではいけないのですか、何でいけないの ですかと言われたときに、やはり答えに詰まると僕は思うのですよ。何で、では県立でな いといけないのですかというのは、別府市には別府市のやはり事情というものがあると思 うのですね。だから、これで精いっぱい、では別府市としてどこまでしてくれるから県立 移管してくれるのですかという、これからの恐らく交渉になるでしょう。そうなったとき に、現在の別府商業高校の施設のままでは恐らくなかなか別府市が、例えば私が知事なん かいうのは、これはおこがましいですが、教育長であったとしても、別府市さんにそれを お願いするのだったら、ぜひ自分のところである程度の補修をかけて、何億円かかけて補 修して、それでこっちに施設は補修してこっちに移管してくださいよというような条件を 恐らく具体的に出てくると思うのですよね。では、それがちょっと厳しいなということに なれば、私がいただいた資料の中にもありましたけれども、やはり別府商業高校としての いわゆる商業科を何らかの形で残していくということが、私はこれは絶対一番は県立 に移管してもらうのがいいのでしょう、いいのでしょうが、やはり商業高校、伝統ある別 府商業高校というものの伝統の灯を消さないという一つの方法を考えなければいけない。 そうなったときに一番求められるのは、やっぱり別府市の教育委員会、教育長、そして別 府市のリーダーであるトップである市長、市長がどうしたいか、別府市としてどうしても らいたいか、どうしていきたいかということが、一番これは重要になってくるのですね。 これは先ほど申し上げたように県の教育委員会、高校改革推進室の方も言っていますか ら、ですから、もう9月か10月には最終まとめが出てきます。というのは、9月か10 月には、もう平成20何年から学校が一つになって統合合併しますよというその期間まで 具体的に出てくるのですね。それが出てしまった後では、その後に県立移管という話が出 たときにちょっとおかしな関係が出てくるのですよね。県立高校が今3校ですけれども、 これが4校になったら、またこの全体のバランスが変わってきますから、これは小・中学 校のバランスと一緒ですよ。だから、その部分で別府市もやっぱり市長を中心としてしっ かりとこれからリーダーシップをとって、高校のあり方についても、県教育委員会の方に 強く訴えかけていってほしいなというふうに思います。 市長、2分時間がありますので、その件についてお答えください。教育長でも。

○教育長(郷司義明君) 議員さんのお考え、ありがとうございました。特に議員さんの、 別府市全体の子どもを見た上での今後の小学校、中学校、高等学校がどうあるべきかとい う御意見、しっかり承っております。おっしゃるとおり、これから検討委員会からの答申 が出てきますので、それをもとにしてしっかりと県の方に要請していきたいと思っており ます。

○市長(浜田博君) お答えいたします。 御指摘をありがとうございます。思いは同じでございまして、別府から学校がなくなる ということは非常に寂しいし、絶対にやってはならないという思いを持ちながら、今、検 討委員会をやっていただいているのも、県立移管の方向の中でどういった条件の整備がさ れるのか、このことも含めて検討いただいていますから、臼杵市と由布市とは少し状況が 違うのです。それはおわかりと思いますので、その答申が出た段階で条件を必ず整備する ように、それは先頭に立って積極的に県教委に働きかけていきたい、このように思ってお ります。

○7番(長野恭紘君) 最後です。市長、最後に今、答申が出た段階でというのは、これ は市の答申が出た段階でということですか、県の答申ということですか。(発言する者あ り)市のですね。県の答申は9月、10月に出ますから、その前に動かないとこれは時間 的に、もう決定されてからでは遅いので、市は恐らくもうすぐ出てくるのでしょう。それ が出て、9月、10月までには、県が答えを出すところまでには市長がぜひ率先して動い ていただきたい、これを最後に要望して終わります。



2008年3月25日

平成20年第1回定例会 (第9号 3月25日) 5 厚生委員会委員長(長野恭紘)

午前10時00分開会 ○議長(山本一成君) ただいまから、継続市議会定例会を開会いたします。 本日の議事は、お手元に配付いたしております議事日程第9号により行います。 それでは日程第1により、上程中の議第34号別府市国民健康保険税条例の一部改正に ついてに対する委員会の審査の経過と結果について、厚生委員会委員長から御報告を願い ます。 厚生委員会委員長。 (厚生委員会委員長・長野恭紘君登壇)

○厚生委員会委員長(長野恭紘君) 厚生委員会は、去る3月10日の本会議において付 託を受けました議第34号別府市国民健康保険税条例の一部改正について、3月18日に 委員会を開会し、慎重に審査をいたしましたので、この経過と結果について御報告いたし ます。 本件については、後期高齢者医療制度の創設を初めとする、平成20年度から実施され る一連の医療保険制度の改正に伴い、国民健康保険税においても従来の医療分と介護納付 金分の2本立ての課税方式に新たに後期高齢者支援金が加わり、3本立ての課税方式に変 更されることから、全国すべての保険者で税率等の改正が必要となる。また、現状におけ る別府市国民健康保険事業が抱える問題として、医療費が年々増加しているにもかかわら ず、この医療費の伸びに対応できるような保険税率改正を平成8年以来実施していないた め、平成17年度には基金も枯渇し、翌年度予算から繰り上げ充用している状況であり、 平成19年度決算見込みでも実質収支において大幅な赤字が予想される。本来、国民健康 保険においては、医療費の財源として国・県・市からの公費負担や、社会保険から交付さ れる退職被保険者療養給付費等負担金が充てられ、これらを差し引いた残りを税として加 入者に負担していただく応益負担の原則で運営されている制度であるため、医療費が伸び ていく以上、税率改正も避けて通れないのではないか。また、累積赤字解消のためには税 率改正が必要不可欠で、市としては被保険者に対する影響を極力軽減するため、5年間で の解消を想定しているとの当局説明がなされたところであります。 これに対し委員より、今回の税率改正について、累積赤字分を含めず、さらなる一般会 計からの繰り入れを考えられないか、さらに、市独自の減免制度を設けるべきではないか との意見が述べられましたが、当局より、交付税等が大幅減となっている本市の財政状況、 また、国民健康保険加入者と他の保険加入者との公平性などにかんがみ、慎重にならざる を得ない。また、今回の税率改正が被保険者の負担増となることは十分に認識しているも のの、医療費が増加する以上、やむを得ない措置であるとの当局答弁がなされた次第であ ります。 最終的に、議第34号別府市国民健康保険税条例の一部改正については、一部委員より 反対の意思表示がなされましたが、採決の結果、賛成者多数で可決すべきものと決定いた しました。 以上で、議第34号別府市国民健康保険税条例の一部改正についての審査の概要と結果 の報告を終わります。 何とぞ、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。

○議長(山本一成君) 以上で、厚生委員会委員長の報告は終わりました。 本件に対しては、お手元に配付していますとおり、平野文活君外2名から修正の動議が 提出されております。 この際、提出者の説明を求めます。 (14番・平野文活君登壇) ○14番(平野文活君) 議第34号についての修正案について、日本共産党議員団を代 表して、その提案理由の説明を申し上げます。 当局案は、1世帯当たりの平均が12万2,000円から15万8,900円に、3万 6,900円の値上げ、率にして30%の値上げであります。1人当たりの平均は8万5 00円から10万8,100円に、34%の値上げというものであります。しかも低所得 者ほど値上げ幅が大きく、多くの加入者が40%を超える大幅値上げとなっております。 私たちは、この値上げ案を示して市民に意見を求めるために、そのためのはがきを作成 し、14日から配布をいたしましたが、昨日までの10日間で331通の返信がありまし て、まだ連日返信が続いております。そこには、多くの悲痛な声が書かれております。そ の幾つかを紹介いたします。 「これ以上上がったら生活ができません。本当に地獄です」とか、「家計が厳しくなっ ている中、子育て頑張っています。これ以上苦しめないで」とか、「年収100万円の派 遣社員の息子、国保税の値上げでおやじのすねが大きく大きくかじられる」とか、さらに はこのような声もありました。「もう暮らしていけません。別府が大嫌いになりました」 とか、「早く天国に行きたい心境です」などなどであります。このはがきは当局に渡して ありますから、ぜひ市長も1枚1枚目を通してくださるようお願いを申し上げます。 当局案の最大の問題点は、過去の累積赤字を全額加入者の負担にしたことであります。 今年度の国保加入者は約5万人、来年度は約3万4,000人、つまり約1万6,000 人が後期高齢者に移ったことになります。5万人時代にできた過去の累積赤字を、残った 3万4,000人に全額負担させるということは、全く説得力がありません。 したがって、私たちの修正案は、この累積赤字分を除き、単年度収支では赤字を出さな いという観点で作成いたしました。これは、当局自身もこの観点からの試算をしておりま して、議会の調査会に示されました資料の4ページから5ページに掲載されております。 私たちは、この試案を採用したわけであります。 その内容は、医療分の均等割を2万7,700円に。当局案が2万8,500円ですか ら、800円の減額です。平等割を2万8,200円に。当局案2万9,100円ですか ら、900円の減額。所得割を11.68%に。当局案12.05%ですから、0.37 %の減額です。 同じように介護分の均等割を8,400円に。当局案に比べて1,100円の減額。平 等割を6,800円に。当局案に比べて1,400円の減額。所得割を2.61%に。当 局案に比べて0.58%の減額。 さらに、後期高齢者への支援金は、当局の提案どおりにという内容であります。 この修正案に基づく国保会計の予算案を作成してはおりませんが、この修正案のように 国保税を減額しても、国保会計は赤字にはなりません。なぜならば、これまで老人保健特 別会計に国保から出していた拠出金は大幅に減りますから、後期高齢者医療制度への拠出 金を出しても、なお国保税からの負担は、今議会の当局答弁でも明らかなように約1億2, 400万円も減るからであります。 問題は、約8億円の累積赤字をどうするかという問題が残ります。私たちは、大分市と 同様に赤字分は一般会計からの繰り入れで行うべきと考えます。大分市では、平成18年 度から毎年1億5,000万円ずつ法定外繰り入れをしておりますが、別府市でも毎年1 億6,000万円ずつ繰り入れれば、当局が言うように5年間で累積赤字は解消できます。 この1億6,000万円をどう確保するか、これが問題でありますが、その一つが財政 安定化支援金の繰り入れでございます。別府市は、来年度予算でこの支援金を2億4,4 42万円計上しておりますが、これは国が示した算定額の80%にすぎません。もし大分 市と同じく算定額どおり繰り入れをすれば3億552万円となり、約6,000万円が確 保できます。そうすれば、一般会計からの繰り入れは毎年1億円で済むわけであります。 また、私たちの修正案でも大幅値上げとなることは避けられません。ですから、低所得 者対策の減免制度が必要です。せめて大分市並みの減免制度を、つまり年収が生活保護基 準以下の市民を対象にした「生活困窮減免」、低所得者の多い別府市こそ必要な制度です。 正規の保険証がもらえないというような人を一人でも少なくするためにも、必要な制度で あります。 最後に、といっても今の国の制度が変わらない限り、医療費が伸びれば保険税の値上げ は避けられない、こういう制度になっております。そのためには医療費の抑制が必要で、 この医療費の抑制のためには予防活動、健康づくり、定期健診の徹底で早期発見・早期治 療などが必要であります。こうした活動を国保などの保険者任せにしないで、一般行政が 本格的に取り組むべきであるということを強調したいと思います。 最後に、議員の皆さん、今でも「国保が高い」という声を聞いたことがないという議員 はおられないと思います。後期高齢者医療制度が始まるときに、過去の累積赤字を全額残 った74歳以下の加入者に負担させるというこの問題点を、最小限修正しようという提案 にぜひとも御賛同くださいますよう心から訴えまして、修正案についての提案理由の説明 を終わります。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、提出者の説明は終わりました。 これより、委員長の報告及び修正案に対する質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。

○11番(猿渡久子君) 先ほど厚生委員会の委員長から、委員会の審議の報告がありま したが、非常に市民の関心が高い問題ですので、委員会の審議の内容・経過を具体的に市 民の前に明らかにするべきだと思いますので、委員長に対して質疑をさせていただきます。 まず3点質問がありますが、1点目は、何対何で可決をしたのか。2点目は、何人の委 員から質問や意見があったのか。3点目は、賛成の立場からはどのような質問や意見があ ったのかという、3点について質問をしたいと思います。 委員長報告の中には、反対意見については説明がありました。今、平野議員から提案理 由説明の中でもありましたように、私たち共産党は、一般会計からの繰り入れを行って値 上げを抑えるということ、軽減制度をつくるということを主張してきまして、そのことが 反対意見としてはあったということが報告でありましたけれども、賛成意見についてはど ういう意見があって、あるいはどういう質問があって賛成多数になったのかという経過に ついて、具体的に市民の前に明らかにするべきだと思いますので、その点を答えてくださ い。

○厚生委員会委員長(長野恭紘君) では、お答えいたします。 概要につきましては、先ほどの委員長報告のとおりでございます。 それから、今言われた詳細につきましては、事務局で委員会の議事録の概要を調整して おりますので、後日閲覧をしていただきたいというふうに思います。

○11番(猿渡久子君) ここで私が質問をしているのは、やはり市民の方も関心が非常 に高くて、何とかしてもらいたい、これ以上上げられたら暮らしていけないという声が、 先ほど平野議員からも紹介があったように、たくさん私たちのところにも寄せられており ます。低所得の方は4割以上の値上げ、ほとんどの方が4割以上の値上げで、5割以上の 値上げになる方もいます。関心が高いので、きょう、そのことに関心を持って傍聴に見え ている方もいらっしゃると思います。やはり、それに対してこの公開の議会の場で明らか にすることが大事だと思いますので、何対何で可決をされたのか、あるいは何人の委員か ら質問や意見があったのか、そういう点について、今、委員長の方から答えることができ ると思うので、ぜひその点を答えてください。

○厚生委員会委員長(長野恭紘君) お答えいたします。 先ほども申し上げましたけれども、この概要については秘密にするわけではございませ ん。今後、詳細については事務局で委員会の議事録を、概要を調整しておりますので、後 日その閲覧をしていただきたいというふうに、重ねてお願いいたします。

○11番(猿渡久子君) 私は傍聴しましたので中身はわかっているのですけれども、 (発言する者あり)やはり市民の……(発言する者あり)だからさっきから言っています ように、市民の前に明らかにするべきだと思いますので、ここで質問をしているのですね。 とにかく、この値上げの条例案34号に対して質問をしたのは、あるいは意見を述べたの は平野委員1人だけだったと思うのですけれども、ほかに何も意見はなかったと思うので すが、その点、事実経過ですので、間違いがないか、答弁していただけますか。

