予算案に異議あり
別府市議会の6月議会が開会された。3月が選挙の関係で暫定的であったために、この6月議会が本予算という位置づけになります。
その予算案の中で、納得できないものがあります。それは観光予算の5千万円。
内容は、市から旅館ホテル組合、そこから旅行エージェントを通じて宿泊客1人につき千円を助成するというものです。
4万人の集客を見込み、4千万円を計上、残りの1千万円は国内観光客への誘客宣伝費。
どこかおかしくありませんか?
確かに、この東日本大震災の影響で3万人以上のキャンセルが出た別府観光には手当が必要です。それは私も度々口に出して訴えてきました。「今こそ基金を取り崩してでも緊急措置を講じるべき」だと。
しかし、私が想定したものはエージェントに宿泊客1人につき千円を渡すようなものではありません。これで本当に別府観光への宿泊客が回復するのでしょうか・・・
これは市民の目から見れば「ばらまき」以外の何ものでもないのでは?
様々な疑問があります。エージェントに千円渡して、観光客がその恩恵を受けることができるのか?それは果たしてどの程度の恩恵なのか?一時的な人気取りのようなことをして、中身が変わらなければ意味がない。「第2弾はこうする」という予算が一体でなくては市民は納得しないのでは?
私は時限的で、使途を明確にした、固定資産税の減免措置を講ずる方法のほうが、同じ予算を使うのであれば効果があると思っています。1年目は経営基盤の安定、2年目は施設整備やサービスの向上などです。
それと同時に公約で掲げた、学生や様々なイベンター達に協力をしてもらい、別府の素晴らしい資源を活かした、砂浜や海浜公園を使っての音楽イベントを年に数回開催してもらい、10万人を宿泊させるプロジェクト!などを開催する。
こんな仕掛けが必要なのではないですか?
今回の予算を見て、思い出すことがあります。
それは中心市街地活性化事業。過去に行われた事業の中心は、空き店舗への家賃補助でした。
それら補助金を入れた店舗は今現在どうなっているでしょう?調べればすぐにわかる事です。
それに似たやり方だなぁと私はつくずく思ってしまうのです。
選挙戦の最中に現実に出ていた話の中で、各団体への補助金をいくらあげる、という具体的なものもありました。
真相はわかりませんが、具体性のない計画を出せば、そんな噂話も「本当なのでは?」と捉えられてしまいます。
行政も、各団体も心しておくべきだと思います。
また議員たちは、この補助金に何の疑いも抱かずに通してしますのでしょうか。
せめて、今後の根本治療的な計画も、付帯ででも付けて可決するくらいの意見が出ても良いのではと期待しています。
それでは今日はこのへんで。今週来週は市議会をチェック!
予算議案では緊急誘客対策事業補助金5千万円を計上している。別府観光は東日本大震災発生から3月末までに3万3千人の宿泊キャンセルがあり、うち外国人は1万人、旅館ホテルは大打撃を受けた。
このため、別府市旅館ホテル組合連合会は誘客促進事業を計画、市は連合会を通じて旅行エージェントに宿泊客1人につき千円を助成することにした。今年7月から来年2月までに貸切バスを利用する20人以上の団体が対象で、市は4万人の送客を見込んで4千万円を確保、残る1千万円は関西、四国への誘致宣伝旅行費に充てる。
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