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上海万博 公式訪問団 総括

少し遅れてしまいましたが、以前からお知らせしておりました別府市の上海万博 公式訪問団の私なりの総括をさせていただきます。
皆が揃って今回のイベントを、『成功した!成功した!』とはしゃいでいるのを少し冷静な目で見ています。

その理由をいくつか述べます。

少なくともかけた金額の割に、イベントでの別府のアピールは十分出来ませんでした。
それはイベントスペースがものすごく狭く、一度に入る事ができるのはせいぜい250名程度。入れ替わり立ち替わりがあってもワンステージで延べ500名がいいところだと思われます。
それが一週間続いても3500名程度のお客さんに見てもらったに過ぎません。10億人のマーケットの開拓がこれで十分だったのか…

ならば夜に唯一、一度だけ行われたエージェントなどを招いてのレセプション、『別府観光の夕べ』で別府を売り込むしかない。しかし、このレセプションはお客さんよりも日本人だけが勝手に盛り上がり、結局多くのお客さんに不愉快な思いをさせるレセプションとなってしまった。申し訳ない思いです。
ホスト役としての仕事を何と考えているのか

また、公費で派遣されている方々が、公式行事を欠席して、自由行動をしているとの指摘もあり、その点も責任問題が問われかねない。

その様な中、市役所の観光課の方々、観光協会の職員のご苦労には本当に頭が下がる思いだった。事前に送っておいたはずの荷物がどこにあるかわからない等のハプニングの連続で、食事も睡眠も取らないまま働きずめで大変な思いをされているのを目の当たりにして、職員皆がこの様な使命感を持って働けば、別府のこれからも明るいなぁと光明が見えた。

踊りを披露していただいた商工会議所女性会の方々にも感謝を申し上げたい。
随分前から稽古を重ね、万博会場では雨でびしょ濡れになりながらも浴衣姿でパンフレットを配布し、レセプションでは稽古の成果を十分に発揮していただき、花を添えていただきました。女性会の方々は、今回自費で参加していただいたとお聞きしていますが、女性会にこそ公費での補助を出すべきではなかったかと、今更ながらに思っています。

全体的に批判が多かったかもしれませんが、やはり税金で訪問するのですから、悪いものは悪いとハッキリ誰かが言うべきだろうと思います。そして、この教訓を生かし、今後の誘客活動に有効な手段は何かを戦略的に考えていくべきでしょう。

別府の就業人口の約八割はサービス業に従事している方々です。やはり観光振興しかないのです。国内の誘客にも限界があります。これからは外貨を稼いで、そのお金で市民に満足できるサービスを提供するしかないのです。これからの一期四年間は、今後の別府の50年先、100年先の未来を占う四年間です。
私にも自分にしかできないと考えている目標やビジョンがあります。残りの任期、その事を精一杯訴えていきたいと思います。


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