○厚生委員会委員長(長野恭紘君) 今、猿渡議員の方から説明がなされましたけれども、 これは当該議案については、重要性を委員の全員が認識をいたしております。賛成の意見 が少なかったからといって、この議案について認識が少なかったということは、私は公平 な立場から見て決してなかったというふうに思っております。本件については調査会も開 催をされておりますし、委員会審査までに相当な日数を置き、議案も配付をされておりま す。当該課長からの丁寧な説明を受けました。議員個人が十分に調査をするための考案日 も設けられておりますし、議員各個人で十分に調査をする時間があった上で慎重審査をし た結果というふうに、公平な目から見て私は考えておりますので、何度も申し上げますが、 後日、概要の議事録を閲覧していただきたいと、重ねてお願い申し上げます。(発言する 者あり)

○議長(山本一成君) ほかに質疑もないようでありますので、以上で質疑を終結いたし ます。 これより討論に入ります。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 それでは、これより上程中の議員34号について採決を行います。 まず、平野文活君外2人から提出された修正案から採決を行います。本修正案に賛成の 諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立少数であります。 よって、本修正案は否決されました。 次に、原案について採決を行います。本件に対する先ほどの委員長の報告は、原案可決 であります。本件については、委員長報告のとおり採決することに賛成の諸君の起立を求 めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に日程第2により、議第34号を除く上程中の全議案及び請願に対する各常任委員会 の審査の経過と結果について、各委員長から順次御報告をお願いいたします。 総務文教委員会委員長。 (総務文教委員会副委員長・黒木愛一郎君登壇)

○総務文教委員会副委員長(黒木愛一郎君) 委員長にかわりまして、副委員長の私から 御報告を申し上げます。 総務文教委員会は、去る3月10日の本会議において付託を受けました議案11件につ きまして、3月18日及び19日の両日にわたり委員会を開会し、慎重に審査をいたしま したので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 最初に、議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分についてであります。 まず、消防本部関係では、消防ポンプ自動車や高規格救急車及び防火衣等の購入にかか る経費、さらには庁舎の各設備等や耐震性貯水槽の新設工事費等の計上であるとの当局説 明に対し、委員より、職員への防火衣等の整備は十分であるのか、あるいは耐震性貯水槽 の新設計画についての質疑がなされましたが、防火衣等は全職員に配備されており、貯水 槽についても年間4基程度を計画的に新設しているとの答弁がなされました。 国体開催事務局関係では、本年9月から約1カ月間にわたって開催される国民体育大会 の市内各競技会場の設営業務委託料のほか、運営にかかる交付金等の予算計上、政策推進 課関係では、新たに基本構想を策定する経費等の計上、総務課関係では、統計法に基づく 漁業、経済センサスに要する経費等の計上であるとの説明がなされました。 また学校教育課関係では、小・中学生の学力向上に向けた支援事業に要する経費や「学 校いきいきプラン」に要する経費の増額、また、不登校やいじめの未然防止等の調査研究 に要する経費等の計上であるとの説明に対し、委員より、「学校いきいきプラン」を制度 化して、教員を正規雇用できないものか、さらには、教育調査研究に要する経費の使い方 の工夫をしてほしい等の意見がなされました。 教育総務課関係では、年次計画による中学校の耐震補強工事費や小・中学校の空調設備 工事費等の計上であり、生涯学習課関係では、鉄輪・明礬地区の湯けむりについて重要文 化的景観選定の申請にかかる経費等の計上であるとの説明がなされました。 そのほか、当委員会が所管する各課の説明がなされましたが、議第16号平成20年度 別府市一般会計予算関係部分については、採決の結果、いずれも全員異議なく原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。 次に、議第27号別府市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正について関係部分 についてでは、国家公務員及び地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正された ことに伴う条例の改正であり、議第28号特別職の常勤職員の給与及び旅費に関する条例 等の一部改正について関係部分についてでは、期間を定めて職員の給料の減額を行うこと 等に伴い条例を改正するもの、また、議第40号別府市農民研修センターの長期かつ独占 的な利用についてでは、別府市農民研修センターを今後も引き続き10年間十文字原演習 場周辺整備対策協会に独占的な利用をさせようとするものであるとの当局説明をいずれも 了とし、以上3件について採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定 いたしました。 そのほか、議第17号平成20年度別府市国民健康保険事業特別会計予算関係部分、議 第18号平成20年度別府市競輪事業特別会計予算関係部分、議第19号平成20年度別 府市公共用地先行取得事業特別会計予算、議第20号平成20年度別府市公共下水道事業 特別会計予算関係部分、議第21号平成20年度別府市地方卸売市場事業特別会計予算関 係部分、議第24号平成20年度別府市介護保険事業特別会計予算関係部分、以上6件の 当委員会が所管する予算議案については、当局の説明を了とし、採決の結果、いずれも原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議第30号別府市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正についてであ ります。 野口小学校と北小学校を統合し、現在の北小学校の敷地に新たに「別府中央小学校」と 「べっぷ幼稚園」を設置することに伴う条例の改正であり、統合に至るまでの経過等につ いての説明が当局よりなされました。 委員より、教育委員会として学校統合という問題の難しさをどの程度認識し、どの程度 努力したのか、また南・浜脇統合の反省を踏まえ、跡地利用の計画を示して統合を進める べきではなかったのかとの質疑に対し、学校を中心とした地域の文化が失われることに対 し、地域の方々の理解を求めることが最優先であると思うが、跡地利用については、野口 小学校の跡地計画を示したものの議論するまでには至らなかったとの答弁がなされました。 さらに委員より、中学校区の編成を踏まえた上で小学校の統合を進めなかったことに問 題があり、ここで立ちどまって、旧市街地を含めた学校編成の適正化計画の再構築をする 中で、地域の方々の理解をもっと得るべきである、等々の意見がなされましたが、当局と しては、幼児・児童・生徒減少期検討委員会、旧市街地学校統合検討委員会、野口・北小 学校統合検討校区委員会等の経緯もあり、この時点で立ちどまることはできないものの、 今後とも、地域の方々の理解を求めていきたいとの答弁がなされました。 一たん休憩に入り、さらに協議を重ねたところでありますが、再開後、委員より、別府 市立野口・北小学校統合検討校区委員会の答申の中身や、各校区の皆様の意見などを委員 会として十分に把握する必要があるとの観点から、議第30号別府市立学校の設置及び管 理に関する条例の一部改正については、閉会中もさらに引き続き継続審査に付すべきであ るとの動議が提出され、採決の結果、全員異議なく閉会中もさらに引き続き継続審査に付 することと決定した次第であります。 以上で、当委員会に付託を受けました議案11件に対する審査の概要と結果の報告を終 わります。 何とぞ、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 観光経済委員会委員長。 (観光経済委員会委員長・吉冨英三郎君登壇)

○観光経済委員会委員長(吉冨英三郎君) 観光経済委員会は、去る3月10日の本会議 において付託を受けました、議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分を初め とする委員会所管の議案について、3月18日に委員会を開会し、慎重に審査をいたしま したので、その審査の概要について簡単に報告をいたします。 初めに、議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分についてであります。 まず、観光まちづくり室関係部分については、平成20年度からの新規事業としてリバ イバル新婚旅行誘致協議会補助金を計上、これに関連して観光施設管理に要する経費では、 湯けむり展望台からの湯けむりをインターネットでライブ中継するための施設整備工事費 を予算計上しているとの説明がなされました。 委員より、湯けむり展望台に整備する工事の内容等についての質疑がなされましたが、 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、温泉振興室関係部分については、新規事業として、海門寺温泉建設に要する経費 を計上しており、これは現在の海門寺温泉に隣接する民有地を買収し、その土地に新温泉 を建設するというものですが、平成20年度は用地取得費として7,700万円等を予算 計上したものであるとの説明がなされました。 委員より、海門寺温泉の建てかえについて、民有地買収等の時期及び現在の温泉利用者 への配慮並びに地元説明会の開催等について質疑がなされました。当局より、民有地の買 収時期等については、今後、地権者の意向も踏まえて用地買収の協議を進める必要がある ことに加え、本事業はまちづくり交付金を活用した整備計画であり、当初計画から変更の 承認を受けることが必要となるため、これらの条件が整い次第、用地購入の諸手続き、さ らに建設内容等も含めて、地元説明会を開催したいとの答弁がなされ、採決の結果、全員 異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、商工課関係部分については、平成20年度の主要事業として別府商業観光開発公 社に要する経費は、当局より、当初予算では9月末に償還予定の3,950万円を計上し ているが、この問題をこれ以上先送りできないことから、今後関係者との協議が整い次第、 早期の補正予算対応とし、調査会または全員協議会等の場で、議員に契約内容並びに今後 の処理方針等について報告する機会をいただきたいとの説明がなされました。 委員より、本件に関するこれまでの経緯や契約内容についてさまざまな質疑がなされ、 特に関係する契約書・覚書等の資料提供や今後の協議経過等について議会への報告が必要 であるとの意見がなされました。 また、商工振興助成に要する経費のうち別府市景気動向調査負担金は、「ゆめタウン」 や今後郊外の大型量販店の進出が予定されており、既存小売店への影響が懸念されること から、商工会議所と連携し景気動向調査を実施し、今後の商工行政に経営者の声を反映さ せるための予算計上であるとの説明がなされました。 委員より、景気動向調査は委員の関心も高いので、調査結果がまとまり次第、結果報告 を行うようとの要望がなされ、最終的に採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定 いたしました。 次に、農林水産課関係部分については、平成20年度の主要事業として、農業費では、 内成地区の田園自然環境保全整備事業にかかる水路改修等の施設整備工事を、水産業費で は、大分県が2カ年で実施する亀川漁港の防波堤の一部を開削し、暗渠を布設し、漁港内 の海水の循環を促進させる整備事業にかかる県施行負担金を予算計上したものであるとの 当局説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 その他、所管する関係各課からの説明がなされ、委員よりさまざまな意見・要望等がな されましたが、議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分について採決の結果、 全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議第18号平成20年度別府市競輪事業特別会計予算関係部分については、58 周年記念競輪の開催による収入及びそれにかかる経費並びに一般会計への繰出金を計上し たものであるとの説明がなされました。 委員より、今後の大レース開催予定の有無及び施設改修後の効果並びに一般会計繰出金 についての質疑がなされましたが、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきも のと決定をいたしました。 次に、議第21号平成20年度別府市地方卸売市場事業特別会計予算関係部分について は、老朽化した青果棟と水産棟の屋外トイレの建てかえ工事費の予算計上をしたものであ るとの内容を適切妥当と認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしま した。 次に、議第23号平成20年度別府市湯都ピア浜脇事業特別会計予算については、起債 償還費の減額以外は前年度とほぼ同様の予算規模であるとの当局の説明を了とし、採決の 結果、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議第37号別府市有温泉施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正につい ては、会計事務の簡素化を図ること等に伴い、条例を改正しようとするものとの内容を適 切妥当と認め、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託を受けました議案5件に対する審査の概要と結果の御報告を終 わります。 何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 厚生委員会委員長。 (厚生委員会委員長・長野恭紘君登壇)

○厚生委員会委員長(長野恭紘君) 去る3月10日の本会議において、厚生委員会に付 託を受けました議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分外11件について、 3月18日に委員会を開会し審査を行いましたが、先ほど議第34号別府市国民健康保険 税条例の一部改正については御報告をさせていただきましたので、議第34号を除いた議 案についての審査の経過及び結果の御報告をいたします。 初めに、議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分についてであります。 まず障害福祉課部分については、当局の説明に対して委員より、障害者福祉手当として 障害等級に応じた福祉タクシー手当を支給しているが、タクシー料金の値上げ等もあり、 支給方法や支給額について見直しをしてはどうかとの意見がなされ、県下の状況を見なが ら今後検討したいとの答弁を了としたところであります。 次に高齢者福祉課部分では、在宅支援に要する経費のうち、65歳以上のひとり暮らし の方等を対象にした緊急通報装置について、やはり市街地以外の地域については重点的に 取り組む必要があるのではないかとの意見に対し、民生委員の方を通じて申請等の周知に 努めたいとの当局答弁を了といたしました。 続きまして保健医療課部分であります。平成20年度より施行が開始される後期高齢者 医療に係る経費として、広域連合への負担金等の詳細なる説明を受け、また予防接種に要 する経費の委託料として、国の指針に基づき、国内で流行している「はしか」の混合ワク チン接種を、平成20年度から5年間を限度に新たに中学校1年生、及び高校3年生相当 の年齢を対象に実施するための経費を計上した等の当局説明を了といたしました。 続いて市民課部分では、パスポート事務に要する経費について、平成20年4月1日か ら、県の権限委譲業務として開始される「パスポート申請受付交付事務」の費用、またそ れらに伴う窓口改善に要する経費等の当局説明を了とした次第であります。 次に、環境安全課部分については、「水・環境都市宣言」にのっとり、今後の環境問題 は、地域と一体となった対策が重要であるため、市民の目線に立った分かりやすい広報紙 として仮称「環境新聞」を年4回発行し、環境意識の向上に努めたい等の当局説明を受け、 これを了といたしました。 続きまして清掃課部分では、し尿処理場春木苑の施設整備に要する経費について、委員 より、終末処理場との統合などの具体的な計画についての質問がなされ、当局より、今後 の建てかえ、または移転などについて、関係各課と協議しながら最終的な方向性を定めた いとの答弁を受け、これを了といたしました。 また、指定ごみ袋の品質について、市民から多数の苦情を聞くので改善の必要があるの ではとの意見に対し、原油高による原材料の高騰などの問題があるが、今後、市民の皆様 に御迷惑がかからないよう取り組んでいきたいとの当局答弁を了とした次第であります。 その他、社会福祉課、児童家庭課、介護保険課、保険年金課、人権同和教育啓発課関係 部分については、当局説明を適切妥当と認め、最終的に議第16号平成20年度別府市一 般会計予算関係部分につきましては、保険年金課部分、人権同和教育啓発課部分で一部委 員より反対の意思表示がなされましたが、採決の結果、賛成者多数で可決すべきものと決 定いたしました。 次に、議第22号平成20年度別府市老人保健特別会計予算、及び議第24号平成20 年度別府市介護保険事業特別会計予算関係部分、並びに議第29号別府市手数料条例の一 部改正について、議第31号別府市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例等の一部改 正について、議第36号別府市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正については、 いずれも当局説明を適切妥当と認め、採決の結果、全員異議なく、可決すべきものと決定 いたしました。 最後に、議第17号平成20年度別府市国民健康保険事業特別会計予算関係部分、及び 議第25号平成20年度別府市後期高齢者医療特別会計予算、並びに議第32号別府市湯 のまち別府っ子誕生祝金等の支給に関する条例の廃止について、議第33号別府市国民健 康保険条例の一部改正について、議第35号別府市後期高齢者医療に関する条例の制定に ついては、一部委員より反対の意思表示がなされましたが、それぞれ採決の結果、賛成者 多数で可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会に付託を受けました議案に対する審査の概要と結果の御報告を終わり ます。 何とぞ、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 建設水道委員会委員長。 (建設水道委員会委員長・堀本博行君登壇)

