最近の…
よく『最近の若者は…』という言葉を聞きますよね。古くはクレオパトラの時代の古文書にもこの言葉が書かれていたとか。 いつの時代にも共通の問題はあるということでしょうか。
しかし、最近私が目にする事が多い現実と、今朝見た新聞のコラムが偶然にも意見の一致をみたので書いておきたいと思います。
私、最近情けない事に体調が芳しくなく、病院に何度か通った事がありました。大きな病院でしたし、季節的な事もあるのでしょう、各検査の入口前の待ち合い席はほぼ満席です。
しかし、奥から詰めればまだまだ席に座れる所がありました。その間にも次々と患者さんがやって来ては青い顔をして立たされて待っている。雰囲気的に『席をもう少し詰めてくれよ』という空気を察しながら、頑として譲らないというのは周囲から見ても明らかでした。残念ながら、一度ではなく通院する度にこの風景に遭遇してしまった。しかもそれは全てが男女問わず、50代〜70代と見受けられる方々でした。逆に若い人たちが、席を詰めたり譲ったりしている光景に出くわし、とても清々しい気がした。
まぁ、たまたまその時にあたったのだと言われたらそうかもしれませんが、先ほどの新聞掲載のコラムを引用してみる。
『近ごろの若いモンを尊敬しています。仕事でよく旅をするが、電車の隣の女子高生はずっと図書館の本を読み、席を離れる時は目礼をした。福岡市内のバスは朝からいっぱいだったが、老人が乗ると鼻ピアスの男の子が席を譲った。ところが、同じバスの中年女性はわざと通路側に座り、譲らない。電車内で座席に荷物を置いたおば様に「2人分の料金を払っているなら許す」と言うとイヤな顔をされた。歌手の宇多田ヒカルは日米を移動する際、通常の20倍は高いファーストクラスの周囲を買い占めて孤独を守っているというのに。海外に行くと自分のマナー度が試される。エレベーターでドアを開けて入る人を待ち、いつも笑顔の人たち。ほんの30年前に普通だった日本のマナーが忘れ去られている。こんな日本に誰がした。はい、責任者は教育を忘れた国であり私らメディアとアナタです』
とまあこんな感じなのですが、これはあくまで一例でしょう。まだまだ若い連中のマナーの悪さも目立ちます。しかし、私が実際に目にした病院での例と、このコラムの意味するものは?私には思いやりであったりマナーの低下が日本全体に蔓延してきている証拠ではないかとハッとさせられます。私もまだまだ若いと言われますが、そろそろ下の世代からも見られている立場になりつつあります。
同様に人生の先輩方も常に小さな事かもしれませんが、下に続く若い世代から見られているということなのでしょう。こんなことを機会にして今一度、私も気を付けなければいかんと気合いを入れ直しているところです。