○建設水道委員会委員長(堀本博行君) 建設水道委員会は、去る3月10日の本会議に おいて付託を受けました議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分外7件につ いて、3月18日に委員会を開会し慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果につ いて御報告をいたします。 初めに、議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分についてであります。 まず土木課関係部分について、鉄輪地区まちづくりに要する経費では、地元受け入れ協 議会の要望に沿った事業展開を、平成21年度完成を目途に行ってまいりたい旨の説明が なされました。委員より、交流拠点に設置予定のモニュメントについては、鉄輪地域にふ さわしいものとすること。さらに観光交流センターや併設する集客施設等が、地元民業を 圧迫することのないよう、土地買収後の活用方法及び交流拠点建設等の事業計画が決まり 次第、委員会に報告の機会を設けていただきたいとの要望がなされました。また、山田関 の江線道路整備工事についての進捗状況及び県への移管等についても質疑がなされた次第 であります。 続きまして、建築指導課関係部分においては、平成20年度新規事業の木造住宅耐震改 修補助金について質疑がなされ、耐震化率を上げるための診断であれば、行政が行うべき ものであり、手法として、資格を持つ市職員の再任用も含めた取り組みが必要ではないか との意見がなされました。当局より、職員による2地区100戸及び大分大学と共同で3, 000戸に対し啓発活動を行った旨、また耐震化率を上げるため、さらなる啓発活動を今 後考えて行く必要があるとの答弁がなされました。 このほか、都市計画課関係部分、公園緑地課関係部分及び下水道課関係部分についても、 いずれも当局説明を適切妥当と認めたものであります。 なお、建築住宅課関係部分につきましては、委員より、昭和52年及び昭和53年に行 った住宅新築資金及び宅地取得資金の償還について、多額の未償還残額があり、その要因 として、本人死亡、行方不明、返済意思の欠如等であることから、このまま放置しておく 当局の対応は、市民や議会に理解が得られないおそれがあるとの指摘がなされた次第であ ります。 最終的に、議第16号平成20年度別府市一般会計予算関係部分の採決に当たり、住宅 新築資金貸付金及び宅地取得資金にかかる未償還金問題については、弁護士等を含め関係 機関と十分協議の上、早期解決を図るべきものと要望を付して、全会一致により原案のと おり可決をした次第であります。 次に、議第20号平成20年度別府市公共下水道事業特別会計予算関係部分については、 前年度に比べ一般会計繰入金の減額等々の当局説明を了とし、採決の結果、全員異議なく、 原案のとおり可決をしたものであります。 次に、議第38号別府市景観条例の制定についてでは、委員より、積極的に景観形成を 行うには、行政としての意思を示す必要があるのではないか、また、住環境の保全及び鉄 輪地区等の湯けむりが、建物の高さによって見えなくなることのないように、地域住民が 高さ制限についての合意が得られるよう努力をしてほしい等の要望・意見がなされ、当局 より、この条例は緩やかな規制ではあるが、今後の景観行政を進める上での第一歩と考え ており、また市民にも地域住民による景観形成重点地区を積極的に広報し、この条例を活 用していきたいとの答弁がなされたところであります。最終的に議第38号を採決の結果、 全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に議第27号別府市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正について、水道局関 係部分については、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正され、条項の移動 が行われたことに伴い条例を改正するものであり、また、議第28号特別職の常勤職員の 給与及び旅費に関する条例等の一部改正についての水道局関係部分では、水道企業管理者 の給与の見直しを行うとともに、あわせて別府市水道局企業職員の通勤手当の見直しを行 うことに伴い、条例を整備しようとするものであるとの当局説明をいずれも了とし、原案 のとおり可決をいたしました。 続いて、議第26号平成20年度別府市水道事業会計予算についてであります。委員よ り、平成15年第3回定例会において附帯決議された3項目に関する改善の進捗状況をた だしたところ、当局より、以前の議会でも指摘をされた項目について、業務委託が9項目 示され、すべてを業務委託し、特殊勤務手当等の見直しでは、7項目中3項目を廃止、残 り4項目のうち企業手当を除く3項目では、月額を日額等に見直しを行い、また企業手当 については、平成18年4月より率を3%に改め、全廃に向け鋭意努力を重ねているとの 答弁がなされました。 これに対し委員より、人口規模における類似団体との比較による職員数の適正化に向け た努力が不足しているのではないか、さらに、全国的にも廃止の方向にある企業手当の支 給を継続していること自体、到底理解が得られるものではないとの観点から、議第26号 の採決に当たり、 1、水道事業の経営の改善をより一層図ること。 2、労働生産性の向上に一層努めること。 3、企業手当の全廃に向け最大限努力すること。 4、類似団体並みの職員数とすること。 5、可能な分野の民間委託の推進を図ること。 以上5項目の附帯決議を付し、全会一致で可決すべきものと決定をした次第であります。 続きまして、議第39号別府市水道事業及び簡易水道事業の設置等に関する条例の一部 改正等については、当局説明を了とし、全員異議なく可決した次第であります。 最後に、請願第1号えびすや跡地の分譲マンション建設反対に関する請願書については、 現地の視察を行い、行政当局にも陳情書が提出されていることから関係部署の出席を求め、 現行法及び手続き等を伺い、総合的に協議、審査を行いましたが、委員より、現行法制上、 請願の願意の実現は難しいが、当該マンション建築に伴い住民の住環境に影響を与えるこ とは予想できる。また、本請願提出後、本請願代表者を代表とする者から別府市行政当局 へ陳情書の提出がなされており、その陳情書と本請願書の内容では願意の相違が見られ、 請願代表者ほか関係者からその点についての意見等を聞く必要がある。よって、本請願に ついては、住民の良好な住環境の保持のためとの請願者の心情は理解できるが、憲法が保 障する財産権との関係もあり、慎重に取り扱う必要があり、継続審査に付すべきであると の動議が出され、裁決の結果、賛成多数で、閉会中もさらに引き続き継続審査に付するこ とに決したものであります。 以上が、当委員会に付託を受けました議案の審査とその結果についての御報告でありま す。 何とぞ、議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、各常任委員会委員長の報告は終わりました。 少数意見者の報告はありませんので、これより討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 (11番・猿渡久子君登壇)

○11番(猿渡久子君) 日本共産党議員団を代表して、議第16号、17号、25号、 32号、33号、35号について、反対の立場から討論を行います。 まず、議第16号一般会計予算ですが、市民の健康及び福祉を保持するという地方自治 の精神が生かされた予算は当然賛成ですが、それに反する幾つかの予算の内容については 反対でありますので、討論いたします。 市長は、介護保険の低所得者への市独自の利用料の負担軽減を、たびたび私たちが要求 しているにもかかわらず予算に盛り込んでおらず、また湯のまち別府っ子誕生祝金を廃止 し、削った予算となっています。我々日本共産党議員団が一貫して廃止を要求している同 和運動団体2団体に対する補助金、各277万2,000円や部落解放の雑誌の公費購入 35万1,000円など、同和関係予算に反対です。また、海岸整備の関係では、関の江、 石垣第4埠頭、餅ケ浜、北浜ヨットハーバー、この4地区の総事業費の合計は172億5, 000万、そのうち市負担は15億5,000万というもので、その一部が今回計上され ています。防災面などの必要性は認めるものの、大型公共事業は規模を縮小すべきと考え ます。市民生活が深刻さを増す中、国保税の4割以上もの値上げ提案に「とんでもない」 という声が上がっている中で、国保会計への繰り入れなど、市民生活に密着した予算を優 先すべきです。 次は、議第32号湯のまち別府っ子誕生祝金等の支給に関する条例の廃止についてです。 平成13年度から毎年1,000人近くに支給されてきたこの制度は、祝い品に加え第3 子10万円、第4子20万円、第5子30万円の祝い金を支給するというものです。若い 世代の不安定雇用がふえる中、喜ばれてきました。市は、市民へのニーズ調査で、子育て 支援サービスを望む声が多いことを廃止の理由にしています。しかし、このニーズ調査で は、出産に伴い退職した人が37.4%、育児休業を取得しなかった理由に収入が減るこ とを上げる人が27%、将来への不安として経済面の負担を上げる人が53%と、子育て の経済面での不安が大きいことがわかります。祝い金の廃止はニーズに逆行するもので、 反対です。 次に、議第25号後期高齢者医療特別会計予算と、35号、その条例案についてです。 後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を、現在加入している国民健康保険や被用者 保険から切り離し、後期高齢者だけの医療保険に組み入れるというものです。保険料が年 金から天引きされるとともに、受けられる医療の内容も、それ以外の人と比べ制限されま す。国民皆保険の国では、ほかに例がありません。これまで子どもなどの扶養になってい た年金の少ない高齢者は保険料は取られていませんでしたが、すべての高齢者から保険料 が徴収されるようになり、2年ごとに保険料が引き上げられることが予想されます。20 06年、自民・公明両党が強行した医療改悪法で導入が決められました。制度が知られる につれ、「年寄りは死ねというのか」などの怒りが広がり、中止・撤廃や見直しを求める 地方議会の意見書もすでに512自治体と、全国の自治体の3割近くに上っています。あ る高齢の女性は、「戦争中は逃げまどって、戦後本当に苦労して働きづめて復興に貢献し てきたのに、年をとったら差別をするなんか、そんなこと絶対したらいかん」と目にいっ ぱい涙をためて怒っておっしゃいました。 日本共産党、民主党、社民党、国民新党の野党4党は、2月28日、4月実施予定の後 期高齢者医療制度を廃止する法案を衆議院に提出しました。日本共産党は、国会でも全国 の地方議会でも、後期高齢者医療制度の廃止を求めて闘っています。後期高齢者医療の予 算と条例に反対です。 次に、議第17号国民健康保険特別会計予算と議第33号特定健診を国保事業で行うた めの条例案について反対です。特定健診は、メタボリック健診など科学的にも矛盾や問題 点が指摘をされています。国保会計で行えば、特定健診に力を入れれば国保税が上がるこ とにつながり、一般会計で行うべきと考えます。 議第17号国民健康保険特別会計予算は、議第34号と関連したもので、市民の反対が 多い国保税の大幅値上げが盛り込まれた予算であり、反対です。市は、平均3割の値上げ と説明しましたが、私たちの分析では、ほとんどの方が4割以上の値上げになります。低 所得の世帯で1.56倍など、5割以上もの値上げになるケースもあります。この大幅値 上げが、市民の担税能力を越えていることは明白です。しかも4月から、65歳以上75 歳未満の多くの方は、国保税か年金からの天引きとなります。せめて8億の累積赤字に関 しては、年次計画で一般会計から繰り入れし、値上げ幅を抑える努力が必要です。また、 一般会計国庫負担の引き上げなど、関係機関に働きかけ、収入激減世帯や生活困窮者に対 する市独自の国保税の減免制度実現などを要求し、反対討論といたします。 議員の皆さんの御賛同を、心よりお願いを申し上げます。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、通告による討論は終わりました。これにて討論を終結い たします。 これより、議第34号を除く上程中の全議案及び請願について順次採決を行います。 上程中の全議案及び請願のうち、議第30号別府市立学校の設置及び管理に関する条例 の一部改正についてに対する委員長の報告は、継続審査といたしたいとの報告であります。 本件については、委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めま す。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり閉会中も継続審査とすることに決しました。 次に、議第16号平成20年度別府市一般会計予算に対する各委員長の報告は、その一 部に要望を付し、いずれも原案可決であります。本件については、各委員長報告のとおり 決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は各委員長報告のとおり可決されました。 次に、議第17号平成20年度別府市国民健康保険事業特別会計予算に対する各委員長 の報告は、いずれも原案可決であります。本件については、各委員長報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は各委員長報告のとおり可決されました。 次に、議第26号平成20年度別府市後期高齢者医療特別会計予算に対する委員長の報 告は、原案可決であります。本件については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸 君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議第32号別府市湯のまちっ子誕生祝金等の支給に関する条例の廃止についてに 対する委員長の報告は、原案可決であります。本件については、委員長報告のとおり決す ることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議第33号別府市国民健康保険条例の一部改正についてに対する委員長の報告は、 原案可決であります。本件については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起 立を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議第35号別府市後期高齢者医療に関する条例の制定についてに対する委員長の 報告は、原案可決であります。本件については、委員長報告のとおり決することに賛成の 諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議第26号平成20年度別府市水道事業会計予算に対する委員長の報告は、附帯 決議を付し原案可決であります。本件については、委員長報告のとおり決することに御異 議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議第18号平成20年度別府市競輪事業特別会計予算から、議第24号平成20 年度別府市介護保険事業特別会計予算まで、議第27号別府市職員の育児休業等に関する 条例の一部改正についてから、議第29号別府市手数料条例の一部改正についてまで、及 び議第31号別府市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例等の一部改正について、並 びに議第36号別府市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正についてから、議第 40号別府市農民研修センターの長期かつ独占的な利用についてまで、以上16件に対す る各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。以上16件については、各委員長報 告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上16件は、各委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願第1号えびす屋跡地の分譲マンション建設反対に関する請願書に対する委員 長の報告は、継続審査といたしたいとの報告であります。本件については、委員長報告の とおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり閉会中も継続審査とすることに決しました。 次に日程第3により、議第41号監査委員の選任につき議会の同意を求めることについ て、及び議第42号監査委員の選任につき議会の同意を求めることについての以上2件を 一括上程議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 (市長・浜田博君登壇)

○市長(浜田博君) 御説明いたします。 ただいま上程されました議第41号及び議第42号は、本市監査委員として、識見を有 する者のうちから金澤晋氏を、議員のうちから浜野弘議員を選任いたしたいので、地方自 治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 何とぞ、よろしくお願いいたします。 ○議長(山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略 し、これより順次採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより順次採決を行い ます。 上程中の議第41号監査委員の選任につき議会の同意を求めることについては、原案に 対して同意を与えることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、議第41号は原案に対し同意を与えることに決定いたしました。 次に、上程中の議第42号監査委員の選任につき議会の同意を求めることについては、 原案に対し同意を与えることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、議第42号は原案に対し同意を与えることに決定をいたしました。 次に日程第4により、報告第1号別府市土地開発公社の経営状況説明書類の提出につい てから、報告第3号寄附受納についてまで、以上3件の報告が提出されております。一応、 当局の説明を求めます。

○副市長(松丸幸太郎君) 御報告いたします。 報告第1号は、市が出資しております別府市土地開発公社の経営状況を説明する書類を、 地方自治法第243条の3第2項の規定により提出するものであります。 同公社の平成20年度の事業は、公有地処分事業及び土地造成処分事業として別府リサ ーチヒル用地等の処分を計画しております。詳細は、お手元の予算書のとおりであります。 報告第2号は、公用車による交通事故3件の和解及び損害賠償の額の確定につきまして、 地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分をいたしましたので、 同条第2項の規定により報告するものであります。 報告第3号は、寄附受納の報告であります。 環境安全関係、高齢者福祉関係、土木関係、公園緑地関係、建築住宅関係及び教育関係 において御寄附をいただいております。詳細はお手元の報告書のとおりでありますので省 略させていただきますが、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。 以上3件について、御報告いたします。

○議長(山本一成君) 以上で、当局の説明は終わりました。 報告事項について質疑のある方は、発言を許可します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切ります。 以上3件の報告は、議会に対する報告でありますので、御了承をお願いいたします。 次に日程第5により、議員提出議案第2号別府市議会委員会条例の一部改正についてか ら、議員提出議案第第8号中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書まで、以上7件 を一括上程議題といたします。 まず、議員提出議案第2号について、提出者から提案理由の説明を求めます。 (12番・吉冨英三郎君登壇)

○12番(吉冨英三郎君) 議員提出議案第2号別府市議会委員会条例の一部改正につい て、提案理由の説明を行います。 機構改革の実施により、委員会の名称及び所掌事務の変更並びに地方自治法の一部を改 正する法律(平成18年法律第53号)による委員の選任規定の改正に伴い、所要の規定 整備を図るものであります。 何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略 し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。 上程中の議員提出議案第2号については、原案のとおり決することに御異議ありません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第3号について提出者から提案理由の説明を求めます。 (7番・長野恭紘君登壇)

○7番(長野恭紘君) 議員提出議案第3号別府市議会政務調査費の交付に関する条例の 全部改正について、提案理由の説明を行います。 本条例案は、従来から行われていた政務調査費の収支報告書に政務調査費を充当した際 の領収書、ほかの証拠書類の添付を義務づける規定とする等、別府市議会における政務調 査費の透明性及び納得性を高めるため、従前の別府市議会政務調査費の交付に関する条例 を全面的に見直そうとするものであります。 何とぞ、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略 し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。 上程中の議員提出議案第3号については、原案のとおり決することに御異議ありません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第4号について提出者から提案理由の説明を求めます。 (2番・加藤信康君登壇)

○2番(加藤信康君) 議員提出議案第4号は、お手元に配付しております意見書を読み 上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。 教育予算の拡充を求める意見書 子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとってきわめて重要な ことです。現在、多くの都道府県で、児童生徒の実態に応じ、きめ細かな対応ができるよ うにするために、少人数教育が実施され、保護者や子どもたちから大変有益であるとされ ています。しかし、義務教育費国庫負担金の負担割合が縮小されたことにより、地方交付 税削減の影響、厳しい地方財政の状況などから、学校施設などを含めて教育環境の整備が 厳しい状況となりつつあります。自治体の財政力や保護者の経済力の違いによって、子ど もたちが受ける「教育水準」に差があってはなりません。教育は未来への先行投資であり、 子どもたちがどこに生まれ育ったとしても、ひとしく良質な教育が受けられる必要があり ます。そのため、教育予算を国全体として確保・充実させる必要があります。 そこで、教育予算拡充のために、以下のことを求めます。 記 1 義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 2 きめ細かい教育の実現に向けて、学校現場に必要な教職員の人員・人材を確保するこ と。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年3月25日 別府市議会 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 文部科学大臣殿 何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略 し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。 上程中の議員提出議案第4号については、原案のとおり決することに御異議ありません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第5号について提出者から提案理由の説明を求めます。 (3番・原田孝司君登壇)

○3番(原田孝司君) 議員提出議案第5号は、お手元に配付しております意見書を読み 上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。 障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書 平成18年4月から施行された障害者自立支援法により、障がい者福祉の現場は混乱し ています。特に、障がい者施設や居宅支援の利用にかかる応益負担(定率1割)の導入は、 障がい者の生活を直撃し、施設からの退所、サービス利用の制限などの形で、生活水準の 低下を引き起こしています。また、サービス事業所も、報酬単価の引き下げや日払い化に よって経営難に陥り、職員の賃下げや非常勤化、離職、福祉サービスの低下や縮小が深刻 化してきました。 政府は、障害者自立支援法に関連し、平成20年度までの特別対策として、利用者負担 の軽減措置や事業者への激変緩和措置を行い、さらに、この特別支援策を充分に配慮し、 障がい者のいる家庭への軽減策などを上乗せするとしています。これらについては、評価 をするものの、将来どのようになるのであろうと障がい者の方々の不安は消えません。 平成18年12月、国連総会で「障害者の権利条約」が全会一致で採択され、日本は同 条約に署名をしました。世界の潮流に鑑み、真に障がい者に対する差別を撤廃し、障がい 者の自立と社会参加を求める立場から、以下のことを求めます。 記 1 利用者負担は応益(定率)負担ではなく、負担できる能力に応じた応能負担を原則と すること。 2 指定障害福祉サービス事業者等に対する報酬を月額制へ戻し、障害者の収入増を図る こと。 3 障がい者が地域で人間らしく生きていけるように、社会基盤整備について立法措置を 含めた拡充策を進めること。また、自治体が支給決定したサービスや地域支援事業につ いて、財源保障を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年3月25日 別府市議会 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 厚生労働大臣殿 何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略 し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。 上程中の議員提出議案第5号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を 求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第6号について提出者から提案理由の説明を求めます。 (18番・野田紀子君登壇)

○18番(野田紀子君) 議員提出議案第6号の提案理由の説明をさせていただきます。 後期高齢者医療制度の凍結・撤回を求める意見書 2008年4月から「後期高齢者医療制度」が発足することになり、後期高齢者医療広 域連合で準備が進められています。 すでに明らかにされている内容は、①75歳以上のすべての高齢者が加入する。②全員 から保険料を徴収する。③年金18万円(年)以上の人は年金から天引きする。④保険料 を1年以上滞納した場合は資格証明書を発行する。⑤提供する医療は「新たな診療報酬体 系」が導入されようとしています。 そもそもなぜ高齢者を前期と後期に分けて区別しなければならないのでしょうか。政府 の説明によれば「後期高齢者の心身の特性にふさわしい医療を提供するため」ということ ですが、これは言いかえれば「75歳を過ぎた高齢者には、一般国民と同じ医療を提供す ることはムダづかいだ。」と言わんばかりです。このような年齢によって差別する国は世 界にありません。政府・与党に於いても見直しの意見が出されていますが、この際凍結し、 再検討する必要があります。 高齢者を差別する「後期高齢者医療制度」を撤回され、高齢者が安心して医療を受ける ことができるよう、強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年3月25日 別府市議会 内閣総理大臣 財務大臣 厚生労働大臣殿 何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略 し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。 上程中の議員提出議案第6号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立 を求めます。 〔賛成者起立〕

○議長(山本一成君) 起立少数であります。 よって、本件は否決されました。 次に、議員提出議案第7号について提出者から提案理由の説明を求めます。 (4番・荒金卓雄君登壇)

○4番(荒金卓雄君) 議員提出議案第7号は、お手元に配付しております意見書を読み 上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。 地デジ放送の受信対策の推進を求める意見書 地上デジタルテレビジョン放送は、既に一昨年全都道府県・全放送事業者の親局におい て放送開始され、政府においても「デジタル放送推進のための行動計画(第8次)」を策 定、アナログ放送終了期限の2011年7月までの最終段階の取り組みが行われていると ころです。 7次にわたる関係者の行動計画により、普及計画の目標に沿って進んでいるものの、残 された期間においては放送事業者側及び視聴者側ともに多くの課題が指摘されています。 今後3年間でデジタルテレビ放送の受信に未対応の世帯も含め、完全移行のため普及世帯 や普及台数を確保することは難事業と考えます。 とりわけ、デジタル放送への移行に伴う視聴者の負担問題については、経済弱者への支 援策が求められており、また、視聴者のデジタル受信器購入やアンテナ工事、共聴施設の 改修等具体的行動について、理解を深め、支援する方策が求められます。 平成20年度予算案に計上された地上デジタル放送関係予算の着実な執行と併せ、下記 事項について、政府を挙げた取り組みをしていただくよう強く求めます。 記 1 視聴者側の受信環境整備に伴う負担軽減のための方策を強力に進めること。また、経 済的弱者への支援策について、早急に内容を検討・決定すること。 2 今後、地デジ放送に関する相談が飛躍的に増加することが見込まれるため、「地域相 談・対策センター」を各県毎に整備し、アウトリーチのサービス体制を整備すること。 3 デジタル中継局整備や辺地共聴施設整備について、地方自治体の過度の負担とならな いよう放送事業者等との調整を図るとともに、自治体負担の場合の支援策について新設 も含め拡充すること。 4 都市受信障害については、各地域の実情を把握の上、良好な受信環境の整備を図り、 情報格差が生じないように努めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年3月25日 別府市議会 内閣総理大臣 総務大臣殿 何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略 し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。 上程中の議員提出議案第7号については、原案のとおり決することに御異議ありません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第8号について提出者から提案理由の説明を求めます。 (1番・穴井宏二君登壇)

○1番(穴井宏二君) 議員提出議案第8号は、お手元に配付しております意見書を読み 上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。 中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書 中小企業を取り巻く経営環境は厳しいものがある。原油・原材料の高騰がオイルショッ ク以来の記録的な価格となる一方で、親事業者への納入価格・公共事業体の落札価格は低 迷を続けるなど、「下請けいじめ」「低価格入札」が横行し中小企業はいまや危機的状況 にあるといっても過言ではない。 こうした状況に鑑み、昨年12月、福田総理は「原油高騰・下請け中小企業に関する緊 急対策関係閣僚会議」を2回開催し、関係省庁に対して、原油高騰の影響を受ける中小企 業に所要の緊急対策を指示したところである。 深刻な影響を蒙る中小企業に対して、政府がとった一連の措置については一定の評価を 下すものの、今回の緊急措置が場当たり的な対策に終始しないよう、今後は中小企業にお ける金融支援策の強化や経営指導を効果的に行う相談窓口体制の構築など、中小企業底上 げに対して一段と踏み込んだ対策を講じることが必要である。 わが国企業の99%を占め日本経済を下支えする中小企業が健全な経営環境を取り戻し、 地域経済の発展に寄与するため、政府に対して、中小企業底上げ対策の一層強化をはかる よう、次の事項について強く要望する。 記 1 中小・小規模企業者の金融支援をトータルに行うための「仮称・中小企業資金繰り円 滑化法」の早期制定。 2 各省庁所管のもと、数多くある中小企業相談窓口を一本化すること。 3 公正な取り引きを実現するため、下請代金支払遅延防止法を厳格に運用すること。 4 下請適正取り引きのためのガイドラインの周知徹底を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年3月25日 別府市議会 内閣総理大臣 経済産業大臣殿 何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略 し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で質疑を打ち切り、委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。 上程中の議員提出議案第8号については、原案のとおり決することに御異議ありません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 午前11時33分休憩 午前11時44分再開

○議長(山本一成君) 再開いたします。 先ほど、副議長・黒木愛一郎君から、副議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。 この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 お諮りいたします。 黒木愛一郎君の副議長辞職を許可することに、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、黒木愛一郎君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。 (入場する者あり)

○議長(山本一成君) ただいま、副議長が欠員になりました。 お諮りいたします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、これより選挙を行いたいと思いますが、御異議 ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決定いたしました。 準備の都合上、しばらくお待ちください。 (事務局、選挙準備)

○議長(山本一成君) それでは、これより副議長の選挙を行います。 選挙の方法は、投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)

○議長(山本一成君) ただいまの出席議員数は、29名であります。 投票用紙を配付いたします。 (投票用紙配付)

○議長(山本一成君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)

○議長(山本一成君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は、単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に順次 投票を行います。 (投票)

○議長(山本一成君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)

○議長(山本一成君) これより開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に5番松川章三君及び1番穴井宏二君を 指名いたします。よって、両君の立ち会いをお願いいたします。 これより、開票を行います。 (開票)

○議長(山本一成君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数29票、これは先ほどの出席議員数と符合いたしております。 そのうち有効投票28票。 無効投票1票。 有効投票中、 10番萩野忠好君25票 18番野田紀子君3票 以上のとおりでございます。 この選挙の法定得票数は、7票であります。よって、萩野忠好君が副議長に当選されま した。(拍手) ただいま、副議長に当選されました萩野忠好君が議場におられますので、本席から会議 規則第32条第2項の規定により、副議長に当選の旨を口頭をもって告知いたします。 いま一度、しばらくお待ちください。 (新副議長・萩野忠好君、旧副議長・黒木愛一郎君、フロアに立つ)

○議長(山本一成君) それでは新・旧副議長より、退任・就任のごあいさつをお願いい たします。

〔新・旧副議長あいさつ〕

○旧副議長(黒木愛一郎君) それでは、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 昨年の5月に副議長という大任をいただきまして、私なりに誠心誠意職務を遂行させて いただきました。この間、これまでにない多くの経験をさせていただき、心より感謝申し 上げます。 昨年の副議長就任時に、公明正大なる議会運営を図り、市民のための議会として議会改 革を考えて、元気のある別府づくりに取り組んでいきたいと申し述べましたが、私なりに そのきっかけをつかんだと思っております。 今後は、この1年の経験を生かして議員諸氏、浜田市長を初め職員の皆様方の御協力を 仰ぎながら、元気をモットーに頑張っていきたいと思っております。これからも市勢発展 のため、市民福祉の向上のために元気を出して頑張っていくことを、改めて決意させてい ただき、私の退任のあいさつとさせていただきます。以上。 どうもありがとうございました。(拍手)議員の皆さん、ありがとうございました。市 長初め職員の皆さん、ありがとうございました。どうもありがとうございました。 ○新副議長(萩野忠好君) ただいま、副議長に選出されました萩野忠好でございます。 私は、まだ議員生活5年余りで、日も浅く、また未熟でございます。しかし、今回、議員 皆様方の温かい御支援・御協力によりまして副議長という職をいただきました。心から深 く感謝とお礼を申し上げます。まことにありがとうございます。 私にとっては身に余る光栄でありますけれども、しかし、なかなか副議長という職務を 全うするかどうかという一つの不安もありますけれども、山本議長の御指導を仰ぎながら 一生懸命に務めさせていただきたいと思っております。 しかし、今、国内外を見ますと、いろいろ大きな問題が出ております。別府市にとって もいろいろな課題がございます。今後、議会において活発で、そして円滑な議会運営が求 められると思います。その点についても、皆様方の今後の御理解・御協力をお願い申し上 げます。特に議長、そして別府市長を初め市役所の皆さん、議員各位、どうぞ今後とも温 かい御指導・御鞭撻を賜りますようによろしくお願いを申し上げまして、副議長就任のご あいさつといたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 市長よりごあいさつがありますので、お願いをいたします。

(市長・浜田博君、フロアに立つ)

〔市長あいさつ〕 ○市長(浜田博君) 一言、お礼とお祝いを申し上げたいと思います。 黒木副議長さんにおかれましては、昨年5月の臨時議会から、同じく就任されました山 本議長を補佐されながら、別府市勢の発展と市民福祉の向上に多大な御尽力をいただきま した。「元気」という言葉がぴったりの議員さん、「元気な別府」を目指す私にとりまし て、大変な御支援とお力添えをいただいたと、心から感謝を申し上げます。行政を代表し、 この場をお借りいたしまして、厚く感謝とお礼を申し上げたいと思います。今後とも別府 市勢のさらなる飛躍・発展のため一層の御尽力を賜りますよう、お願いを申し上げます。 また、ただいま大多数の皆様方の御支持によりまして新副議長に就任されました萩野議 員におかれましては、今日までの豊富な経験と知識を十分に生かしていただき、民主的な 議会運営にその手腕を発揮していただき、あわせて市勢発展並びに住民福祉の向上にお力 添えをいただきますよう切にお願い申し上げまして、お祝いとお礼のごあいさつとさせて いただきます。本日は、おめでとうございました。(拍手)

○議長(山本一成君) 次に日程第6により、議員派遣の件を議題といたします。 お手元に配付しておりますとおり、議員派遣の申し出があります。 お諮りいたします。 各議員から申し出のとおり、議員派遣することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、各議員から申し出のとおり、議員派遣することに決定をいたしました。 なお、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に委任して いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に委任す ることに決定をいたしました。 次に日程第7により、議会運営委員会委員の辞職に伴う委員の選任を行います。 お諮りいたします。 議会運営委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、 3番原田孝司君 4番荒金卓雄君 9番国実久夫君 15番松川峰生君 17番野口哲男君 18番野田紀子君 22番永井正君 25番河野数則君 以上8名の方々を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上8名の方々を議会運営委員会委員に選任することに決定をいたしました。 休憩いたします。 午後0時01分休憩 午後0時14分再開

○議長(山本一成君) 再開いたします。 議会運営委員会は、休憩中に委員会を開会いたしましたので、その結果について委員長 から御報告をお願いします。 議会運営委員会委員長。 (議会運営委員会副委員長・永井正君登壇)

○議会運営委員会副委員長(永井正君) 委員長にかわりまして、副委員長の私より報 告をさせていただきます。 議会運営委員会は、休憩中に委員会を開催いたしましたので、その審査結果について御 報告を申し上げます。 最初に、正・副委員長の互選を行いましたが、委員長には河野数則氏が、副委員長に私、 永井正が選任されましたので、よろしくお願いを申し上げます。 引き続き、当議会運営委員会の今後の運営等について協議の結果、議会運営委員会の委 員会活動は、地方自治法等の定めにより、原則的に議会の開会中に限られることになって おりますが、議会運営委員会の所管事項の中には、次の定例会の日程調整等の事項があり、 これらの事項は、当然議会の閉会中に処理しなければならないものであるところから、議 会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会の会期等議会の運営に関する事項及び議会関 係の条例、規則、例規の改廃に関する事項並びに議長の諮問に関する事項については、全 員異議なく議会運営委員会委員の任期中、閉会中もさらに引き続き継続審査に付すること に決定をいたしました。 以上、先ほど開催いたしました議会運営委員会の審査結果についての御報告を申し上げ ましたが、何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

○議長(山本一成君) 以上で、議会運営委員会委員長の報告は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま、議会運営委員会委員長の報告は、議会運営委員会の所管事項のうち、次期定 例会の会期等議会の運営に関する事項及び議会関係の条例、規則等、例規の制定・改廃に 関する事項並びに議長の諮問に関する事項については、議会運営委員会委員の任期中、閉 会中も引き続き継続審査といたしたいとの報告であります。本件について、委員長報告の とおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会の会期等議会の運営に関する事 項及び議会関係の条例、規則等、例規の制定・改廃に関する事項並びに議長の諮問に関す る事項については、議会運営委員会委員の任期中、閉会中も引き続き継続審査とすること に決定いたしました。 以上で、議事のすべてを終了いたしました。 ここで、このたび3月31日をもって退職されます72名の職員の皆様方に対し、市議 会を代表いたしまして、一言お礼を申し上げたいと思います。 このたび退職されます職員のうち、部課長の皆様方が議場にいらっしゃいますので、御 紹介をさせていただきます。 友永哲男総務部長さん 宮津健一福祉保健部長さん 宗野隆建設部長さん 甲斐敬造生活環境部次長さん 遠島孜福祉保健部次長さん 油布文夫建設部次長さん 田原博課税課参事さん 小川武彦亀川出張所長さん 宮田博仁保健医療課長さん 田中敬子公園緑地課長さん 若杉寛建築住宅課長さん 伊南忠一総務部次長さん 立川有近生涯学習課長さん 吉田磯吉消防本部次長さん 二宮司消防本部次長さん 瀬口洋一消防本部庶務課参事さん 伊勢戸國弘消防本部予防課長さん 田仲良行水道局参事さん 黒田誠水道局営業課長さん 以上19名の皆様方であります。 今回退職されます皆様方におかれましては、議会や住民の方々の要望に誠実にこたえら れ、時代の変化に則して諸施策を進めるなど、日夜住民福祉の増進のために懸命に努力さ れました。また職員の先頭に立ち率先して住民奉仕に努め、また多くの後輩職員を指導し 育成されるなど、今日まで市勢を支え発展させてこられた功労者であります。別府市の基 礎は、いわば皆様方が長年にわたり真摯に積み上げてこられた業績の上に築かれたもので あります。ここにその御労苦に対して、改めて心より敬意と感謝を表するものであります。 このように多くの皆さんが退職を迎えられ、市政運営に一抹の不安も抱きますが、皆様 方におかれましては、今後とも本市市政のよき理解者としてなお一層の御協力を賜りたい と思っております。 終わりになりましたが、皆様の御健勝・御多幸を心より念願をいたしまして、意を尽く せませんが、感謝の言葉とさせていただきます。 皆さん、本当に御苦労さまでございました。(拍手)

○議長(山本一成君) ここで、今回退職されます部課長さんを代表して、友永総務部長 さんにごあいさつをお願いいたします。 〔退職者代表あいさつ〕

○総務部長(友永哲男君) このたび、3月31日付をもちまして退職いたします職員を 代表いたしまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。 ただいま、山本議長様からの心温まる激励の言葉をいただき、万感胸に迫る思いがござ います。定年退職者の多くが1947年生まれ、昭和22年でございます。この年は、後 に作家の堺屋太一氏が小説「団塊の世代」を用いたことにより「団塊の世代」と称される 時代が誕生した年でございます。よくも悪くも「団塊の世代」と一くくりで称されるほど 私どもが行政という大舞台でさまざまな役を仰せつかり、微力ながらも何とか役を果たし てまいりましたのも、浜田市長を初め議員の皆様方の温かい御指導とよき先輩や同僚、後 輩に恵まれたおかげと思っております。この場を借りまして、衷心より感謝を申し上げま す。 中国の儒学者の孟子が、「彼も一時、此も一時なり」という言葉を残しております。万 事うまくいくときも、調子がよくないときも、悠久の時の流れから見ればほんのわずかの 一瞬でございます。私どもは行政の舞台から今まさにおりんとしておりますが、今後は、 これまで私どもを陰ひなたに支えてくれました地域の皆様や家族のために、時に主役、時 に名わき役など、それぞれの第2の舞台で与えられた役割を果たしてまいりたいと思って おります。時代の変化に敏感に、かつ柔軟に、しかし時代の流れに惑わされることなく、 文字どおり地に足をつけ、微力ながら別府市発展の大きな流れを支える一助になればと願 っております。 別府市議会の今後ますますの御発展と議員の皆様方の御健勝・御活躍、そして別府市の さらなる飛躍を御祈念申し上げまして、あいさつの結びとさせていただきます。大変長い 間、ありがとうございました。(拍手)

○議長(山本一成君) お諮りいたします。 以上で平成20年第1回市議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、御異議ありませ んか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山本一成君) 御異議なしと認めます。 よって、以上で平成20年第1回市議会定例会を閉会いたします。(拍手) 午後0時23分閉会



2008年3月14日

平成20年第1回定例会 (第7号 3月14日)

○7番(長野恭紘君) 初日のトップではありませんけれども、私の場合は朝1番という のには非常に縁がありまして、今回も1番ということで、いつもピンクのネクタイが好き なのですけれども、きょうはさわやかにブルーのネクタイを締めてまいりました。市長が、 きょうはピンクでありますけれども、(笑声)赤と青でまた頑張りたいというふうに思い ます。 それでは、通告順に従って質問をしていきたいと思います。 1番の教育行政についてでありますが、学校統合について、それから学校施設のPFI の導入についてということで一括して質疑を進めてまいりたい、このように思います。 この1番目の学校統合についてでありますけれども、るるこの議会でも、過去の議会に おいても議論がされてまいりました。それで、いろいろとこの席上で議員の質問、また当 局の御答弁をお聞きしてまいりました。それでわかったこともあるのですけれども、よく 村田長老が、先ほど叙勲を受けましたけれども、「角度を変えて」とよく言っておられま した。ほとんど実際は角度は変わってなかったのでありますが、(笑声)私の場合も若干 角度を変えながら質問してまいりたい、このように思います。よろしくお願いします。 まず冒頭、この学校統合については非常にデリケートな問題であると私も認識をいたし ております。実は私も、この統合の委員の一人として委員会に出ておりました。今回の混 乱が、子どもたちにどれだけの精神的なストレス・不安を与えているかというふうに思う と、非常に胸が痛むわけであります。加えまして、地元の自治会の方々それから保護者の 方々、PTAの方々、そして地元の議員さんたちも大変に御苦労をされているというふう に思います。地元の方々からすれば、いわゆる外者が要らんことを言うなというふうに怒 られるかもしれませんけれども、やはりこれだけの大きな問題になっておりますので、別 府市全体の問題ということでとらえて質問をしていきます。 私は、浜野先輩議員それから原前議員さんと一緒に検討委員会の中の委員として入って おりました。統合検討委員会の当時の中身を振り返ってみますと、検討委員会の議論の中 というのは、非常にやはり何というか、けんか腰といったら語弊があるかもしれませんけ れども、最初から非常にそういうような状況でございました。特に学校がなくなるという 危機感からか、地元の自治体の方々は特にやっぱり激しい議論を交わしておりました。浜 野先輩も南小・浜脇小の統合の検討委員会にかつて入っておられたという関係で、その当 時の経過等もお話をしておられましたけれども、今その話をするべきではないというよう なことも意見として、話を途中で遮られるような形でとめられたことも実際にありました し、実際に私も意見を言ったときにも話を途中で遮られるというようなことも実際にあり ました。しかし、それだけのやはり地元にとっては大問題であるというふうに私は思いま す。 委員会の中でもやはり一番の関心事は、安全対策についてでありました。北小学校の地 震それから津波対策、それから交通対策の説明には、委員会の中でもかなりの時間をかけ ました。地震それから津波に対しては、専門家の方に来ていただいてその安全性について、 現実に起こった場合のシミュレーションまでしてデータを示して、その中で議論をしたと いうことでございます。交通対策につきましては、現実に委員が通学路を歩いて、どの程 度の危険があるのかということもつぶさに見て歩いたということも現実にございました。 そういったことで何度も何度も委員会を開く中で議論を重ねてまいりましたけれども、残 念ながら話し合いでの決着はつかずに、最終的に投票で決めるしかないではないかという ことになったわけであります。ただ、この投票についても、やはりもうちょっと時間を置 いて議論をした方がいいのではないか、投票をすると後々禍根が残るので、これはもうち ょっと待った方がいいのではないかというようなことも意見として出ましたし、そして教 育委員会に対して、教育委員会はもっと主体性を持って、議論がけんか腰になる前にしっ かりと収拾するべきではないかというような意見も率直に言って出たのを記憶いたしてお ります。 御承知のとおり校地は北小学校、校名は「中央小学校」ということで決定をいたしまし た。それ以降、それぞれの小学校で、もう統合するのだよということで生徒たちも心の準 備を整えていたと言いながらも、ここまでずるずると延びてしまったということをお聞き して、本当に心が痛む思いがしているところでございます。答申が出されてからもう2年 が経過をしようとしております。なぜ議会に議案として提案されなかったのかという疑問 がずっと率直に思っていたわけであります。教育委員会の御答弁の中にも、今議会でもあ りました。主に三つの大きな原因がある。その大きな三つの条件がなかなかクリアされな かったということをお聞きしておりましたけれども、率直に言って見ている限り、答申を 受けて議会に提案をしようとしたけれども、議会の中で有力な議員さんたちからちょっと 反対の声が上がった。その結果、なかなかその出すタイミングを逃してしまったというふ うな形にしか正直見てとれないというような状況があるのではないかな、残念ながら。三 つの問題があったとはいえ、検討委員会の中でも、先ほど申し上げましたけれども、その 三つの問題、主に津波とか、それから地震とか、それから交通対策というのは、これは私 の感想ですから、それぞれ委員の方々は違うかもしれませんが、たしか2回ぐらい検討委 員会の中でも時間をとってやったはずなのです。だからその中で我々委員も、ではこれで いいではないか。津波、地震対策の場合は北小学校の場合、ある程度の耐震の基準をクリ アしている、かつ地震が起こって津波が起こった場合は、1時間から1時間半津波が来る のにかかるので、その分しっかりと防災訓練等をして未然に防ぐことができるのではない かというようなことも言われておりましたので、私どもも納得をしてこの答申を最終的に 出すということになったわけでありますけれども、やはりこのタイミングでしか出せなか ったというのは、私は率直に教育委員会のミスというふうに思っております。もう少し、 答申が出されてすぐ議会の方に出されておれば、今の時間までに、今議会ぐらいまでには きちっと議論が起こって、いろいろと紆余曲折はあったとしても、最終的にこの4月から 生徒たちを一緒の学校に統合小学校として行かせようというような議論がなされたかもし れません。しかし、それも「かも」という仮定ですから、どうなったかわかりませんけれ ども、やはり結果的に教育委員会が出さなかったということは、私は大きなミスだったの ではないかなというふうに思います。 ということは今後の審議会とか、それから各種委員会から、その委員会、審議会の意義 自体がこれから問われてまいりますし、その答申がやっぱり軽いものになってくるという 可能性が、全体的に可能性があるというふうに思いますし、当然この後に予定されており ます西と青山の統合にも大きな影響を与えざるを得ない。もう教育委員会が決めろという ようなこともやはり言われざるを得ないような状況もあるのかなというふうに思って、そ の件については非常に残念に思っているところでございます。 さて、質疑に入る前に、検討委員会の中で委員の方々が、特に野口地区の委員の方々が よく言っていたことがあります。それが私も最初から最後まで非常に引っかかっておりま した。市長が「市長と語る会」ですかね、あの中かどうかはよくわかりませんけれども、 南と浜脇のように新設校をつくってもいいのだ、子どもたちのためにお金をたくさん使っ てもいいのだというようなことを市長が言っていたのに、何でどちらかに統合ありきかと いうようなことをよく言われていたのですが、今でもそのことが引っかかっているのです。 というのが、その後の質問にもこれが引っかかってくるので、ぜひ市長、もしそうでない のであれば、このことの真偽をちょっとこの場でしっかりともう一度確認をしていきたい と思うのですけれども、その点について市長、どうでしょうか。

○市長(浜田博君) お答えいたします。 「お金をかけて新設校をつくる」という言葉、そういうことではなかったと思います。 真意は、「市長と語る会」、野口校区で2回ほど行っております。たしか1回目のときに 統合についていま一度考え直してほしいという思いが出たのですね。これは適正化計画の 中で南と浜脇が統合した経緯があって、そのときに次の4校が二つになるという思いがあ りました。その後、私は統合という意味をそのときに言ったかどうか、私の思いは、統合 とかどっちに、北に行くとか野口に行くとかいうことよりも、適正化計画というのは子ど もたちにとって適正な学校をぜひその中でつくるのだ、そういう意味で新設校をそこでつ くるのだという思いですよ、ということは言ったと思います。だから、そのときに質問の 中で1回目か2回目かわかりませんが、野口になれば金がかかる、そして北では金がかか らない、そういうことも教育委員会が言った、ということは、もう北に行くということで はないかということが出たから、そのときにお金の問題ではないよと。答申が出る前です から、答申が出た後決まった段階では、お金がかかろうと、子どもたちのためであればそ ちらに従いますということで、私はお金をかけても子どもたちのために、ということは言 ったかもわかりません。そういう意味で、とにかく北・野口をやめて新設校をつくるとい う、そういう新しい意味ではありません。北と野口がどっちか引っ張り合うのではなくて、 できれば二つの学校が適正ないい学校が一緒になってできるのですよという思いで「新設 校」という言葉では言ったような気がしますので、できればそういうふうに理解をしてい ただきたいと思うのですが、委員会の中でどういうふうに聞かれたか、皆さんが言ったの かは、私は確認できておりませんが、私の思いは二つの学校、北に行くのだ、野口に行く のだという論議の前に、この二つの学校の中でいい学校が適正な学校を、新しい学校をつ くるのですよという思いで子どもたちのためにどちらがいいか、このことを真剣に考えて ください、このことをお願いしたと思います。

○7番(長野恭紘君) ありがとうございました。恐らく市長のいつも思いと言葉という のは、市長もなかなか優しい方ですから、子どもたちのためにはお金をかけても構わない。 気持ちの上では私も思っておりますし、市長もそういうお気持ちで言われたのだろうなと いうふうに思っております。今、「市長と語る会」での意見交換の内容として、要約版で ここに私は資料をいただいているのですが、「安心で安全な新設校ができるという意味合 いで考えてほしい」というようなことを市長は言っているようですね。ですから、この 「新設校」という言葉がそういう希望というか、今の南小学校のように新設の校舎という ふうにとられたのかどうかは私はわかりません。わかりませんが、いずれにしてもそうい う意見があった。市長は、そういう意味合いで言ってないということでございますので、 やはりそこら辺のところはしっかり先に確認をしておきたいというふうに思ったので、質 問をさせていただきました。 いずれにしても、この議会の中で議決に関しては非常にそれぞれの議員さんは苦労をし ております。しかしながら、早急に何らかの形で結論を出さないと私はいけないというふ うに思います。先ほど申し上げましたが、両校の生徒は、保護者や先生方から、「来年か らは統合してあちらに行って新しい友だちがふえるのですよ」という話をすでに聞かされ ておりまして、心の中の準備はもう整っていたということを保護者の方々からもお聞きを いたしておりました。やっぱり一番は、これ以上子どもたちに精神的なそういう不安とい うかストレスを与えてはいけないということなのだろうというふうに私は思います。 そこで、これは財政的な負担も伴いますけれども、私は新たな提案をできればしたいな というふうに思って、きょうは質問をしております。 今、旧南小学校の跡地をPFIで活用しようという話が出ております。この際、野口そ れから北のこの統合についても、ひとつこのPFIで新校舎建設というようなことも選択 肢の一つに入れて、解決を図るという考え方もあった方がいいのではないかなというふう に私は思っています。私は先般、モデルとなるであろうと思われる埼玉県の富士見市に行 ってまいりました。その富士見市では、今回と同じように2校の統合について、先に統合 させて、その後、一つの空いた校舎にPFIで新校舎を建設して、完成した後その新校舎 に移るというような、全く別府市とモデルとしては、ケースとしては似ているのかなと思 われるような形でこういう問題解決を図っておりました。 それでは、「PFI」と先ほどから言っておりますが、一応確認をいたします。PFI とは一体どのような手法でしょうか。その手法にはどのようなメリットがあるのか、お答 えください。

○企画部長(亀山勇君) お答えをいたします。 PFIの意義と効果、メリットでございますが、これにつきましては、一昨日の19番 議員さんの質問に対して答弁をさせていただきましたが、このPFIにつきましては、い わゆる国や地方公共団体などが行ってきました公共施設等の設計それから建設、維持管理、 それから運営等を一体として民間にゆだねるということによりまして、公共サービスをよ り一層的、効率的かつ効果的に提供しようという、いわゆる事業手法でございます。これ を進めるに当たりましての根拠法令といたしましては、平成11年に民間資金等の活用に よる公共施設等の整備等の促進に関する法律といったことで事業を推進するということで、 国の内閣府で定めたところでございます。 次のPFI事業の効果でございますが、これは他市の実例等を参考にして要約をいたし ますと、3点ほどに分けられるかなというふうに考えてございます。まず1点目には、民 間事業者のノウハウを活用いたしまして、民間の創意工夫や効率性を最大限に発揮するこ とによりまして、質の高い公共サービスの提供が図られること。それから2点目には、先 ほども意義の中で申し上げましたいわゆる一括発注方式ということで、事業コストの削減 が図られる。それから3点目には、長期にわたる契約期間によりまして財政支出の平準化 が図られる。これは具体的には建設時におきますところの初期投資等の支出の増大が避け られ、財政負担の軽減及び平準化が図られるといったことなどが主なメリットということ で、他市の実例を参考にした要約の内容でございます。

○7番(長野恭紘君) そうですね、今言われたようなことだと思います。民間のノウハ ウを活用して効率性が図られる、サービスの質が上げられる、2番目にコストの削減、そ して3番目は財政の平準化というようなことだろうというふうに思います。いろいろとそ ういうメリットがありますけれども、やはり当然、財政的な負担というのは、これは出て くるわけであります。言葉は、使い方はどうかわかりませんが、小泉総理でしたか、「三 方一両損」というような言い方もしておられました。意味はちょっと違うかもしれません が、やはりそれぞれがここまで、やはり子どもたちに不安を与えて延び延びになってしま った以上、それぞれが妥協というか、痛みを分かち合って何らかの解決方法をやはり探っ ていく。子どもたちのためと言いながら、やはりこれは決めるのは大人の世界で決めてあ げないと、子どもたちに決めさせるというようなことは、これはできません。ですから、 しっかりとこの議会でも結論を出せと言われたらしっかりと出さなければいけないという ふうになるわけでありますが、先ほども申し上げました。今、統合が先に決まっておりま すので、しっかりとまずは先に統合をして、やっぱり子どもたちの不安を和らげる、私は まずはそれが先決かなというふうに思います。 まず北小に移っていただいて、その後、前提として野口小の跡地にPFIで新校舎建設 も考えますということも考えていただいて、そして大体、企画から建設まで2年から3年 ぐらいかかると思われます。その後、新校舎に子どもたちが移って、すべての統合が完成 というような形であれば、私は野口の方々も北小の方々も納得をしていただけるのではな いかなというふうに思います。議会もそういう形であれば、私も納得しやすいのかな、私 自身は納得しやすいのかなというふうにも思います。確かに財政的な負担は別府市はあり ますが、平準化をすることによって別府市もここまでの責任というのがありますから、そ こら辺ぐらいは何とか頑張っていかなければいけないのかなというふうにも私は思ってお ります。 その場合に、北小の地震とか津波の心配があるというふうに教育委員会も言っておりま したので、想定される実際の大きな地震というのは、東海・東南海地震であろうと思いま す。その東海・東南海地震が発生した場合に、今すごくいい警報器がありますね。私が、 これは教育次長にも資料をお渡ししておりますけれども、大地震が来るときに電波で、地 震が起きたときに電波で大体20秒から30秒ぐらい前に地震をほぼ100%感知できる。 これはデータによる結果ですので、大体20秒から30秒あれば人間というのは95%以 上の確率で生命を守ることができるというふうに言われております。ちなみに津波は先ほ ど申し上げたように1時間から1時間半ぐらいかけてやってくるので、その間にしっかり と対応すればいい。いずれにしてもそういったことの問題というのは、私は避難訓練とか 日ごろからの訓練をしていれば十分に防げるのではないかなというふうに考えます。これ は認可保育園、餅ケ浜保育所だったでしょうか、認可保育園にも導入の実績がありますの で、教育委員会はぜひちょっと一回行っていただいて、これをちょっと見ていただきたい なというふうに思います。 いずれにしても、いろいろな問題をクリアしても、一番は財政的な問題があろうと思い ます。恐らく、全体として建設費だけで17億ぐらいはかかるというふうに思われます。 しかし、単費で建設することを考えれば、国の補助事業ということもありますし、起債し た場合も交付税算入をされますから、25年かけて大体私が先進地視察で行った富士 見市の場合は約70%返ってきたと言っておりましたけれども、ただPFIの促進法です か、ああいったものの法律の期限切れということもありますし、一体どれぐらいが返って くるかわかりませんが、富士見市の場合は7割が返ってきた。恐らく半分ぐらいはできれ ば返ってきてほしいな、これは希望ですけれども、どうなるかわかりません。それはまだ 調査がちょっと進んでおりませんけれども、いずれにしても起債した場合も交付税算入さ れて交付税措置で還付されるというふうなことも聞いております。仮に野口小跡地にPF Iを活用して新校舎を建設した場合、全体としてどの程度費用がかかって、補助金や起債 のことも先ほど申し上げましたが、全体として支払いは30年間ぐらいかなというふうに 思っておりますけれども、30年間で支払いを終えるとしたときに、シミュレーションと してどのような形でのお金の総体的にかかる全体像というのが、もう調査していただいて いると思いますので、その点について御答弁をいただきたいと思います。

○教育委員会次長(安波照夫君) お答えいたします。 先ほど議員さんが言われましたように、補助率等の変更がございますが、それを除きま して、南小の建設のペースで試算をしております。校舎が5,600平米ぐらいで、もろ もろの図書館とかその辺を含めて1,400平米、合計7,000平米ということで試算 をしました。建設事業費は約17億5,000万程度かかるかなというふうに試算されて おります。財源の内訳としましては、補助金が約6億4,000万、起債が8億3,00 0万、一般財源が2億8,000万というふうになっております。30年償還という形に なりますと、起債、一般財源、利息がかかります。利息を含めて総額15億程度というこ とです。これが3年間据え置きまして、今年度大体5,300万程度の償還になろうとい うふうに思っております。ただし、PFIは御存じのように管理系運営費、ランニングコ ストも含めて契約という形になりますので、その辺についてはこの試算には入っておりま せんので、御理解いただきたいというふうに思います。

○7番(長野恭紘君) ありがとうございました。そうですね、それぐらいの額がやっぱ りかかるかな、非常に財政負担としては大きい額になりますけれども、全体で15億とい うことであります。起債が8億3,000万ということですから、7割は返ってこないに しても、15億のうち返ってくるとしてもやっぱり10億強のお金はかかる。それを30 年間で返済をしていくということになります。加えてPFIというのは維持管理も一括し て運営事業者というか、SPCというのですけれども、特定事業者、特定会社ですね、特 別目的会社に維持管理を任せますから、30年間のいわゆる維持管理料もこの中にまた入 ってくるので、もうちょっとお金はかかるかなというふうに思いますけれども、この建設 費に比べればそれほどでもないかなというふうに思います。 この教育施設、特に今回の場合のメリットというのはたくさんあろうかと思いますので、 何点か考えただけで上げてみますと、統合の早期解決で子どもの精神的な負担を、これ以 上の負担はもうこれでなくせる。統合とセットであと空いた校舎の利用、再利用。先ほど 言った旧南小の跡地も、今PFIでというような話もありますが、やはりいずれにしても 跡地利用というのは考えなければいけないわけです。そうした場合に、今のままでいけば 野口小学校に恐らく耐震とか大規模改修等々を考えると、恐らくもう何千万という単位で はなくて億単位のお金は確実にかかってくるだろうというふうに思いますので、その分の お金をかけると考えれば、やはり新校舎建設というのは夢がありますし、納得もできるの ではないかなというふうに考えます。またPFIであれば、学校の校舎のみならず、例え ば地域の交流センターとか図書館とか児童館とか子育て支援センターとか、例えば給食セ ンターとか放課後児童クラブ、高齢者の施設等々、さまざまな複合施設としての利用が考 えられるわけです。あとは海岸線の、例えば北小の場合は移転の完成後であれば、さまざ まな活用方法が考えられますね。価値が高い土地だというふうに思います。海岸整備事業 の整合性も考えながら、例えば市長公約である温泉博物館。温泉博物館はやはり修学旅行 生をターゲットに絞るわけですから、大型バスがどんどん入らなければいけない。しかし 目立つ場所になければいけないということを考えると、これはやるやらないは別にしても、 やはり北小の跡地というのはひとつ魅力的なというか、市長公約にも当てはまるのかなと いうふうにも考えているところでございます。 あと、さまざまなメリットもあると思いますけれども、この議案につきましては、19 番議員さんからも先日、教育委員会また提案者である市長に、一回立ちどまったらどうで すかというような提言がなされました。市長、また特に教育長は、この議案を並々ならぬ 決意でお出しになっているというふうに私は感じます。このままの形で賛成か反対どちら かを議会に求める、議員、各委員に決めてくれというのであれば、それは私どもも決めざ るを得ませんから、はっきりと決めたいというふうに思っております。しかし、これは過 半数でなくて3分の2の議決が必要なわけですよね。現状は非常に私は厳しいのではない かなというふうに思います。仮に否決された場合はこれはどうなるのかな。この統合の話 自体がもう消えてなくなってしまうのではないかなという危惧も私は実は抱いております。 先ほどからも申し上げております、「子どもたちのために、子どもたちのために」。全 員がその言葉をよく使うわけでありますけれども、では本当に子どもたちのためを考える のであれば、私はもしかしたら否決という可能性もある微妙な議案を、しかもこのタイミ ングで出し続けて「審議してくれ、審議してくれ」。そればかりにこだわるのは、私は間 違っていると思います。やはり「子どもたちのために」と言うのであれば、私は何らかの やっぱり譲歩というか、お互い痛みを分かち合いながら、やはり4月から、この4月から やはり新しい友だちと新しい校舎で気持ちも新たに学校生活を送らせてあげたい、私もそ う思っています。御手洗参事も、この間2人で話をしたときに、「議員、私の気持ちはそ こなのです。とにかく4月から新しい、この4月からやはりほかの学校の生徒と同じよう に新しい気持ちで新しい仲間と新学期を迎えさせてあげたいのです」というようなことを おっしゃっておりました。私も、その気持ちには賛成でございます。しかし、何らかの修 正なり何らかの附帯というような形にしないと、この議案は3分の2というのは厳しいの かな。何度も言いますが、立ちどまれないのであれば、何らかの条件や修正を加えてやる べきではないかなというふうに私は考えておりますが、ここまでの質疑をした上で、市長、 教育長、それぞれ御答弁をいただけるとありがたいと思いますが、どうでございましょう か。

○教育長(郷司義明君) お答えいたします。 7番議員さんの本当に子どものことを思ったお考えをお聞きして、本当にありがとうご ざいました。今、議員さんの提案、PFI方式このことにつきまして、今教育施設で全国 的に学校とか給食センターとか、こういったことでかなり進んでおるということも実際聞 いております。教育委員会としましては、現状ではやはり教育委員会の示している案を十 分また地元の方々、そしてまた多くの人たちの意見を聞きながら、市長部局と十分連携を とって取り組んでいくということで今考えているところでございます。

○市長(浜田博君) お答えいたします。 子どものことを大変心配いただいて、ありがとうございます。 今、教育長が答弁したことと同じなのですが、私も子どもたちのために、この学校適正 化をこれ以上おくらせてはならないという思いでいっぱいでございます。いわば開校を1 年延ばしたということで、本当に私は今心を痛めていますし、子どもたちが待ちに待って いた、新しい友だちができるという思いの夢を延ばしたわけですから、本当に大人社会の 考えの中でこういう状況をつくってしまったこと、本当に申しわけないなという気持ちで いっぱいでございます。 御指摘の跡地利用につきましては、昨日来お答えをいたしておりますように、やはり同 時進行すべきだ。浜脇・南の状況であってはいけないという思いで、何とか跡地にも文化 が残るよ、そういう思いで地域の活性化に必ずつながるよというものをしっかり、これは 教育委員会だけの問題でなくて全庁体制で全市挙げてこれは考えるべきだと思っておりま すので、これからも地元との話し合い、これをしっかり進めなくてはいけないなという思 いをまた新たに強くしたところでございます。教育委員会と十分に連携をとりながら地元 の意見をしっかり聞きながら、跡地利用については素案づくりにも真剣にかかわっていき たい、このように思っております。

○7番(長野恭紘君) ありがとうございました。担当部局の中で、行政の中でしっかり と連携をとって解決を図っていくというような御答弁で、教育長、市長ともにそういうこ となのかなというふうに思いますし、まずやっぱり子どものことですが、それと同時に地 域の方々へのやっぱり説明というか話し合いも必要だと思いますし、ましてや今議案とし て議会に上がっている以上、これを何とか通してほしいというのであれば、議会と執行部 というのは、これは車の両輪に例えられるそれぞれ独立したものでありますから、これを 言うと怒られるのかもしれませんけれども、やはりその決意は議員に対してやっぱり1人 1人当たるとか、ではこれを具体的にどうしたら納得してもらえるのかとかいった、そう いう何というか、議会に対しての熱意というか誠意というか、そういったなのがやはり不 足しているのかな。出したから責任はもういいのだ、あとは皆さんで決めてくれというの でては、これはやっぱり議会に対しての責任転嫁というふうにしか私はとらえられないと いうふうに思いますよ、やっぱり。ですから、やはりしっかりこれは議会にもその熱意を 伝えて、この原案でだめなら、ではどうしたら納得してくれるのですかというような投げ かけもやっぱりやっていかないと、正直ここまでのアクションはゼロに等しいのではない かなと私は思うのです。だから、やはりそこら辺のところも地元との折衝、それから行政 内での、特に教育委員会の中での話し合いと同時に、やっぱり議会へのそういった説明と いうか誠意を持った、熱意を持った話し合いというか、そういったものもやっていくべき かな、今のところは、それが不足しているのではないかなというふうに思っております。 提案をさせていただきましたけれども、これでなくてもいいのですよ、これでなくても いいのですが、私は自分で考えるのに、こういった提案でなければやはり皆さんが納得を していただけるという……。行政も痛みを伴います、財政負担がありますから。これだけ 今厳しい財政状況の中で平準化できるといいながら、やはり財政負担が伴うわけですから、 痛みがあります。しかし、やっぱりこういう方法を教育委員会に考えてもらいたかったと いうのが、私の意見でございます。しかしながら、何らかの解決策をできれば今議会で図 ってもらいたいな、これは強く強く要望をして、まだ時間がありますから、要望をして、 この教育行政についての質問を終わりたいというふうに思います。 それでは、2番目のまちづくりについてであります。まず1番目、都市計画についてお 尋ねをしていきたいと思います。 別府市の市街化区域内は、商業地域の割合が大変に多くなっております。用途地区の地 図というのですか、用地を決めた用途地区の地図で見ると非常に赤で決められている、囲 われているエリアというのが非常に多いのですね。この商業地域というのは、建築物の規 制が一番緩やかで大体希望するものは何でも建てられるというように感覚的になっている のかなというふうに思っています。もう開発もある程度落ちついてきておりますし、そろ そろ現実に即した用途地域の見直し、これをした方がいいのではないかなというふうに思 うのです。後で述べますけれども、景観計画が今議会にも上程をされております。その施 行が7月からということも聞いておりますし、ちょうどよいと私は思うのです。道路とか 公園については、今後見直しがされる、現在見直し作業中であるということをお聞きいた しておりますけれども、この用途地区の変更も現実に即した形で同じように進めていくと いうお考えがあるのかどうか、御答弁いただけますか。

○都市計画課参事(福田茂君) お答えします。 本市の用途地域の説明を、先にさせていただきます。 市街化区域面積の約2,808ヘクタールとなっております。住居系地域、商業系地域、 工業系地域など10種類の用途地域が定められております。そのうち商業地域は面積約6 02ヘクタール、市街化区域面積の約21%を占めております。これは他都市と比べても、 商業地域の割合が高くなっております。商業地域が広い原因としましては、別府八湯の温 泉地にホテルや旅館、遊戯施設などがあることや、事業として石垣土地区画整理事業など により市街地が北進化した等が考えられます。 商業地域の見直しをしてはどうかということでございますが、見直しには人口、産業別 の就業人口の規模、土地利用、交通量、その他の状況、現状や将来の見通しなどについて 既存の建物の規模、業務の実態等につきましても調査や検証が必要となります。御指摘の 件につきましては、今後の都市計画の見直しの中で、都市計画審議会の場でも御意見を伺 いながら進めてまいりたいと考えております。

○7番(長野恭紘君) 今後の都市計画審議会の中でも議論を進めていただける。私も都 計審のメンバーの一人でありますから、この点についても私はお考えをただしてまいりた いというふうに思います。 別府八湯の地域も、別府八湯地域の周りも全部赤、いわゆる商業地域に指定されている わけなのですね。だから温泉地、別府八湯の周辺にいろいろな開発があるだろうというこ とでそういうふうにされているのかもしれませんが、現実的に考えてやるべきところはも う今やっておりますし、今後どうかな、やるというようなところも見当たらないような感 じがいたしております。逆に、そういったところというのは規制をかけてきちっと、ある 程度のものしか建てられないように、高さ制限はもちろんですけれども、形態、意匠、そ ういったことの制限をやっぱり逆に今度はかけていくぐらいの気持ちというのも必要なの かなというふうに思います。ぜひ都計審の中でも、そういった活発な議論を進めていって いただきたいというお願いをして、次の質問に入りたいと思います。 続きまして、景観計画についてであります。 これについては、さきの議会でも私は取り上げました。やっと別府市も非常に重い腰を 上げたなという感じがいたしております。私はだれも担当課の御苦労とかそういったこと を「すばらしいですね」という言葉をかけているのは聞いたことはありませんけれども、 非常にこれは、私は担当課の御苦労もよく知っておりますし、何というか、景観条例です けれども、これにいろいろなものを足していって、「まちづくり条例」と呼べるようなも のなのだろうなと私は思っております。非常に画期的な条例をつくっていただいたという ふうに思っておりまして、担当の皆さん方の本当に努力に心から敬意を表したいというふ うに思っております。 別府市全域が景観計画区域と定めた、景観条例であります。今議会に提案されておりま すけれども、この計画が行政側から提案されたということはすばらしいことであります。 しかし、このままではいわゆるお願い条例、緩やかなこれは規制という形で、当然、罰則 規定等も含まない緩やかな規制になっておりますので、やはり本当に守っていくべき地域、 例を挙げて言えば、今、重点地域、地区指定をかけようとしているのは鉄輪地域でありま すけれども、そういった本当に守らなければいけない地域には、さっき言った重点地域、 いわゆる地区指定を受けていかなければいけないのかなというふうな話をしておりました。 しておりましたら、今議会にマンション建設の請願が出されております。委員会審査等々 もまだ経ておりませんので、詳しいいろいろなことはなかなか言えないわけでありますけ れども、景観条例の施行は、これは7月というふうにお聞きをしております。本来、この 景観条例をつくった趣旨にのっとっていえば、この種のマンション建設にも一定の歯どめ をかけていかなければいけないのかなというふうに思います。仮に建設の許可よりも先に この景観条例が施行された場合、現在のこのマンション計画と景観条例との関係性という のは一体どうなるのか、御答弁いただきたいと思います。

○建設部長(宗野隆君) お答えします。 先日の議案質疑の中でもお答えいたしましたが、建物の高さのみの規制につきましては、 都市計画法に基づき現在でも地区を指定することにより、可能であります。また今回の景 観条例が御承認いただければ、その中で景観形成重点地区と位置づけることにより、景観 面と今申し上げました都市計画法上の手法を連携させることで規制することができ、強制 力もあわせて持つものとなります。ただ、いずれの地区指定におきましても、短期間で決 定できるものではなく、計画の作成から始まり、住民説明会また公聴会縦覧、それから意 見書の提出等の法手続き、都市計画審議会、県への申請そして告示と、地元地権者の合意 が得られても最低でも五、六カ月の期間が必要となります。この問題は私たち行政側の主 導で行うべきものと思っておりますが、建てる側にも当然権利があり、どうしても個人の 財産権という大きな壁もありますことから、施行までの期間も含め積極的にこの仕組みに ついて啓発・周知を図ることが責務であると考えますし、実行もいたします。 先ほど、条例の施行までに建築計画がされた場合どうなるかの御質問もありました。そ の点についてでありますが、東京の国立市におけるマンション条例訴訟につきましては、 議員も御存じのことと思います。44メーターの14階建てマンションの建設に当たり、 周辺住民が20メーターを超す高層部分の撤去を求め裁判を提起いたしました。1審では 住民側が勝訴しましたが、最終的には逆転敗訴となっております。また、後追いの形で建 物の高さを20メーターに制限する条例を制定した行為に対し、1審では4億円の賠償命 令が出されておりましたが、今週火曜日ですか、その行為は不当とは言えないが、市長が 議会で「マンションは違法建築物」と答弁したことが、限度を越える強引な行政施策と判 断され、結果、営業妨害と認定され2,500万円の支払いが確定したと聞いております。 このことからも、現実的には建築計画が発表されてからの地区指定につきましては、無 理も生じるものと判断されます。常日ごろより1人1人が地域に発生し得るこの問題を認 識し、また他人事とせず地域の総意として、その上で行政とともにこの条例を活用するこ とが理想と考えております。どうかこれを御理解の上お力添え、御助言もいただきますよ う、よろしくお願いします。

○7番(長野恭紘君) 地区指定のことについても、後でお聞きをしようと思っておりま したけれども、御答弁の中に入っておりましたので、丁寧な御答弁をいただいたというふ うに思います。 実際に、これは財産権との兼ね合いもありますね。やはりより高いものを建てればそれ だけ上に階が伸びていくわけですから、とにかく施工業者としてはなるべく限られた敷地 の中で上に上にというのは、これはもう自然の流れだというふうに思います。ですから、 そういう財産権の問題もありますので、これはより慎重な行動が必要だなというふうにも 思っております。 今回のマンション建設の件については、特に悪質ということではなくて、やはりきちっ と地元の説明会もある程度開かれておりますし、いいとは思うのですけれども、今後、や はり悪質な景観条例ができて、一応景観条例ができたらある程度の高さを超えるものは届 け出がやはり必要になるということでありますが、その届け出をしても、こういうふうに してくれないかということを言っても無視してどんどん開発を進めていくという、いわゆ る悪質な開発業者に対しては、やはり行政の主体性が問われるということであろうと思い ますので、しっかり今後は主体性を持って取り組んでいただきたいとお願いをして、次の 最後の質問に入りたいと思います。 最後に、大型集客施設の制限についてであります。 先日来から言われております地元紙に「ゆめタウン苦戦、中心市街地活性化ならず」と いうことが出ておりました。出足から非常に厳しいなという感じを受けております。私は これ以上言うつもりはありません。せっかくできた以上はやはり頑張っていただきたいと いうふうに思いますし、中心市街地の活性化にももちろんですが、寄与していただきたい と心から思っております。 商売をしていく上で「マーケティング」という言葉がございます。客観的なデータを科 学的な分析をする、数字の上で分析をしていくということだろうと思いますが、マーケテ ィングの専門家がつくった資料を私は今市長ここに持っております。担当課にお 渡しをいたしておりますが、この資料は2005年に出されたもので、日本政策投資銀行 地域企画部参事役の藻谷浩介さんという方が出されたものであります。この藻谷さんとい うのは、正式な役職名は忘れましたけれども、イオングループのいわゆるアドバイザー的 な役割も果たしておられる方でございます。今、マーケティング、科学的なデータから見 た今の別府市の状態というのが一体どうなっているかというのを、残りの時間は少ないの ですが、ちょっと御紹介をしていきたいと思います。 主要都市圏の最近の人口動態というのから、まず始まります。これは、人口5万人以上 の256都市圏の人口動態ということで調べられております。別府市の場合は、出生者数 から死亡者数を引いたいわゆる人口自然増減率というものと人口社会増減率、これは転入 者から転出者を引いた数で、どちらの増減率から見てもどんどんと減っている。自然にも 減っているし、当然、転出者が多いということになるのかなというふうに思います。 それから、再びふえ始めた別府市内の商業施設ということで、どんどんと商業施設のい わゆる売り場面積というか、そういったところがどんどん今の別府ではふえていますよと いうふうなデータが出ております。しかし、次のページで、ところが「ほとんどふえない 売り上げ」ということで、商業施設全体の売り上げ面積はふえているのに、売り上げはど んどんと減っていっている。加えて課税対象所得額もどんどんこれは減っているというデ ータが出ております。「住民も喜んでいる場合ではない」というふうに書かれておりまし て、施設をふやしたのに売り上げが伸びないので、お店は従業員を減らしてコストダウン に走る。その結果、店の面積はふえているのに商業の雇用は減っていく。以上をまとめて、 どんどんと店舗面積がふえる、しかし従業者数は減っていく、そして課税対象所得額も減 っていくというデータが出ております。 というのはどういうことかというと、課税対象所得額が減るということは、これは別府 市の税収に直結をする問題ですよね。ですから、課税対象所得がどんどんと減っていくと いうことは、いわゆる所得税、お金がどんどん税収として減っていくということをこれは 意味しているのだと思います。 大分の方はいいだろうというふうに一般的に思われがちですが、実は大分市の方が状況 は極端というデータも出ております。大分の方が店舗面積が別府に比べてどんと伸びてい るというのが、このデータで出ております。 加えまして、北九州都市圏、福岡都市圏、それから好調と言われる名古屋都市圏、そし て最悪なのは東京という、こういうデータが出ております。東京ひとり勝ち、東京だけが 繁栄しているというのも、マスコミの大うそですというふうに書かれております。店をふ やしてはいけない理由とかいろいろとこういうふうに書かれております。これはまた市長、 この資料をお届けしますので、ぜひこれを一回ちょっと見ていただきたいのですね。 そんな中、たった一つ伸びている業界があります。それは何でしょうか。それは、定価 販売のコンビニです。コンビニだけは、どんどんと成長しております。ここ一、二年はち ょっとどうかわかりません、これはちょっと前のデータですので。定価販売のコンビニだ けは急成長しております。今一般的に「デフレ、デフレ」というふうに言われております が、デフレというのは消費者に金がなくて高い物は売れないという状況が、これがデフレ であります。しかしながら、今起きているのが本当にデフレだったら、皆さん御承知のよ うにコンビニの価格というのはいわゆる一般の大型の物販施設とは違って定価販売です。 安売りはしません、ディスカウントなしです。では、どうしてそのコンビニだけが成長す るのですかというのが、この問題提起として残っているわけであります。 そして今、別府市のいわゆるオーバーストア状態というのは、ここ最近の状況を見てお りますと、非常に全国でもワーストテンに入るぐらいのオーバーストア状態、これが科学 的なデータで今出されている、これは数字の上でのデータでございます。ではどうすれば いいのかということをいろいろ書いております。これを市長にまた後日差し上げますので、 どうぞ見ていただきたいというふうに思います。 大型集客施設の制限ということでありますけれども、ここ最近オープンした、またはオ ープンを予定しております大型の集客施設、把握している限りどんなものがあるのか、御 答弁ください。

○都市計画課参事(福田茂君) お答えします。 本市での出店状況は、大規模小売店舗立地法によりまして、店舗面積1,000平方メ ートル以上を超えるものとなりますが、平成17年以降では別府駅前のヤマダ電機、楠港 跡地のゆめタウン別府、中山別荘跡地の別府山の手ライフガーデンに7店が出店されてお ります。今後の出店につきましては、現在のところ2店舗の届け出と聞いております。

○7番(長野恭紘君) 過去のやつはありましたが、ここ最近から見るとライフガーデン ですね、それからこの市役所の下にドラッグストアモリですかね、それからプリエール天 寿の杜の葬斎場の前にトライアルですね。これも計画をされております。それから鉄輪、 北中、松川章三議員の地元でありますけれども、ダイレックスが予定をされております。 それから上人には大山商事の跡にツタヤ別府店、それから上人にはマルショクということ で、いろいろと計画をされている。これはいい悪いということではなくて、やはり先ほど 言いましたように、これは別府市の税収にも直接かかわってくる。定住人口等にもこれは かかわってくる問題でございます。適度な競争というのは、これはいいわけでありますけ れども、今は完全にもうオーバーストアの状態だ。全国ワーストテンに入るほどの飽和状 態というのが、これはそんなはずないと言われるかもしれませんが、データの上ではしっ かりとそういうデータが出ているわけでありますから、こういったデータもしっかりと検 証していただいていただきたいな。 そこで、大分市が新年度の議案の中で3,000平米以上の大型の集客施設に対して、 全市ではありませんが、ある程度それが予想されるような地域に対して規制をするという ような提案をしておりますが、別府市の場合はどうなのでしょうか。せっかく商業都市で ある別府市が、大分市がこういうふうなことをやっているのに、別府市もこういうことを やっていかなくてはいけないのではないかなというふうに私は考えておりますが、御見解 をお聞きしたいと思います。

○都市計画課参事(福田茂君) お答えします。 本市につきましては、大規模集客施設の立地制限につきまして、市内の準工業地域、面 積約32ヘクタールでございますが、別府市特別用途地区内における建築物の制限に関す る条例を昨年の9月議会で議決いただき、特別用途地区の都市計画決定とあわせ平成19 年10月9日付で施行されております。具体的には劇場、映画館、店舗、遊戯場などで、 駐車場を除いた部分の1万平方メートルを超える大規模集客施設につきましては、商業地 域、近隣商業地域以外では立地はできなくなっております。 本市でも制限を厳しくしてはどうかとのことですが、用途地域の指定により店舗等の規 模が決まっております。制限をする場合には用途地域の検証、現状の土地利用の調査及び 都市計画法との整合を図ることが必要となります。以上で、都市計画審議会の場でも調査 審議を行ってまいりたいと思っております。よろしくお願いします。

○7番(長野恭紘君) 最後に、せっかくまちづくり条例ともいえる景観条例ができるわ けでありますから、都計審の中でしっかりこのことを議論していく。私も都計審のメンバ ーの一人であります。次の都計審の議案の中に、こういった大型施設の今後の制限という ものも組み込まれていることを、期待しておきたいというふうに思います。 最後の最後でございます。最終日に議長の方からもあると思いますけれども、本当に経 験の少ない私にとりまして、行政の方々から教えていただくことというのは大変に多うご ざいます。部長さん初め課長さん、職員さんがこの3月議会で退職をされるということで ございます。非常に示唆に富んだいろいろなお話を聞かせていただきまして、私としては 大変に勉強させていただきました。これからもぜひお知恵を貸していただくというか、御 指導をお願い申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございまし た。



2008年1月22日

長野の市議会報告

平成19年第4回定例会(12月議会)では、
景観について、機構改革について、ゆめタウン別府のその後について、スポーツ観光について一般質問を行いました。

景観については、別府市が「景観行政団体」に指定され、湯けむりに象徴される素晴らしい景観を残していくため、今後別府市としてどの様に取り組むのかを質問いたしました。

現在別府市は景観計画を策定し、景観が観光資源であり、市民の財産であるという事を認識しつつあるが、取り組みがまだまだ不十分です。

先進地のように、行政がリードして建築物の高さや色彩、形など周囲の景観を壊す恐れのあるものは罰則規定を設け、本気で景観を守る姿勢を示すべきだと指摘しました。

また、最近は大型ではなく中型の商業施設が乱立しています。ゆめタウン別府建設後も、山の手と鉄輪、竹ノ内にも出店計画がある。

この点についても、景観と同時に地元の企業を守るため、今後の中型以上の商業施設建設に歯止めをかけなければならない事、それらを全て含めた「別府市まちづくり条例」を将来策定すべきであるという提案をいたしました。

機構改革については、役所の機構をいかに変えても、現在の縦割り行政の構図を壊して横のつながりを作り、意識の改革をしなければ本当の改革はできない。その意識改革をいかにして実現するかに全てはかかっていると指摘いたしました。

ゆめタウン別府のその後については、2期計画のシネコンや美術館建設について、㈱イズミの社長が、「2期計画は現在白紙の状態」という発言をしたことに対し、その真相を市に厳しく追及いたしました。
「建設すれば過去の約束は全部忘れた」と言わんばかりの㈱イズミの態度は絶対に許せません。
今後も厳しく追及していきます。

また、ゆめタウンオープン時に北小学校のグラウンドを駐車場として貸した事実について、教育施設を1企業の営利活動の為に貸すことなど、到底受け入れられるものではないと説明を求めました。
この件については、ちょうど水サミットと重なり、渋滞による混乱を避けるために警察の指導があったとの説明がありましたが、私個人としては疑問です。

スポーツ観光については、実相寺の人工芝サッカー場が敷設されて1年になるが、その後の利用状況を尋ねました。
たくさんの大会やキャンプの誘致が積極的に行われており、このグラウンドの敷設に努力してきた私としても大変嬉しく思っています。また新野球場が完成しましたが、照明施設や室内練習場の2期計画が進まない限り、プロスポーツの誘致は厳しい旨の指摘をいたしました。

最後に、別府市のスポーツ観光に対しての基本的な考え方をお尋ねしました。スポーツ観光を推進しようとする時、営利目的である興行団体に対しどこまで市が関与できるかが問題になるが、協力できる部分は積極的に協力し、観光客を誘客すべきだという指摘をいたしました。
その後、この質問が功を奏し、巨人対ソフトバンクの2軍公式戦が今年、新野球場で開催される事が決定いたしました。



長野の市議会報告

平成19年第3回定例会(9月議会)では  
議第72号 「株式会社別府扇山ゴルフ場の株主総会における議決権の行使について」
に対し議案質疑をおこないました。

内容は、「別府市が51%出資している㈱扇山ゴルフ場が、韓国企業『大京TLS』に対して第3者割り当て(ある特定の第3者に対して新株を発行して資金調達を行う)を行うので、筆頭株主である別府市として議決権の行使を行う事に議会としての同意を与えてほしい」というものでありました。
つまり、扇山ゴルフ場にお金がないので、新株を韓国企業に買ってもらって資金を得ようというものです。
そのかわり、別府市の持ち株が必然的に減り、筆頭株主ではなくなります。この事に関して、
① なぜ韓国企業なのか?日本企業の中からでも探せば割り当て先が見つかるのではないか?
② この企業は信用できる企業なのか?
③ そもそもこの様に重要な議案を、提案者からの十分な資料提供もなく、1週間で結論を出しなさいと言うのは乱暴すぎるのではないか?
④ これは元々議会の議決が必要な案件ではないはずだ。なぜわざわざ議会の同意を求めてくるのか?提案した執行部の責任を議会にまで負わせる様な意図を感じる。

という内容の厳しい質疑を行いました。
執行部からは、日本企業から数社打診もあったが金額的に折り合わなかった事、このチャンスを何とかモノにしなければ、今後新たな話がないかもしれないという焦りがあった事などの説明がありました。
またこの様な重要案件を、1週間しか時間的猶予がない中で提案することが、結果として議会軽視と捉えられた事に対して申し訳ない、という発言もありました。

採決に対して私は、「この企業に対しての疑問は残るが、資金を調達して問題の解決を図るという手法そのものには賛成せざるを得ない」という結論で条件つき賛成をいたしました。
しかし、扇山ゴルフ場問題は今後が大事です。この答えが適切であったかという事を踏まえ、まだ別府市が大株主である以上はその分の責任も負わなくてはならないわけです。
しっかりチェックしていきたいと思います。



長野の市議会報告

平成19年第2回定例会(6月議会)では
出直し市長選挙について、がんセンターについて、ゆめタウン別府の今後について等を中心に一般質問を行いました。

まず冒頭、浜田市政に対して「筋の通った事をやる以上は全力で応援するが、筋の通らない事をした場合は体を張って阻止する覚悟だ」という私の基本姿勢を申し上げました。

また、私自身も出馬した出直し市長選挙について、その前段として市民から起こった住民投票請求に対しての真相や、その時の市長の対応について厳しい指摘をさせていただきました。

その他、市長の公約の中でも実現が難しいと思われるがんセンターの別府への誘致について、その可能性と現在の取り組みがどの程度行われているか質問し、実現が厳しいという事が改めて浮き彫りとなりました。

ゆめタウン別府の今後については、2期計画で挙げられた歩道橋やシネコン(映画館)建設、地元商店街との回遊性をいかに図るかという㈱イズミの公約が、努力目標ではなく約束事項であるという事を改めて確認させていただきました。

特にシネコン(映画館)の建設については、若い世代を中心に選挙戦の1つの大きな判断材料となったのだから、絶対に実現させなければならないと強く要望いたしました。


長野やすひろのひとこと
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